【社長経営学】58 北居明ゼミの合宿 研究報告で論文作成への 意欲と速度を高め合う

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北居明ゼミの合宿で研究報告 論文磨く 論文作成への 意欲と速度を高め合う【社長経営学】シリーズ58

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合宿で論文磨く 

研究活動は次第に熱を帯びてきます。

修士論文の提出期限は決まっています。

期限に追われた論文作成は

次第に、時間との闘いになってきました。

北居ゼミではゼミ生全員が

参加する夏合宿をして、

さらに論文の完成度を高めました。

おもしろいことに、

このような行事を行うと、

いやがうえにも論文作成への

意欲と速度が高まってきます。

合宿所は春日野荘という、

奈良県の学校共済組合の宿泊所です。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

参加者が揃って昼食を済ませるとさっそく、

修士論文に取り組んでいる

2年生から発表が始まります。

初日の報告者は大谷忠久さん、

薗田章恵さん、谷原義永さん、

古田克利さんと私の5人でした。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

私の発表は

顧客満足と従業員満足が、

何らかの要因でつながるのではないかという

「良循環経営モデル」の報告です。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

2つの満足を両立させる要因は

先行研究でもまだ不明で、

研究を進めて明らかにできたら

独自性のある論文になり得ます。

論文の研究テーマは、

独自性と新奇性を求められます。

独自性と新奇性とは

「この研究はまだ誰もしていません。

私が考えました」ということです。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

激しい質問や指摘を経て報告が終わると、

皆さんぐったりとしつつも

一つの達成感に満足し、

軽い幸せな気持ちに包まれます。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

一番大変なのは

指導教員である北居先生です。

それぞれの報告に対して先行研究を示し、

参考文献を紹介し、

テーマの妥当性をコメントするのですから、

8人を相手にぐるぐる回りながら、

同時に将棋か囲碁を

進めていくのと同じような状況でした。

大阪府立大学大学院北居ゼミ合宿

対戦相手は先生が打った一手を目前にして、

もんもんと悩みながら

次の一手を考えていくことになります。

それはもう、大変なことです。

皆さん、ご苦労さまでした。

お疲れさまでした。

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