沖縄で相撲部屋で常食する「ちゃんこ鍋」を作ります。 第88回沖縄訪問(6)
沖縄で相撲部屋で常食する「ちゃんこ鍋」を作ります。
【大型台風4号が沖縄諸島を襲い、各地で大変な被害をもたらしました。やはり、沖縄の台風はデッカイです。 その6】
ヤンバルのドライブから帰ってきて、朝日会に向かいました。
朝日会では、まず、台風のために一時的に避難しておいた、いろいろな調理用具を倉庫から取り出して、洗い物をして、元通りに並べます。
朝日会の周りには、たくさんの椰子の実が落ちています。
この椰子の実は、普通はナタでないと切れないのに、台風の雨と風で落ちてしまったようです。
みんなで朝日会のテントを張り直して、雨をしのぐようにします。
テーブルを拭いて、お皿も洗いなおして、朝日会の復元です。
ムーンビーチホテルのヨットも、補修にかかっています。
冨着勝弘さん、松田薫さん、冨着信和さん、上間雄明さん、山城興善さん、登川喜永さん、山城理愛さんが集まっています。
幸地新二郎さんが、北海道に行ったお土産を持って来てくれました。
冨着信和会長は、「ポーポー(ちんびん)」を持って来てくれました。
「ポーポー」とは、小麦粉と黒糖を使った、沖縄風クレープで、昔の沖縄のお菓子です。
登川喜永さんが、豚肉を持って来てくれました。
この豚肉を茹でて、薄切りにして食べます。
だんだん皆さん集まって、仲程學さんも集まってきました。
この後、金城家に寄って、今日は、ちゃんこ鍋を作ります。
スープを取った鍋に、豚、カニ、鶏などを入れていきます。
今日は、福島産のサクランボをスコッチのシーバス・リーガルで漬けてみました。
サクランボ漬けです。
だんだんと、ちゃんこ鍋が出来てきました。さぁ、味はどうでしょうか?
鶏とカツオと昆布でスープを取って、みりん、塩、お酒で味付けして、味噌味にしました。味付け担当は、松葉博雄です。
金城家のミッチーは、台風のために、恩納村の住民に何か被害があったら、駆けつけるため、村役場でずっと待機して、やっと仕事が終わったところで、4日間で4時間しか寝ていないそうです。それでも元気です。
どんどんお鍋を煮込んでいって、皆さん、とても美味しいということです。
最後に、いろいろな具材から旨味の出たスープを使って、雑炊を作ります。カニの身をほぐして入れます。
糠漬けの漬物もよく出来ています。先月から始めた、金城家の糠漬けは、とても美味しくなっています。
クレアちゃんと伊音ちゃんが、歌を歌って聴かせてくれます。
お馴染みの曲もあります。
子供たちは、とても元気です。台風より元気です。
今日も楽しいお酒を頂きました。これから金城正則さんは、仲泊(なかどまり)の模合い(もあい)に行くそうです。
しばらく梅酒を飲んで、ビールを飲んで、松葉博雄と奥さんは、歩いてホテルに帰ります。
台風が去った後は、風も涼しくなりました。
今日は、ヤンバルへのドライブ、朝日会の復元、金城正則さんのお家でのちゃんこ鍋など、楽しい一日でした。
2007年7月14日(土)