コンタクトレンズ業界 フォロワーの取る経営戦略 アルコンのオムニチャネル販売システム

投稿No:9399

コンタクトレンズ業界 フォロワーの取る経営戦略 アルコンが新しい販売システム

コンタクトレンズの競合状況

日本でも、世界中でも
 
コンタクトレンズ業界の市場リーダーは、
 
ジョンソン・エンド・ジョンソンです。
 
 
 
ジョンソン・エンド・ジョンソンの
 
2013年12月期の日本での総売上高は2100億円でした。
 
10年以上売上高トップを続け、
 
市場では圧倒的な地位を占めています。
 
同社は使い捨てコンタクトレンズのパイオニアで、
 
売り上げのほぼ100%が1日使い捨てタイプ
 
および2週間交換タイプに集中しています。
 
1日使い捨てでは、薬を拡散して
 
アレルギー性結膜炎症状を和らげるタイプや、
 
酸素透過率の高い老眼用など差異化に力を入れています。
 
東京・表参道にコンタクトレンズの
 
ブランド発信拠点を開設、撮影した写真を使って
 
カラーコンタクトレンズを装着した姿を
 
疑似体験できます。(2022/06/06調査)
 
資料出典 日経テレコム
 

市場リーダーを追うフォロワー

使い捨てコンタクトレンズの

ジョンソン・エンド・ジョンソンを追う企業は

市場ではフォロワーと見なされています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンを追う

フォロワ―達の追撃も激しくなっています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、

勝ちに乗じて慢心していると言う噂もあり

眼科医会、販売店からも反発を買っているようです。

フォロワーとしては追撃のチャンスです。

メニコンは、20年かけてコツコツと

定額会員制メルスプランを成功させ、ニッチャーとして

競争企業とは棲み分けが出来ました。

フォロワーの戦略

一般的に「フォロワー戦略」とは、

成功している企業の模倣をし、

最低限の成功を目指す経営戦略です。

市場リーダーやチャレンジャーに追従して

製品やサービスを販売することから、

「フォロワー」と呼ばれています。

フォロワーは、市場リーダーに挑戦するのではなく

市場で生き残れる利益獲得を目指します。

フォロワーの特徴

市場リーダーとフォロワーを比べると、

競争優位獲得の源泉である、経営資源の質は低くなります。

リーダーは先端技術を有し、人材や情報、

経営資源に優位性を持っています。

これに対して、フォロワーは、技術、人材、情報など

経営資源に劣位になっています。

またフォロワーは、保有する経営資源の量も少ないです。

フォロワー戦略のメリット

フォロワー戦略のメリットは、

ビジネスのリスクを軽減できることです。

先発企業の成功ビジネスモデルや商品を真似するため、

新しい商品・サービスを販売する場合と比べて

失敗するリスクを軽減できるのです。

後出し、じゃんけんのように,

先発企業の足りないところを補って改良するので

マーケティングや開発費用を抑えることができます。

フォロワー戦略のデメリット

デメリットは、創業者利益を得られないことです。

フォロワー戦略はリーダーの廉価版を真似して

販売するため、創業者利益を得ることはできません。

長期的に大きく利益を得たいのであれば、

独自性のある強みを確立し、

フォロワーからチャレンジャーとか

ニッチャーを目指す戦略を選ぶとよいと思います。

アルコンの新しい販売システム

さて、フォロワーのアルコンの販売システムですが。

オムニチャネルグループ ヘッド 金井陽子さんと

猪嶋範久さん、坪井一将さんが説明にいらっしゃいました。

未だ未公開の段階なので、

新しい販売システムの詳細は書けません。

これまで述べた、フォロワーの戦略が当たるかどうか

先行きが楽しみです。

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2022年6月21日(火)