庭に池 水の流れる池で楽しもう うまくいくと思っていたら 水漏れ
投稿No:8909
庭に池 水の流れる池で楽しもう、と思っていたのに、FRP防水の池が水漏れ
庭に池 楽しもう 欠陥① 池の水漏れ FRP防水にしたのに
傾斜地のある庭に池を造って、
水が緩やかに流れるように階段状の池にして、
メダカを泳がせて、庭の池で楽しもうと考え、
2020年4月に工務店にお願いして池を造りました。
工務店と相談して採用したのは、FRP防水です。
FRP防水
①軽量で強度がある
軽量でありながら強度があります。
屋外での耐久性が高く、
つなぎ目がないので耐水性が高いのも特徴です。
②耐摩耗性が高く、剥がれにくい
FRP防水は衝撃や摩耗に強く、
塗膜が剥がれにくいのが特徴です。
③硬化速度が速い
FRP樹脂の硬化速度は速く、施工後1〜2時間程度で塗膜が作られます。
そのため、防水工事の工期が短く、1日で完了させることも可能です。
④あく抜きが要らない
セメントのようなアクがでないので、メダカには優しいのです。
このように想定していたのに、うまくいきませんでした。
水漏れが続いたのです。
何処から水漏れしているのか?分かりません。
水漏れすると下段の水位が下がり、揚水ポンプが止まるのです。
4月から、夏、秋まで断続的にポンプは止まり、
その都度給水して池の水を満タンにし、
揚水ポンプの再稼働をしました。
池の水漏れ原因調査
2020年11月に、すべての池の水を抜いて、池を掃除してみました。
水漏れ箇所が分かるように、調査です。
池を浚(さら)えて、掃除をして、透明な状態にしてから
あらたに水道水で満たして、どこから水位が下がっていくか
経過を観察してみました。
その結果、
上段、中段、下段のうち、中段は水漏れしていない様でした。
そこで、上段の水をもう一度抜いて空(から)にして、
綺麗に清掃してから水漏れ箇所を探しました。
もし水漏れしていたら、空(から)にした場合、外から中に向かって
地下水か土中水が逆に浸透してくる、と仮説したのです。
そこの部分からは、逆浸透してきません。
そこで、壁の上方部分ではないかと推論しました。
庭に池 楽しもう 欠陥② 夏にはアオコが発生
池の運用を始めて、夏になると、直ぐに水が濁ってきました。
原因は、アオコの発生です。
プールなら塩素で殺菌していますが、
メダカに塩素は使えません。
欠陥は、1.水漏れ 2.ろ過装置が無い この2点です。
工務店の社長は、池の流れが止まるたびに視察に来て、
水を補給してから、揚水ポンプの再稼働を
何回も続けていました。
庭に池 楽しもう メダカの池に 欠陥改善 ① ろ過装置設置
水の濁りは、濾過装置を設置しなければ
問題解決にならないと、言い続けた結果。
この効果は2021年の夏になって、
アオコが発生する頃に分かります。
庭に池 楽しもう 欠陥改善 ② 池の水抜きして、再度FRP塗装
池の水を抜いて、一晩乾かして、水気が抜けると
FRP防水塗装は出来ます。
水を抜いて乾燥させると、底の方なら、水漏れがする個所から
逆に水が染み込んでくるので、水漏れ箇所が分かるそうです。
今回、そのように浸透してくる場所は無いので、
水漏れ箇所は底辺ではなく、壁ではないかと思っているそうです。
庭に池 楽しもう 水漏れ防止のFRP塗装
FRP塗装は、ガラス繊維をプラスチック液で塗って固めて、
防水する方法です。
プラスチック液を調合して、準備します。
ガラス繊維は、帯状に切断して持ってきています。
これを、池の壁の上方に貼り付けて行き、
上からプラスチックの液で上塗りを何度か重ねて行います。
FRP塗装で水漏れするのが、不思議だそうでした。
庭に池 楽しもう めだかも泳ぐ 水の流れる池 サンゴの池も欠陥あり
水漏れは、サンゴの池でも起きています。
水道水を補給しなければ、水位はどんどん下がります。
サンゴの池は、工事のあと直ぐに漏れ始めたので、
二つの池は、春のメダカの産卵が始まるまでには修理を済ませて、
きっちりと水漏れ防止をしてほしいものです。
2021年2月21日(日)