春を感じる 確実に季節は巡り 春は少しずつ近づいています
投稿No:10164
春を感じる 確実に季節は巡り 春は少しずつ近づいています
春を感じる
二十四節気のひとつである
「立春」が訪れました。
春を感じるのは、食べ物では
海の幸のワカメからです。
2月の極寒のなか、
わかめの成長は始まっています。
海岸には、わかめが打ち上げられていて
潮の香りのするワカメを拾うと
春を感じます。
啓蟄(けいちつ)
啓蟄が過ぎると、
家の中にも、アリが入ってくるようになり、
甘いものを放置しておくと、
蟻がたかることがあります。
驚いたのは、粕汁にいれる塩鮭に、
蟻がたかることです。
最近のアリは、砂糖と塩を間違えるのでしょうか?
そんなわけもなく、塩鮭と言いながら、
実は、甘鮭でしょうか?
春を感じる 水仙の開花から
淡路島 灘黒岩水仙峡(なだくろいわすいせんきょう)
日本三大群生地の一つに数えられる水仙の名所です。
1月を中心に、12月下旬から
翌年の2月下旬まで見頃を迎えます。
水仙が咲き始めると、
春は可視化してきています。
春を感じる 梅の開花
やっと、梅の見頃がやってきました。
今年の2月は少し寒いのか、
例年の2月より、梅の開花が、
遅れているように思います。
中国の暦では、立春を一年の始まりとし、
古くからこの日を特別視していました。
日本でも、立春は新しい季節の始まりとして、
節分の翌日に訪れる大切な日です。
暦の上では
春の始まりを告げる日ですが、
今年は最強、最長とも言われる
寒波が日本列島を襲い、
各地で厳しい寒さが続いています。
ニュースによると、本州付近は
冬型の気圧配置が強まり、
上空に非常に強い寒気が
流れ込んでいるようです。
朝晩の冷え込みは特に厳しく、
兵庫県でも北部では、雪が降っているようです。
南部は瀬戸内海の温暖な気候なので
今年は雪こそ振っていませんが、
ここ最近、毎日とても寒いです。
2023年には、
積もるほどの雪が降ったのを思い出します。
(過去ブログ:10年に一度の寒波 明石海峡雪景色)
立春を迎えてもなお、
冬の名残を色濃く感じます。
気象庁の発表によると、この寒波は
長期間にわたる見込みであり、
まだしばらくは春の暖かさを
実感するのは難しそうです。
私の住む淡路市岩屋も、とても気温が低く、
強い北風が吹き付ける日が続いています。
普段は温暖な地域でも、
寒さが一層際立つ冬となっています。
寒さはまだ続いているものの、
ふと空を見上げると、
夕暮れの時間が少しずつ遅くなり、
日が段々と長くなってきたのを感じます。
その変化に気づくたびに、
春に一歩一歩近づいてきているような気がして、
心が少し軽くなるような思いがします。
「立春」という言葉には、
冬が終わり春が始まるという
意味が込められています。
実際には寒さが続いていても、
この日を境にして、
少しずつ季節が移ろい始めるのです。
寒波の影響で冷え込みが厳しくても、
自然界では春の兆しが少しずつ現れています。
我が家の梅は、まだまだ咲いていませんが
よく見ると蕾が段々と大きくなってきています。
もう少しで咲きそうです。
水仙は、少しずつですが咲き始めました。
もう少しすれば、
昨年の秋に植えた、フリージアやユリも
芽が出始める頃と思います。
春になったら、綺麗な花畑になるように
願いを込めて植えた球根です。
花畑になるにはまだまだかかりそうですが
とても楽しみにしています。
(過去ブログ:春の夢を語りながら フリージアの球根植え)
寒さのピークもあと少しで、
立春を過ぎると次は
雨水の節気がやってきます。
雨水の頃になると、冬の冷たい空気に
少しずつ春の気配が混ざり始めます。
雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降る
という意味合いからその名が付いています。
立春を迎えたとはいえ、
まだ冷たい風が吹き、
冬の厳しさを感じる日々が続いていますが
確実に季節は巡り、
春は少しずつ近づいています。
まだしばらくは冷え込む日が続きそうですが、
寒さの中にも小さな春を見つけながら、
ゆっくりと春を待ちたいと思います。