中華料理 麒麟で偶然聞いた、隣の席の奥さんの愚痴です。30年も我慢してきたそうです。
中華料理 麒麟 隣の席の、奥さんの愚痴です。30年も我慢してきたそうです。30年も我慢した割には、栄養状態が良いように見えました。中国料理 麒麟(1)
中華料理 麒麟で偶然聞いた隣の席の奥さんは、旦那さんと娘夫婦に向かって、旦那さんの愚痴をこぼしていました。30年も我慢してきたそうです。30年も我慢した割には、栄養状態が良いように見えました。
松葉博雄の長男が、リッキー君を連れて顔を見せてくれたので、夕食を一緒に行く事にしました。選んだ店は、中国料理 Kirin 麒麟です。思い出すのは、2008年11月に麒麟で、りんりんの四十九日の法要をしたことです。
駐車場がないのが残念ですが、味はとても良くて、いつも予約でいっぱいのお店です。麒麟の仕組みで上手なのは、時間制をとっている事です。
着席順にそれぞれのテーブルから注文を聞いていると、効率の良い料理は出来ません。そこで、始まりを6時とすれば、予約のお客様は6時迄に着席し、各テーブルから注文が同じ時間に集まり、厨房では同じ料理を繰り返して作る事はありません。まとめて料理を作る事、これはとても効率的です。
飲み物はアサヒスーパードライにすることにしました。紹興酒もよく売れています。
麒麟のお通しは、いつもシジミです。香りの良い調味料で味付けをしています。
棚の上には、麒麟の小さいお人形がいくつも並んでいます。これが意外に活躍するのです。少し深く考えると、漢字の麒麟と、動物のキリンは、意味が違うように思います。
料理を待っている間に、次に出てきたのは、茄子の冷製です。
いよいよ、本格的な中華料理です。中華風鯛の造りで、餃子の皮と、ピーナッツ、大根のつま、香菜を混ぜて、お醤油を使わないで食べます。この中華風鯛の造りを、神戸で初めて食べたのは、海皇(ハイファン)でした。
次は水餃子です。皮はとても薄く、お腹の負担を軽減しています。
リッキー君はまだ1歳なので、大人と同じ食事はまだ出来ません。そこで、リッキー君のお母さんがリッキー君専用のお弁当を作ってくれています。
リッキー君のお父さんは、時々自分が食べるのをストップして、リッキー君にお弁当を勧めています。
隣のテーブルから、親子連れ4人の声が聞こえてきます。どうやら娘と、その旦那さんのようです。どこの家も、ある程度年齢が高くなると、奥さんの言いたい事が言える時がやって来ます。
この家の奥さんは、若夫婦に向かって、私は30年も我慢したと言っています。それを隣で聞いてる旦那さんの方にも同情します。やはり我慢はお互いだと思います。
白沙えびが出た頃、隣の若夫婦のお嫁さんの方は、近々出産の予定である事が分かりました。分かったのは、リッキー君に隣の席から声がかかり、「うちも来月に娘に子どもが生まれるんです」という会話がきっかけです。
その話を聞いたお店の女将さんは、先ほどの棚の上にあるキリンの人形のなかで、目下妊娠中のキリンを選んで、妊婦さんの所に持って来ました。
キリンのお腹をなでると、安産だという言い伝えを言って、若夫婦の目下の関心を、お店のキリン人形に惹き付けます。妊婦さんは、麒麟の人形のお腹を撫でて、安産を願っています。
これを見ていると、なんと上手なサービスだなぁと感心しました。これが心配りです。
2012年3月18日(日)