沖縄から沖永良部島へ移住した 友人宅訪問 ガジュマルの大木 バナナ パパイアに囲まれて  

投稿No:9589

沖縄から沖永良部島へ移住した 友人宅訪問 ガジュマルの大木 バナナ パパイアに囲まれて  

沖縄 恩納村前兼久

朝日会で知り合った片山正喜さんは、

沖縄から沖永良部島に引越ししました。

今回、沖永良部島に旅行で来たので

片山正喜さんに連絡して、

お家へ訪問することになりました。

片山正喜さんのお家は、

長年人が住んでいなかった

雑草に埋もれた廃屋を家主から借りて

自分で住めるように手入れしたお家です。

元の状態は、とても人が住めるような

状態ではなかったそうですが、

ご近所から草刈り機を借りて、

雑草を取り払い、

家の前の広場を開拓したそうです。

家は、木造平屋建てで

20年近く人が住んでいなかったので

大変な状況を、一人で改造したそうです。

家の周りは、ガジュマルの大木が

ガジュマルの大木が茂っているので台風が来ても、

風よけで家を守ってくれています。

トイレもお風呂も

他人の助けを借りずに自分で改造したので

相当な期間がかかったようです。

工事中は沖永良部の公営住宅に

数か月仮住まいして

そこからお家の改造に通ったそうです。

今では、家の周りに烏骨鶏を飼って、

毎日、烏骨鶏の卵を食べているそうです。

ご近所の人から、烏骨鶏を分けてもらい、

そこから少しずつ

烏骨鶏の数を増やしてきています。

これまでに、烏骨鶏はネコに襲われて

食べられた時もあったそうですが

今は、夜になると

烏骨鶏を鳥小屋に入るようにして

猫の襲来を防いでいます。

昼間は、庭に放し飼いの状態です。

烏骨鶏のオスも3羽交えているので

卵は有精卵です。

メスの烏骨鶏は卵を抱いて温めようとしていますが

全部、ひよこになったら大変なので

ほとんどの烏骨鶏の卵は食べて、

少しだけ、メス鳥に卵を抱かせています。

家の周りには、パパイヤの木が

何本も茂っています。

野鳥がパパイヤを食べて、

フンをすると、そこから新しい種が地面に根を張り

新しいパパイヤの木が育つそうです。

沖永良部島のあちらこちらに

持ち主のないパパイヤの木が育っていて

パパイヤの実をつけています。

そのパパイヤは持ち主がないパパイヤなので

勝手に採って食べても

誰からも文句が出ないようです。

片山正喜さんのお家にも、

完熟のパパイヤが出来ていたので、

パパイヤの実を切って、

食べさせてもらいました。

完熟なので、

とても甘くて美味しさに感動しました。

淡路の私の家でもパパイヤを育てていますが

沖永良部島のような自然な状態で

どんどん実が付くようなわけにはいきません。

(過去ブログ:淡路の自宅で収穫したパパイヤの実

沖永良部島にきて、片山正喜さんは

犬をまた飼い始めました。

今回の犬は沖縄のときと同じ名前で

その名は、リーです。

沖縄のリーも、沖永良部島のリーも

どちらもメスです。

沖永良部島のリーは目が少し赤くて、

変わった目をしています。

沖縄のリーとは、

よく色んなところに行きました。

片山正喜さんのお家

(過去ブログ:恩納村前兼久の生活文化研究

家の前のガジュマルの大木に

家は守られていて、風よけにもなり、

直射日光から熱さを防いでくれています。

そのガジュマルの木にブランコのような

木の枝を吊るして鉄棒の代わりにぶら下がって

懸垂をしているそうです。

沖縄の家にあった、

海賊の旗をこちらに持ってきて

家のガジュマルの木に括り付けていました。

(過去ブログ:朝から晩まで琉球朝顔は咲いています。

人家の少ない地区

この集落は、わずか18軒

小さい集落で、人口がどんどん減っていく

限界集落のような状況になっているそうです。

若い人がいなくて、高齢者ばかりで

その高齢者も、老人会を作っても、

外に出ようとしないような、状態のようです。

片山正喜さんは、独り老人会を作って

独り老人会の会長になって、

何かと地域の活性化のために

色々な企画をしています。

近所には、小さな公園を作ったそうです。

沖永良部島の高齢者の方は、

動くのも外に出るのも

嫌な人が多くて、あれこれ声を掛けても

集まって来ないようです。

これではいけないと思い、今年の12月には

餅つき大会の予定をしています。

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