【沖縄の一族の結束は、祖先礼拝にあります。毎年4月（旧暦・シーミー）には、門中が集まり、祖先を祀るお墓の前で一族の皆さんがお弁当を持ち寄って、一族の繁栄をお祈りします　その9】

今日の海釣りの成果は、写真で見るクーラーボックスの通りです。多くもなく少なくもないところです。

朝日会に戻ってみると、冨着信和さんが、今日は大きなハギを釣って、それをこれから刺身にします。

ハギは、ムーンビーチ沖の浮きブイの近くに小魚が集まり、小魚を目当てにハギも寄ってきています。今日釣れたハギのサイズは、ほぼ均一に揃った大きさです。タコは、以前に上間光元さんが獲ったタコを冷凍したものを解凍しています。

金城正則さんが、ハギの刺身を作ってくれました。ハギは皮が硬く、包丁裁きが大変難しいようです。

この後、しばらく芝生の上でビールを飲みながら歓談して、夕方になった頃、今日は以前に行った、「金松」にステーキを食べに行くことにしました。

主催は松葉博雄で、誘ったのは金城正則さん、勝田亘さんと原さんです。

タクシーを呼んで、北谷の「金松」に向かいます。4人ともビールが好きなので、飲んだら運転が出来なくなり、ひとりだけ運転してもらうのは気の毒なので、タクシーで行って、タクシーで帰ることにしました。

「金松」のステーキのサイズには、SLMがあります。松葉博雄と原さんは、Lサイズ（250グラム）、金城正則さんと勝田亘さんはSサイズ（150グラム）です。

みんなでまずは、オリオンビールで乾杯です。

大きなジョッキーに、白い霜がうっすらと浮かんで、今すぐにでも飛びつきたいほどビールが誘ってきます。

「金松」のステーキ定食には、スープ、サラダ、ご飯、アイスティーが付きます。

出てきた鉄板は、油が飛び散るほどの熱気で、松葉博雄が注文した焼き方はミディアムレアです。

熱々のステーキに、摺り下ろしのニンニクを振りかけて、うんと精力が付くようにして、ステーキをカットしながら、夢中になって食べました。

Ｌサイズのステーキは、周囲をベーコンで巻き、上には、レモンとバターが乗っています。バターが溶けてくると、味が変わるので、すぐに外しました。

4人とも全部平らげて、ビールのお代わりをし、アイスティーを飲んで、お腹はもう一杯になりました。

「金松」からタクシーで帰ります。

車の窓からふと東の空を見れば、東の空に、満月が出て昇っていくところです。今夜は、素晴らしい満月です。

ホテルに帰って、ホテルのベランダからもう一度、月を見てみました。

東の峰には、雲がうっすらと掛かり、やや雲隠れの月ですが、満月の美しさは、明るさとともに輝いています。

国道58号線からは、モーターバイクのうるさい音が時折聞こえてきます。

でも、時間が経つと、次第に夜が更けていき、だんだんと静かな深夜に向かっています。

今日も一日、海釣りや、楽しいお酒とお料理と、朝日会の人達との楽しい会話で、沖縄の皆さんとの交流が出来ました。

2009年4月11日（土）