久米島の「比屋定(ひやさだ)パンダ」で、シュノーケリング
久米島の「比屋定(ひやさだ)パンダ」の麓にある、「阿嘉のひげみず」の流れ込む湾で、シュノーケリングをしました。珊瑚礁の岩の洞窟に、大きな魚が隠れています。
第109回沖縄 恩納村訪問 その11】
久米島の「比屋定(ひやさだ)パンダ」の麓
浅いところからゆっくり深いところへ進んで行きます。
浅いところは、水面が天井のように見えます。
浅いところからゆっくり深いところへ進んで行きます |
天井と海の底との距離は、
1メートルぐらいから2メートルぐらいです。
少しずつ深いところに進んで行くと、
天井のように見えていた水面は、
もう見えなくなり、全体が青い海一色になります。
海底の方は、ゴロゴロした岩が続きます |
海底の方は、ゴロゴロした岩が続きます。
少しずつテーブル珊瑚の
若い芽が成長している箇所が見つかります。
少しずつテーブル珊瑚の若い芽が 成長している箇所が見つかります |
例え小さな芽でも、何十年か経てば、
そのうち直径1メートルを超えるような
立派なテーブル珊瑚になることを夢見て、期待しています。
珊瑚礁に泳ぐ魚は、隠れ場所があって、
松葉博雄が近づくと、さっと逃げ込んでしまいます。
珊瑚礁に泳ぐ魚は、隠れ場所があって、 松葉博雄が近づくと、さっと逃げ込んでしまいます |
少し離れて、じっとしていると、
隠れていた岩穴から、魚たちは出てきて、
周りを確かめて、安全を確認します。
この様なときに、餌付けのエサを用意していて、
ばらまくと、魚たちは寄ってきます。
ビニール袋に入れて、パンとかおにぎりなどを
持ってくれば良かったなと後から後悔しています。
底の方に深い横穴があって、横穴の奥には、
大きな魚がいるようです。
潜って、横から覗いてみます。
暗闇の中で、何か大きな魚が生息していることが、
雰囲気としては分かりましたが、
相手の魚も松葉博雄が来ると警戒して、身を隠します。
こんなやりとりを2時間ほど楽しんで、
今日のシュノーケリングは終わります。
底の方に深い横穴があって、 横穴の奥には、大きな魚がいるようです |
珊瑚礁から歩いて帰るには、
とげとげの足を刺すような岩場があり、
分厚いゴム靴でも履いていなければ、
痛くて慎重にしか歩けません。
岩場を通り抜けて、やっとコンクリートの護岸の所へ辿り着くと、
「阿嘉のひげみず」が流れる小さな川があり、
コンクリート護岸は、一部途切れています。
暗闇の中で、何か大きな魚が生息していることが、 雰囲気としては分かりました。 |
この川に幅20センチぐらいの材木が掛けられて、
橋の代わりになっています。
シュノーケリングの道具を身につけ、
20センチのゆらゆら揺れる吊り橋のような板きれの橋を渡るのは、
つい落ちたらどうしようと思ってしまいます。
このぐらいでビビっていては、
とてもトビ職にはなれません。
片山正喜さんの愛犬リーは、平気で着いて渡ってくるので、
怖くないのかなと驚きました。
川に幅20センチぐらいの材木が掛けられて、 橋の代わりになっています |
海から上がると、ペットボトルの真水で体を洗い、
潮水を落とします。
ウエットスーツを脱ぐと、体の縛りが無くなり、
Tシャツに着替えると、随分身軽になりました。
周りを見てみると、気になるのは、エビの養殖場です。
目の前に積んである砂山は、
その用途が分かりました。
エビの養殖場の底に使う砂地です。
目の前に積んである砂山は、 エビの養殖場の底に使う砂地です |
エビの養殖場を見てみます。
養殖をずっと繰り返していると、
そのうち何年かすると、
農業の連作のような障害が出てきます。
エビの養殖場を見て、 次にまた島の山岳部の方をドライブしています |
ウイルスが発生し、周りに感染して、
甲殻類であるエビに付く病気が発生することになります。
そうなると、その地区全体で養殖が出来なくなります。
エビの養殖場を見て、
次にまた島の山岳部の方をドライブしています。
2009年6月10日(水)