「お客様、患者様、スタッフの気持ちに 寄り添っていきたい」朝礼優秀賞 2023年1月

投稿No:9797

「お客様、患者様、スタッフの気持ちに 寄り添っていきたい」朝礼優秀賞 2023年1月

2024年1月の朝礼優秀賞は

松葉眼科の有野さんと中山さんの2名でした。

まずは、有野さんの朝礼スピーチからご紹介します。

有野さんは、社会人一年目のときに勤めていた

会社の社長からかけて頂いた言葉に

勇気づけられた時のことをお話してくださいました。

朝礼優秀賞の評価

有野さんのコメントは、

阪神淡路大震災の記念日を迎えるにあたり、

犠牲者への哀悼と生き残った者としての

感謝の気持ちを表現することから始まります。

個人的な成長の物語を通じて、

「寄り添う」ことの重要性を強調し、

震災からの教訓を未来への行動指針に変えることを提案しています。

このコメントは、個人としても職場としても、

共感と支援の精神を育むことの価値を示す

優れたコメントと評価しました。

 

有野さんのコメント

今日は阪神淡路大震災発生から29年を迎えました。

生かされた感謝の気持ちと、

犠牲者の方に謹んで哀悼の意を表します。

この日に「気持ちに寄り添う」をテーマに

お話したいと思います。

私が右も左もわからない社会人一年目の時、

必死に頑張るも、上司や先輩方の仕事力、

考え方、話し方すべてに圧倒されて

出来ない自分を惨めに思っていました。

そんな時、当時いらっしゃった社長が

お声を掛けてくださいました。

「あなたと私は同等です。しかし私はあなたより

色んな経験をしてそれを強みとして持っています。

ただその差があるだけです。」

「そしてその経験を武器にして偉そうにしたり、

蹴落としたり意地悪をしてはだめだ。

相手の気持ちを考え、自分の学びを活かして

人生の素晴らしい先輩になりなさい。」

この時、不安が和らいだことを覚えています。

私の気持ちに同情するでもなく、

叱るでもなく、分かりやすい言葉で

気持ちに寄り添い進む道先を照らして

背中を押してくださいました。

頂いたお言葉を活かして、

お客様、患者様、スタッフの気持ちに

寄り添っていきたいと思いました。

そして、大震災からの復興には、

寄り添いの気持ちと協力し合う

人々の力が大切だと学びました。

中山さんの朝礼スピーチの評価

中山さんの朝礼でのコメントは、

卓越した顧客サービスの実例を通じて、

接客がビジネス成功において

どれだけ重要であるかを強調しています。

従業員は、自らの経験から得た教訓を共有することで、

同僚に対しても顧客サービスの価値を再認識させ、

職場全体のサービス水準の向上を促しています。

この体験は、素晴らしい顧客サービスが個人の成長、

チームの士気、そしてビジネスの成功に

どのように貢献するかの素晴らしい証です。

 

中山さんのコメント

先月、京都で有名なうどん屋さんに行ってきました。

外で待っている間、寒いでしょうからと

お店の方が温かいお茶を出してくださいました。

また、注文も事前に聞いて下さっていたので、

私達が席へ着くやいなや

すぐに料理を提供して下さいました。

グラスが空になっているのに気づいて

お茶を注ぎに来てくれたり、

メニューには書いていない

杏仁豆腐を最後に提供してくれたりと

驚きの連続でした。

店内満席で忙しいのにも関わらず、

店主の方が、お会計時に

わざわざ奥から出てきて

挨拶をしてくださいました。

うどんの美味しさに加えて

接客がとても素晴らしかった為、

本当にこのお店に来て良かったなと感じました。

接客が素晴らしいお店は、

そのお店全体の評価を高め

リピーターの獲得にも繋がると思うので、

私も丁寧で気の利いた気配りができるような

スタッフになりたいと思った出来事でした。

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