#淡路島の郷土料理 #こけら寿司 を頂きました 淡路島には様々な郷土料理があります
投稿No:9504
淡路島の郷土料理 こけら寿司 淡路島には郷土料理がいくつかあります
淡路島の郷土料理 こけら寿司
夏の閑散期にベラ、トラハゼ、エソ等を釣り、
乾燥させ保存しておき、
祭りや正月にみじん切りにしすし飯の上に置いて
型抜きした押しずしです。
みじん切りにすることを「こる」といい、
干して固くなった魚をみじん切りしたので、
「コル」が転じて「こけら」となったといわれています。
出典 淡路島西海岸HP
「こけら寿司」
秋の収穫祭や、冠婚葬祭、お正月だけでなく、
べらが豊漁であった際には
普段の食卓にのぼる淡路の郷土料理「こけら寿司」。
淡路市でも市の事業として、
伝統料理の継承として淡路市いずみ会(食生活改善推進員)
による地域活動の中で、「郷土料理クッキング」の
メニューとしてレシピの公開をしています。
淡路市岩屋 Cafe Bring
今年も秋の味覚を味わいたくて、
馴染みのカフェ「カフェブリング」からの
お持ち帰りで「こけらずし」を頂きました。
ミキサーやハンドミルのなかった時代に
家庭で一生懸命みじん切りにして作った
家庭料理を今、優しいご夫婦が作られ
買うことができることに感謝しながら頂きました。
こけら寿司だけでなく、
巻きずしやお稲荷さんと色とりどりの
取り合わせに食卓が華やぎました。
ほかにも、淡路島の郷土料理として
いかなごのくぎ煮があります。
いかなごは、稚魚を小女(こな)、
少し成長したものを新子(しんこ)、
脂ののりきった成魚をふるせといいます。
煮上がった姿がさびたくぎが曲がったように
見えることから「くぎ煮」と呼ばれています。
(過去ブログ:いつまでもあると思うな 親とイカナゴ)
数年前までは、我が家でもいかなごのくぎ煮を
作っていましたが、ここ数年は海の水質改善により
兵庫県のいかなごの漁獲量が減少しています。
それにより、なかなか手に入らず、
作ることはできていません。
現在、兵庫県では翌年に向けて少しでも多くの
イカナゴ資源を残すため、早めの終漁日を設定し、
翌年の親魚資源の確保に取組んでいます。
そして、ちょぼ汁です。
(画像引用:農林水産省)
どろっとしただし汁に、団子とささげ豆、
ズイキが入っている「ちょぼ汁」は、
江戸時代から続く淡路島の伝統的な郷土料理です。
ほかにも、様々な郷土料理があります。
どれもとてもおいしいので、
淡路島に来た際にはぜひ、ご賞味していただきたいです。
そして、様々な栄養をバランスよく取ることのできる
郷土料理を今後も頂けるよう、
健康第一で過ごしていきたいと思います。
2022年9月30日