きれいな花壇づくりは きれいな心を育てます 花壇実習 淡路景観園芸学校 ⑰
投稿No:8834
花に手間をかけると きれいな花が咲き揃います 花壇実習 淡路景観園芸学校⑰ 花壇実習
花に手間をかけると きれいな花壇になります
今日の実習は、花壇つくりです。
花に手間をかけないと、きれいな花壇になりません。
花に手間をかけると、きれいな花壇になります。
淡路景観園芸学校には、実習用の花壇が何か所もあります。
キャンパスの中に一般道路も走っていて、車の中から花壇が鑑賞できるように
配備されています。
花壇実習については、あらかじめ園芸学校の方で植え替え用の花の苗を
たくさん用意してくれていました。
花は園芸学校で種から蒔いて育てた花が中心ですが、種が足りないので、
園芸店からも相当数購入してきています。
値段を見ると、一株がおよそ80円ぐらい払っています。
花壇実習は班ごとで実習を行いました。
花に手間をかけると きれいな花壇になります どんな花壇にするかを相談
実習の現場に行って、インストラクターがどのようにするかを
口頭で指示してくれます。
景観園芸学校は柵も囲いもないオープンなキャンパスなので、
山からイノシシがやってきて、花壇の土を掘り返してミミズを食べるそうです。
花壇のあちらこちらにイノシシが掘り返した穴があり、
花壇は乱雑に壊された状態になっていました。
花壇の整備は土地改良、基肥の散布、すき込みをするのですが、
花に手間をかけると きれいな花壇になります 美しい花壇も地道な作業から
作業は、雑草を抜くことから始まります。
土を掘り返し、雑草を取り払って、きれいな土の状態に戻します。
土は固くなっているので、11月に耕運機を使って土を掘り起こし、
そのあと石灰と肥料を混ぜたものを土に施しています。
花壇の土の準備が出来たら、それぞれの班ごとにどんな花壇を作るか考えて、
花の苗を仮置きしていきます。
花に手間をかけると きれいな花壇になります 花の名前は難しい
植える花は、「クリサンセマム・パルドサム スノーランド」
「タナセタム・シルバーレース」
「小輪パンジー ナチュレ クリアレモン」
「フェリシア・ミックス」
「ネモフィラ・インシグニスブルー」などです。
花の名前がかなり複雑です。
花に手間をかけると きれいな花壇になります 花壇に花を配置します
これらの苗のスポットを一定の方向に並べていきます。
株と株の間は、小さいスコップが間隔を図るメジャーになります。
スコップの使い方の指導を受けて、仮置きされた花の株を
スポットから外して植えていきます。
すでに植えた苗を踏まないように注意しながら、
腰をかがめて苗を植えるので、
腰痛には堪えました。
10mほど離れた距離から見て、どのように花壇が見えるか、
完成した状態を考えながら花の色を混ぜていきます。
苗を植え終えた上から腐葉土を中心とした肥料を、
花壇全体を覆うように撒いていきました。
手間をかけないと きれいな花壇にはなりません
ひとつの花壇を5~6人で分担して植えていったので、
3時間ぐらいで花壇は完成しました。
これがもし、一人で草取りから肥料散布までやっていたら、
とても1日では終わりません。
最後にお水をあげたら終了です。
花に手間をかけて 花壇実習チューリップも植えて華やかに
最後は、花と花の空いたところにチューリップの球根を
ひと花壇につき100個ほど植えました。
花に手間をかけると きれいな花壇になります 花壇実習イノシシ対策は電気柵で
チューリップの球根はイノシシに掘られるので、
電気柵で防御することになります。
待つ楽しみ 来年の春は想像通りの花壇になるでしょうか
来年の春になると、すばらしい花壇になることを期待しています。
花が咲きそろったら、きっとこんな感じの花壇になると思います。
春になって、満開の花の花壇を見に来るのが楽しみです。
下の写真は、こんな花壇になるようにと、イメージです。
2020年12月3日(木)