南国でなくてもバナナは育つ 温室でバナナ栽培 みんなに絶賛の美味しいバナナ
投稿No:9670
南国でなくてもバナナは育つ 温室でのバナナ栽培 みんなに絶賛の美味しいバナナ
先日、テレビを見ていると
福岡県行橋市新田原地区の果樹農家の
橋口俊徳さんが、いちじくを育てている
農業用ハウスの一角で5年前から
バナナの栽培を試験的にはじめていると、
ニュースで流れてきました。
ハウスで試験的に栽培しているバナナが実り、
収穫が行われているようです。
一つの房には
およそ200本の実がなり、
重さは20キロから30キロもあるため、
橋口さんは妻の直美さんと協力しながら
鎌で切り取って収穫していました。
収穫したバナナは1週間ほど置くと、
熟して食べ頃になるそうです。
現在は、試験的に
栽培しているバナナですが、
直売所などで買い物客に
試食してもらうことにしていて
早ければ来年から出荷を始めるそうです。
小ぶりなバナナですが、とても甘いと
仰っていました。
(参考:NHK)
バナナは南国でしか育たない
と思われがちですが、
実はそうでもありません。
私も自宅の温室でバナナを育てています。
良く行く沖縄では、個人の庭や畑に、道端に
バナナが自生しています。
身の回りでバナナを収穫できることは
とても、羨ましいことです。
それを、神戸や淡路市で出来たらいいな、
と思うことが私の夢で、
バナナ栽培の始まりでした。
そこで、自宅の庭に
アルミ温室をつくり、
温室でバナナを育ててみることにしました。
温室では、鉢植えと、
地植えの両方でバナナを育てます。
鉢植えは、夏は温室から出して、
外で直射日光に当てて育てました。
目標は、バナナの実を自宅でで収獲することです。
(過去ブログ:淡路市の自宅で バナナ パパイヤの栽培 )
植えたバナナは
小ぶりな種類の三尺バナナです。
あまり大きくなる種類のバナナだと
成長したときに温室の中に
納まらなくなる可能性があるからです。
アルミ温室の中に植えたバナナの苗の
成長する様子を見守りながら、
実際に実が収穫出来るかどうか、
とても楽しみに、育ててきました。
植えた時には小さかったバナナは
どんどん大きくなり、花が咲きました。
一体どのくらい大きなバナナに育つのか、
食べられるほどの大きなバナナに
なってくれたらいいのですが、期待は高まります。
バナナの花は虫が自然受粉
バナナの花は、アルミ温室の入り口は開放して、
虫に授粉してもらいました。
また、バナナは肥料が収獲に大きく影響すると
沖縄の人達から聞き、肥料を撒き、大切に育てました。
すると、小さな房は、少しづつ成長して、
バナナらしい形に育ってきました。
そして、とうとう私の夢が叶ったのです。
バナナの初収穫です。
大きさは15センチほどのバナナで、
食べてみると、とっても甘いのです。
市販のバナナとは全く味が違います。
こんなにも美味しくできるものかと、
驚きながらも、とても嬉しい気持ちになりました。
ご近所の方や、家族からの
評判もとてもよく、
みんなに絶賛をいただきました。
沖縄から苗を持ち帰り、アルミ温室の中で、
暖房もしながら手間暇かけて、育てたバナナは
とても美味しい実を付けてくれました。
中庭にバナナを植えると
温室以外にも、中庭にバナナを植えてみました。
天井のガラス越しに日光が差し込むので
バナナの木はどんどん成長して
5メートルほどの高さになり
枝葉は広がって、白い壁に樹液が付くようになりました。
バナナの樹液は、なかなか取れません。
専門家に来てもらい、クリーニングしました。
これでも、成長は止まらないので
とうとう、バナナを伐採したことがあります。
このように、南国でなくても
設備さえ整えれば、バナナを栽培し、
収穫することができるのです。
以前、岡山県産のバナナもただいた事があります。
(過去ブログ:なんで岡山で、バナナが?)
バナナを自宅で育てるのは
最初は大変でしたが、とても楽しいです。
私のバナナの育成記録は
こちらで詳しく紹介しているので、
ぜひご覧になってください。
▶やっと夢が実現しました。バナナ収穫物語