社員会議の後で:博多中洲のもつ鍋が、神戸三宮でもありました。

五臓六腑で もつ鍋料理

社員会議の後で、もつ鍋を食べながら、プレゼンテーション能力を高める話しになりました。

社員会議が終わって、晩ご飯です。どこに行こうか迷います。三宮の食事処は、阪急三宮高架より北側に集中しています。

あてのないまま飲食街を歩いて、博多中洲の五臓六腑のお店を見つけました。

博多のホルモンは美味しいのです。以前に、博多の越後屋でもつ鍋を食べた事を思い出します。

暖簾を分けて中に入っていくと、お店はいっぱいのようで、席が空くまでしばらく待たされました。

レジの前に貼ってある、第二回KOBE豚まんサミット2012のポスターが目を惹きます。

豚まんサミットがあるなんて知りませんでした。なんだか行ってみたくなるような、楽しそうなイベントです。

五臓六腑の二階の部屋に通され、今夜の食事は、もつ鍋になりました。

最初は飲み物を注文して、お通しが出てきます。追加のお通しにキムチの盛り合わせをお願いしました。

夕食を食べながら、月例会議で話したことを、もう一度牛の反芻の様に繰り返します。

新しいメンバー2人がオブザーバーとして出席して、社員の皆さんの発表・報告を聞いていると、プレゼンテーション能力を高める必要があるという意見がでました。

そういえば、松葉博雄も大学院で研究をして、学会で研究成果を発表する時には、プレゼンテーションの練習を相当やりました。

短時間で要領良く発表する事が良いのですが、そこまでプレゼンテーション能力を高めるには練習が必要です。パワーポイントを使った場合は、パワーポイントの文字が多すぎ無い事や、書いてある文字の棒読みにならないように練習が必要です。

せっかく時間とお金をかけて皆で会議をしても、発言や提言がなければ、実りのある会議にはなりません。実のないことを、花で例えれば『山吹』といいます。

太田道灌が突然の雨に困り、立ち寄った農家に雨除けの箕の傘の借用を申し入れたとき、対応した少女は、山吹の花の一枝を箕の傘の代わりに差し出しました。

太田道灌は、この山吹の枝が何の答えになっているのか分からず、家来に尋ねたところ、「殿、それは山吹の枝に託した、山吹の花に意味が御座います」

「なんじゃそれは?」と、太田道灌は困ってしまいます。家来は続けて言います。「七重八重 花は咲けども 山吹の み(実)の一つだに無きぞ悲しき」と、和歌に掛けて、箕の傘と、山吹の箕が無い事を、山吹の枝で答えたそうです。

我が社の会議も実がなければ、山吹の花になってしまいます。山吹の花は咲いても、山吹の花には実がならないのです。会議をしても、実がなければ山吹の花になってしまいます。

もつ鍋の仕上げに麺を入れて、出汁をたして、もつ汁そばになりました。

2012年11月3日(土)