コロナのために コンタクトレンズ会社 各社の販売活動は自粛傾向が続きました 2020年12月25日 今年の総括

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コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動は自粛傾向が続きました 2020年12月25日 今年最後の支払日の総括2020年12月25日 

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動気状況 ニュースがたくさん メニコン 

2020年の最後の支払日は、25日の金曜日でした。

メニコンの執行役員である森山久国内営業副統括本部長が、安倍優部長と年末のご挨拶に来られました。

今年はコロナの為に、森山本部長の得意先訪問は年間を通して控えていたそうです。

そのため、出張はあまりなく、落ち着いた1年だったそうです。

メニコンは上場会社なので、WEB上で公開された情報は入手できます。

今年驚いた情報をいろいろ思い出してみると、

Mojo Vision(米)とのスマートコンタクトレンズの開発提携、

会員向けWEBサイト「Club Menicon」及び「MENI COiN」のスタート、

大阪の株式会社ハマノコンタクトの完全子会社化、

板橋貿易株式会社の株式取得(子会社化)の契約締結、

などがありました。

ほかにも、犬用の眼内レンズや眼底カメラの発売など、
ペットの目の健康にも注力されています。

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動 コロナ禍で変化したコンタクトレンズの需要

言わずもがな、メニコンの収益の中心はメルスプランです。

メルスプランの入会を増やし、退会を減らすことが会員増加につながります。

今年のコンタクトレンズ業界の大きな変化は、

コロナによって外出が制限され、多くの人が自宅に籠ったことです。

外出を控えると、コンタクトレンズの装用の機会は少なくなります。

その傾向が顕著に現れたのは、カラコンやサークルレンズです。

女性や若い人たちが外出時にカラコンを装用することが多かったのですが、

外出機会が少なくなると、カラコンの装用率もまた減少しました。

さて、例年ならお食事をご一緒するところですが、

今は自粛傾向にあるので、今日は会食無しのご挨拶だけに終わりました。

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動 コロナの影響 アルコン

アルコンは冨山芳明部長と兒島弘文さんが来てくれました。

二人からはアルコンのコロナによる影響について聞きました。

外出自粛が要請された4月頃は、各社ともコンタクトレンズの販売が低調でした。

特に全国チェーンの販売店は、自粛要請後も業績の回復が遅れているそうです。

反面、眼科を母体とした販売店は回復傾向にあるようです。

アルコンの主力製品は「トータルワン」です。

その中で、遠近両用レンズの伸びが著しいようです。

アルコンの基本的な姿勢として、製品開発に力を入れています。

サージカル、コンタクトレンズ、ケア用品の3本柱の体制というのは、

ジョンソン・エンド・ジョンソンと同じです。

テレビ広告も始まり、アルコンの積極姿勢がはっきりしてきた1年でした。

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動 コロナの影響 新製品発表の遅れ SEED

SEEDからは下田和磨所長と森久保賢汰さんです。

SEEDの社名の由来は、英語の「SEED(シード)」(種子)からきているそうです。

無限の新分野に種を蒔き、実り、

つまり成果を出し続けるという思いが込められています。

そのSEEDは、今年は新製品の発表が出来なかったのが残念なようです。

SEEDの浦壁昌広社長は、例年なら海外出張を積極的にされていましたが、

今年はコロナの為に海外出張を控えて、

いつものような積極的な活動を自重していたそうです。

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動 コロナの影響 ボシュロム社 ジャンニ・コッサー社長の母国も深刻な状況

ボシュロムは嶋岡邦寿さんと西川泰永リージョナルマネージャーです。

コロナが日本中に広がる前の今年2月に、

ボシュロムのジャンニ・コッサー社長が我が社を訪問されました。

あの当時は、ジャンニ・コッサー社長の母国・イタリアでは、

コロナ予防のマスクはあまり使用されてなかったようですが、

その後、イタリアでのコロナ感染はヨーロッパの中でも深刻な状況に陥り、

今ではマスクをしない人の方が珍しいほどになっています。

外資系企業は、その多くで12月が決算月に当たっています。

例年なら12月の末には来年度の活動方針や企画及び予算などが内示されるのですが、

今年はまだ決まってない会社が多いようです。

コロナのために コンタクトレンズ会社各社の販売活動 まとめ

コロナに翻弄された2020年も間もなく終わりです。

しかし、まだ先は見えず、2021年もしばらくは同じような状況が続くと思われます。

どの業界においても、厳しい戦いです。

コンタクトレンズ業界も各メーカーは新たな分野の開拓や、

ユーザーへ安全性の情報提供を働きかけを続けています。

販売店は、安心・安全を伝えるために、

顧客とメーカーの橋渡しのような役割も担っています。

お客様の眼の安全と快適な視力を守りながら、現状に寄り添った

コンタクトレンズの利点や利便性を伝えられたら良いと思います。

支払日 関連記事 アーカイブ

2020年12月25日(金)