夫の小遣いは?標準的な夫の小遣いは、どのくらいでしょうか?

夫の小遣いは、年収に対して、平均でどのくらいでしょうか?中国料理 麒麟(2)

夫の小遣いは、所得に対してどのくらいでしょうか?自分で稼いで、奥さんに渡し、お小遣いをもらうというシステムでは夫が財布を管理していません。

30年も我慢してきたという、隣の席の奥さんの発言に、松葉博雄と奥さんはお顔を見合わせて笑っています。自分だけ一人我慢してきたと、他の人に言うと、なんだか言われている人へ同情が移るようです。

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白沙えびの皮を剥ぐと、手はべたべたするので、フィンガーボウルで手を拭くように、用意してくれています。このフィンガーボウルには、レモンが添えられていて、これをスープと思って、飲む人もいるようです。

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松葉博雄の場合は、フィンガーボウルも要りません。下請けの奥さんが白沙えびの殻を剥いでくれます。

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コース料理を注文したので、周りの席の皆さんと同じ様なメニューが、同じ様な速度で、次々に料理がでてきます。次の料理は、ホタテと野菜と筍の炒めです。

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リッキー君は、お母さんに作ってもらったお弁当を食べています。まだ、あれも食べたい、これも食べたいと、食べ物に対する意見を言う歳ではないようです。

油菜芯です。偶然に座り合わせた、30年我慢しているご夫妻となんとなく会話が弾み、昔演歌であった、三波春夫の『チャンチキおけさ』の世界になりました。

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飲みながら、食べながら、知らぬ同士のその話題は孫の話です。お父さんになる人は、「うちはスパルタ教育でいく!」と宣言しています。

リーダーシップを宣言しているお父さんになる人は、妊婦さんから、「~君」と、君付けで呼ばれています。これで、子どもに厳しく教育が出来るかなぁと、少し心配です。

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麒麟の厨房は席から少し離れていて、料理人の包丁さばきが遠くからはハッキリ見えません。たった一人で、およそ20人の料理を作っています。見ていて動きに全く無駄がありません。

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これが出たらそろそろ終わりかなぁと思うのは、牛細切と白葱レタス包です。松葉博雄の息子にも、少しお愛想が必要です。息子に、小遣いはどうなってるのかと尋ねてみました。

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松葉博雄の子育て時代は、財布は全て、松葉博雄の管理でした。こんな財政管理が今の時代に通用するかどうかは分かりません。あまり強い事をすすめて、その結果、息子の奥さんから、30年我慢してきたと言われてきたら気の毒です。

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料理が後になるほど、料理の味付けが辛くなってきました。次のメニューは、たら白子の麻婆豆腐風です。たらの白子がたくさん入ってます。

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もう、お腹いっぱいになりました。でも、コース料理なので、まだ、メニューは続きます。次は、中国湯葉と高菜炒です。そばのように見える細い食材は、実は、湯葉です。

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海鮮やきそばが二皿用意されていましたが、一皿で十分でした。大人4人でコース料理を頂いて、およそ1万8千円です。予約がなかなか取れないのが難題です。

中国料理 Kirin 麒麟
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2012年3月18日(日)