兵庫県のカーネーションは全国4位の出荷 そのうち9割は淡路島で栽培、

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園芸農家  カーネーション栽培農家見学 淡路市浦 井上雅俊さんのスタンダードカーネーション 景観園芸学校 受講記(60)マスターコース⑤ 

カーネーション栽培農家

淡路市浦 井上雅俊さんの

スタンダードカーネーションを見学に行きました。

カーネーションの温室で、分かり易く、

熱心に、カーネーション栽培の説明を聞かせて頂きました。

井上雅俊さんは、農業後継者としては、三代目だそうです。

淡路市の井上雅俊さんは、

先端的花き経営発展コース」に参加したことを発表しました。

世界的な視野で花き産業をとらえ、

自らの花き経営を特徴あるものに

発展させていくための講義等の内容を説明しました。

ブログもあって、詳しく記載されています。

 

カーネーション栽培 1.経営の概況

県北淡路農業改良普及センター(同市志筑)によると、

島内では花卉農家52軒が約9・7ヘクタールで栽培しています。

県のカーネーション出荷量は全国4位で、

うち9割以上を淡路産が占めています。

16農家が同農協を通じて年間200万本出荷し、

うち50万本が5月に集中しています。

井上さんの温室では、

栽培品目はスタンダードカーネーションに専念しています。

経営規模は、ガラス温室で1000平方メートル

ビニールハウスで600平方メートル

リースハウスで1000平方メートルあります。

需要期は母の日です。

母の日に向け 淡路島でカーネーション出荷最盛期

カーネーション栽培 2.経営努力

6月下旬に購入した苗を

10アール当たりおよそ24000本定植し、

10~5月までに収穫・出荷をしています。

ガラス温室とビニールハウスを組み合わせた

栽培をしていてガラス温室は冬場に加温し

継続的に出荷していますが、

ビニールハウスでは無加温栽培を行い、

主として秋・春に出荷しています。

淡路の年間を通した出荷体制を目指して

夏の出荷にも挑戦しています。

カーネーション栽培 主な栽培品種

主な栽培品種はオズボーン(赤)

ひとみ(桃)アップルティー(Lオレンジ)などです。

カーネーション栽培 養液土耕栽培システム

ガラス温室では養液土耕栽培システムを導入しています。

カーネーションにはダニが発生して

カーネーションを傷めるため

ダニをダニを使って科学合成農薬に頼らない

防除体系(IPM)に取り組んでいます。

天敵ダニでハダニ退治――井上雅俊さん(兵庫・淡路市) – 全国農業新聞

兵庫県淡路市でカーネーションを栽培する井上雅俊さん(35)は、
 
食害をもたらすハダニを防除するため、
 
生産者、メーカー、普及センターと協力し
 
2年前に天敵ダニを本格導入した。
 
花き栽培での天敵導入例は珍しいが、
 
実際の効果は大きく、注目を集めている。 

 

出荷については淡路市浦地区の6名のカーネーション生産者で

同一の規格を決め大阪方面の花き企業に出荷しています。

カーネーションは、出荷すると、

連作障害を防ぐために土壌改良に励んでいます。

一度カーネーションの畑を耕します。

全てのカーネーションの株を、片付けるそうです。

その後、畑の土を消毒して、

肥料を加えて、PHを整えます。

カーネーションの苗を買ってきて、

再び苗を植えて、カーネーションを三ヶ月ほど育てて、

花を咲かせるそうです。

カーネーションの育て方については、

NHKの「みんなの趣味の園芸」を参照して下さい。

カーネーションの最低温度は13度です。

最高温度はブラス10度程度なので、

暖房と直射日光による温度上昇をコントロールしています。

淡路市の東浦地区は温暖な気温のため

加温は比較的恵まれているそうですが、

燃料代は、10年前に比べると3倍も高騰しています。

このため、1坪80本が普通に対して、

井上さんは1坪120本のカーネーションを育成して

加熱費の高騰に適応しています。

ダニがカーネーションの葉を食べるので

ダニ退治が大きな問題となります。

薬を使わないで、ダニを食べるダニを使って駆除しているそうです。

夏場の蛾の対策は、照明殺菌灯を使う対策をとっています。

カーネーションも、他の花と同じように

コロナのために大きく影響を受けているそうです。

 

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2021年12月12日(日)