コンタクトレンズ会社 社長 ボシュロムジャパン ジャンニ・コッサー(Gianni Cossar)社長とのマーケティング談義

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コンタクトレンズ会社 社長 ボシュロムジャパンの Gianni Cossar社長と経営戦略論の意見交換を行いました。

コンタクトレンズ会社 ボシュロムジャパン ジャンニ・コッサー社長

ボシュロムのジャンニ・コッサー社長が、表敬訪問に来られました。

2018年11月に続いて、二度目の来社です。

二度目となると、双方共、最初の時のような緊張感はありません。

お友達同士のような、和やかな雰囲気です。

中国・武漢発 新型コロナウイルス

日本中で今、中国武漢発のコロナウイルスの感染予防のために、人が多く集まる場所では、皆さんマスク着用をしておられます。

電車、飛行機、タクシーなどを利用するときには、皆さんマスク着用です。

ジャンニさんも、マスクをして社員の皆さんと一緒にやってこられました。

ジャンニ社長のお話では、イタリアでは普通マスクを着用している人は滅多に見ないそうです。

そのため、イタリア人は、マスクの着け方すら慣れていないようです。

イタリア国籍のジャンニ・コッサーさんはマスクに馴染めていないので、日本の新型コロナウィルス対策として、驚いていました。

しかし、皆さんマスクをしていて、マスク着用がエチケットのようにも伝わってくるので、着用をしているそうです。

コンタクトレンズ社長の表敬訪問

今日の訪問は、特別の要件はありません。

親善の為の訪問です。

なにかトラブルや、争いごとがあっての訪問より、何もない親善訪問の方が、双方にとっても良いのです。

コンタクトレンズ会社 社長同士の意見交換

折角ボシュロムジャパンの社長に来ていただくのであれば、その機会を活かして、マーケティングの意見交換をすることにしました。

準備はパワーポイントを作る、レジュメを作る、資料を揃えるなどの用意をしました。

ジャンニさんはイタリア人で、母国語はイタリア語ですが、ビジネスでは英語を使っているそうです。

ジャンニさんのために英語版のレジュメと資料を作成しました。

同行をしているのは谷口充弘部長、佐川宏武所長と嶋岡邦寿さんです。

クリステンセン(Clayton M. Christensen)イノベーションのジレンマ

マーケティングに関するミーティングは、先日の2020年1月23日に亡くなられた、アメリカの経営学者クリステンセン(Clayton M. Christensen)先生のイノベーションのジレンマについて、コンタクト業界での事例をお話しました。

コンタクトレンズ会社 社長はイノベーションのジレンマに晒されてきました 

コンタクトレンズ業界にも、1950年代のハードコンタクトレンズの時代にはメニコンに、1970年のソフトレンズの時代にはボシュロムに、イノベーションのジレンマが起きています。

イノベーションのジレンマに陥るのは、それぞれの時代の市場リーダーです。

今は使い捨てレンズの市場リーダーであるジョンソンエンドジョンソンが、イノベーションのジレンマに陥ることになるかもしれません。

破壊的イノベーションには事業の変革を

イノベーションのジレンマを克服する方法もクリステンセンは示しています。

破壊的イノベーションに接している市場リーダーのとるべき対策は、新しい変革を起こすことです。

しかし、変革を起こすことは、容易なことではありません。

例えて言うなら、ホテルやデパートが営業を続けながら顧客を受け入れるビルを建て替えるようなものです。

事業の仕組みの再構築は、更地にビルを建てるより、もっと難しい問題を多く抱えています。

短期的な利益の追求に目を奪われていると、長期的な経営戦略は築けません。

コンタクトレンズ会社 社長の判断は 短期的利益か長期的な競争優位獲得か 

60分ほどのイノベーションのジレンマについての私の意見が終わると、ジャンニさんから質問を受けました。

ジャンニさんはマーケティングのエキスパートです。

これまでの経験では、短期的な売り上げの最大化を目指してきています。

それは、会社全体が四半期ごとの利益計画を作成し、実践しているからです。

売れる仕組みづくり 戦略的マーケティング

コトラーは、マーケティングを売れる仕組みづくりと、とらえています。

商店のシャッターを開ける前から、今日の売上がほぼ予定されているという状態になることを勧めています。

売れる仕組みづくりは言葉を変えて言えば、販売活動を不要にすることもできます。

このようなマーケティングについて、熱っぽく語り合いました。

コンタクトレンズ会社の取引履歴50周年記念 

パワーポイントを使って話したマーケティング理論は、理想的な話なので、それが実行できるといえる容易な物ではありません。

競争劣位を得る戦略とはどのように構築するべきか、その概論について駆け足で話したので、やや乱暴なミーティングになったかもしれません。

ボシュロムとわが社は1971年から取引関係が始まっています。

今年は49年目で、来年は50周年を迎えます。

ジャンニ社長に、50周年の記念行事は何かしたいですねと呼びかけをしました。

具体的に何をどのようにするのか、考えは固まりませんが、50年という節目を大事にしたいと思います。

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2020年2月26日(水)