淡路市岩屋の竹藪 たけのこ掘り イノシシが掘りつくして 早生のたけのこは残っていません
投稿No:8942
たけのこ掘り イノシシが掘りつくしていて早生のたけのこは残っていません
たけのこの旬は春
たけのこの旬は3~4月頃の春です。
2月下旬頃から出回りはじめ、5月下旬頃までが収穫時期。
出荷量は3月から徐々に増え始め、ピークは4月です。
皮付きのたけのこが手に入った場合、
時間が経つごとにアクによるえぐみ(苦みや渋み)が出てくるので、
手に入れた当日か、遅くとも翌日にはアク抜きをしましょう。
アク抜き後は水につけて冷蔵庫で保存し、
時々水を替えながら1週間~10日ほど保存が可能です。
品種別 旬と主な産地
たけのこは品種により旬が異なります。
一般に食べられる
主なたけのこの種類と産地をご紹介します。
孟宗竹(モウソウチク)
一般的にたけのこといえば、
市場に出回る多くのたけのこが孟宗竹で、
旬は先述の通り3~4月頃。
主な生産地は、
福岡県、鹿児島県、熊本県と九州が多くを占めています。
淡竹(ハチク)
やわらかでシャキっとした食感です。
甘みがありえぐみが少なく、
アク抜きしなくても食べられる品種です。
旬は4~5月頃で、近畿から九州にかけて生産されています。
真竹(マダケ)
真竹(マダケ)は細長い形をしたたけのこで、
コリコリした食感が特徴です。
別名「苦竹」ともいわれ、やや苦味があります。
旬は、孟宗竹の旬が終わった5~6月中旬頃で、
主な産地は近畿から九州にかけてです。
出典 トクバイニュース
たけのこ掘り イノシシが掘りつくしていて早生のたけのこは残っていません
昨年と同じ、友人の吉川さんの山へ来ています。
たけのこは、土中には芽が出ています。
問題なのは、イノシシが、
柔らかい新芽のたけのこが、大好物だということです。
人には、わからない土中のたけのこが
イノシシには、匂いでわかるのです。
山の竹藪には、イノシシが掘った穴が、
あちらにも、こちらにも開いています。
大方、たけのこの新芽は食いつくされているようでした。
少しでも残っていないか、探しましたが見つかりません。
3月中旬はたけのこは少ない
元々、3月には、たけのこの新芽は少ないのです。
少ない新芽を、イノシシが食べつくしているので、
イノシシが食べきれない程、新芽が出るまで、
もう少し時間がかかるようです。
たけのこはイノシシの好物 残りは人が
イノシシによるたけのこの被害は、
竹藪全体に及んでいます。
イノシシは冬~春に、
まだ地中にあるたけのこを非常に敏感な鼻で探し当て、
掘り出して食害します。
被害が激しい竹林では、春になってもたけのこが
まったく出てこない場合もあります。
また、夏には伸長した若い地下茎を掘り出して食害します。
地下茎には翌春に発生するたけのこの芽が形成されますので、
地下茎が食害されるとたけのこ生産量に大きな影響を及ぼします。
したがって、冬~春だけでなく、
夏の食害にも注意が必要です。
4月になれば、雨後のたけのこ たけのこ掘りの時期
たけのこの旬は春。
関東近辺だと4月からGW明けごろまでが
たけのこ掘りに適した時期です。
今回は雨が降った2日後に訪れたのですが、
雨の翌日からどんどんたけのこが出てきていたそう。
「雨後の筍」ということわざは本当なんだなと納得。
雨後(うご)の筍(たけのこ)
《雨が降ったあと、たけのこが次々に出てくるところから》
物事が相次いで現れることのたとえ。(出典:goo国語辞書)
たけのこの収穫は、なし
奥さんと、中村夫妻と、吉川さんの5名で、
たけのこの試掘に来てみましたが、
残念ながら、3月の新芽の少ない時期では
たけのこは、土中の段階で、
イノシシに食べつくされていました。
かくなる上は、4月を待つことになりました。
2021年3月20日(土)