コンタクトレンズ メーカー各社は 新し販売方法でイノベーションに取り組んでいます 5月支払日

投稿No:9381

使い捨てコンタクトレンズメーカー各社は 新らし販売方法の     イノベーションに向けて創意・工夫中です 5月支払日

イノベーションのジレンマ は、

クレイトン・クリステンセンの理論です。

先発企業が新興企業の前に

力を失う理由を説明した企業経営の理論です。

先発企業にとって、既存の商品が優れた特色を持つがゆえに、

その特色を改良することのみに目を奪われ、

顧客の別の需要に目が届かないのです。

その結果、既存の商品とは違った

新たな小型化、軽量化、利便性に優れた特色を持つ

商品を売り出し始めた新興企業に、

大きく後れを取ってしまうのです。

コンタクトレンズ業界では、

ハードレンズに競争優位性を持っていたメニコンは

ハードレンズの改良にこだわり

後発企業のボシュロムが売り出した新商品である

ソフトレンズで競争劣位になってしまいました。

メニコン心斎橋

しかし、そのボシュロムも、

ソフトレンズに優位性を得たものも

ソフトレンズの改良ににこだわり

ボシュロムの新製品ピュアビジョン

後発企業のジョンソンエンドジョンソンの

使い捨てソフトレンズの登場で

競争優位の獲得に劣位になった事例があります。

アキュビュー アドバンス、アキュビュー オアシスの製品説明会

メニコンの競争劣位挽回策

ハードレンズの改良にこだわり続け

ソフトレンズと、使い捨てレンズの

開発に遅れを取ったメニコンは

製品開発に劣位となっても、

販売方法では、定額会員制メルスプランを発明し

販売システムで競争優位性の劣位挽回に成功しました。

こうなると、

ボシュロムやジョンソンエンドジョンソンを始め

使い捨てレンズを製造販売する各社とも、

今では、新しい販売システムの発明で

競争優位性を挽回しようとしているのです。

各社の挽回策の発明が進んでいるので

その説明をして、システムに参加する

勧誘の段階になって来ています。

新し販売方法のイノベーション

毎月支払日は仕入れの支払いをするだけではなく、

取引先各社と重要な商談を行う日でもあります。

各取引先は自社のレンズを囲い込みするために

他の会社にブランドスイッチされない様

いろいろとシステムを作っています。

そのシステムについて内容を

お聞きしてその販売システムに同意するか

どうかを検討します。

各社ともそのための基本契約書を作成しています。

基本契約書を読んで、

加筆修正する箇所があればこちらからの要望を

伝えて一部修正してもらうこともあります。

それぞれの取引先企業の独自の販売システムは

他社に知られてはまずいこともあるため

内容に触れることは書けません。

取引先との定期面談  「アルコン」

アルコンの猪嶋範久さん、

坪井一将さんがいらっしゃいました。

アルコンも新しい販売システムを考えています。

これまで何回か打合せをして加筆修正をしてほしい個所を

申し入れしてきました。

話はだんだんと煮詰まってきています。

6月には梅雨に入るので今日部屋を

飾っているのはアジサイの花です。

取引先との定期面談  ボシュロム

ボシュロムは嶋岡邦寿さんと面談です。

ボシュロムも新しい販売システムを構築しているようですが、

その途中コロナの問題で足踏みしているようです。

早く新しい販売システムの完成を期待しています。

取引先との定期面談 シード

中野隆一副部長と山下裕二郎所長がいらっしゃいました。

シードも新しい販売システムを構築しています。

システムの骨格は完成しているため

これから運用を始めていくことになります。

ニコン・エシロール

ニコン・エシロールからは

野崎和さんがいらっしゃいました。

ニコンの提案するメガネの見えごこちを

重視する販売方針はお客様に好評です。

メガネの見えごこちを体験するために

新見え心地心地を体験する施設を作りました。

この体験室で近く・遠く・中間点など

メガネを使って距離が変わっても

見えごこちが満足できるか、

体験していただき納得していただければ

これまでにない見え心地を提供することができます。

メニコン直営店と同じ問題を共有

関西ブロック ブロック長 村井智裕さん、

関西ブロック 関西第2エリア エリアマネージャー 

吉谷 慎太郎さんがいらっしゃいました。

メニコンは取引先への組織変更により

我が社を担当する部署はメニコンの直営店を

管理する部署の担当者が担当することになりました。

直営店を運営すると、

加盟店が抱えている問題点をメニコン直営店は

共有できるというメリットがあります。

つまり、メニコン直営店の悩みと、

加盟店の悩みは似たようなことが共通して起きていることが

相互理解できるというメリットをいかして

加盟店対策がかゆいところに手が届くような

対策を打ち出そうという考えです。

相互に話し合ってみると詳しいことは書けませんが

確かに同じような悩みや課題に直面していることが分かります。

何が問題で何が障害になっているのか共通認識が出来れば

少しでも早く問題点を改善する対策も立てられるという

まるで病気で言えば、

早期発見 早期治療のような関係にあると言えます。

私たちもメルスプランを20年も実行していると

初期の問題点と現在の問題点には

量的・質的に違いがあることに気づきます。

それをいちはやくメニコン側に伝え、

メニコンの首脳部の方が改善に向けて

行動してくれることを切にお願いしました。

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2022年6月3日(金)