2億円の錦鯉 錦鯉の阪井 東広島市河内町に新しい養魚場がありました

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2億円の錦鯉を生産した錦鯉の阪井 東広島市河内町に新しい養魚場がありました  錦鯉の阪井

広島は鯉の産地

 

プロ野球球団に、広島カープがありますが、

広島は鯉の産地です。

広島県の阪井養魚場から

世界一の鯉が生まれています。

130年前に創業した「阪井養魚場」。

ここで育つ錦鯉は、世界で最も権威がある

「全日本総合錦鯉品評会」において、

2019年まで3年連続、

通算11回の総合優勝に輝いています。

そんな錦鯉達を育て続ける

阪井健太郎(さかい けんたろう)さんは、同社の5代目代表。

昨年の品評会、阪井さんの錦鯉は

出品された2,000匹の鯉の中から

審査員81名の過半数の票を獲得し、

見事優勝。その鯉は、海外のオーナーに

2億300万円という最高額で落札され、

大きな話題となりました。

落札したのは台湾の女性錦鯉コレクターYingyingさん。

彼女はこの鯉で全日本総合錦鯉品の

大会総合優勝を目指すそうです。

写真出典 みはら人 阪井

東広島市河内町に阪井養魚場

お墓参りに東広島市に車で行きました。

途中、寄ったお店で釣り堀をしていました。

一回が300円だそうです。

お客さんが、釣りではなくて、

鯉を網ですくってバケツに入れていました。

釣り堀なのに、どうしたのか尋ねてみたら

釣らなくても、錦鯉を売ってもらえるそうです。

それが、なんと一匹100円です。

安い!と思いました。

おじさんが選んだ錦鯉の稚魚は、なかなか立派な鯉です。

昔、私も鯉に恋していた時代があって、

愛鱗会の神戸会員でした。

 

お店のおばさんに、

この鯉はどこで仕入れてくるのですか?

と尋ねると

阪井養魚場から買っているそうです。

おばさんは、世界の阪井養魚場からだと、自信満々です。

どこにあるのですか?と尋ねると、

すぐそこ、と指を差して阪井養魚場を教えてくれました。

お店の直ぐ側です。

それなら、これからすぐに阪井養魚場に向かいました。

看板には株式会社阪井と表示しています。

農業用の温室かと思っていたら、養魚場でした。

車を降りて、温室の中に入ってみました。

中には、男性の社員の方が、数名鯉の世話をしていました。

一寸、見せて頂けませんか?とお伺いすると

良いですよと、見せてくれました。

幾つもの水槽があって、稚魚が沢山飼育されています。

これは、売ってもらえるのでしょうか?

売れません、全て売約済だそうです。

しかも、海外への輸出される鯉です。

海外では、日本の錦鯉が大変な人気だそうです。

特に、石油を輸出している国に人気があるようです。

 

水は、井戸を掘って汲み上げているそうです。

勿論、水は循環して、不純物をろ過しています。

装置は、まるで、化学品の工場のようです。

選別された錦鯉は、どれもキレイな鯉ばかりです。

人が近づくと、餌を貰おうと寄ってきます。

鯉の種類は紅白が中心ですが、

いずれの鯉も、選別を通過しただけある、

美しい模様です。

池は、稚魚のほかにも、成魚もいました。

広島空港が近いので、広島空港から

関西空港を経由して、世界の各地に送られているようです。

国内では、Yahoo!オクションで購入できます。

錦鯉を飼うなら、先ずは養魚池の確保が必要です。

マンションでは飼えません。

めだかなら、池が無くても水槽で買えますが

このため、錦鯉の購入者は少ないのです。

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2022年4月30日(土)