大宜味村の江洲の花は、十割蕎麦のお店です。オーナーは、中島敬さん・中島早苗さんご夫妻です。

大宜味村の江洲の花は、十割蕎麦のお店です。江洲の花は、畑の中にあり、偶然見つかる店ではありません。皆さん、インターネットで予約をして、手打ち蕎麦を頂いてます。 第161回沖縄訪問(4)

大宜味村の江洲の花は、十割蕎麦のお店です。

道の駅大宜味(おおぎみ)で教えてもらった蕎麦の店は、

「江洲の花(えすのはな)」でした。

江洲の花は、国道58号線から、坂を上る高台にあります。

58号線沿いに散髪屋さんがあり、

そのすぐそばの角を山に向かって登ります。

丘の上のほうに上がっていき、

海から少し離れた場所です。

車で20分程、江洲の花を探しながら

大宜味村の畑を走り抜けていくと、

途中に案内板もないので、

果たしてこれでいいのか心細くなりました。

それでもなんとか車を走らせていくと、

やっと江洲の花の看板に出会いました。

お店は、そば屋さんらしい店構えになっていません。

普通の民家を改造した、お蕎麦屋さんでした。

畑の真ん中にあるので、

果たしてこんな所にまで

蕎麦を食べにお客さんは集まるのか半信半疑でしたが、

ドアを開けてみると、

お店の中では沢山のお客様がお蕎麦を食べていました。

インターネットの力でしょうか?

電話で予約をしていたので、

三人分の予約席が確保されていました。

平日のお昼時に、

これだけお客様が訪ねてくるとは、大したものです。

きっと、手打ち蕎麦が美味しいのだと思います。

益々、期待が湧いてきました。

そばの種類はざるそばばかりでした。

天ざるのお値段は、1000円です。

簡単なざるそばかと思っていたら、

お蕎麦の前に、まず前菜がつきます。

その前菜も、一つ一つがとても美味しいのです。

出汁について尋ねてみると、

出汁は鰹をふんだんに使って作っているそうです。

親切にも、出し汁だけをお椀に入れて、

特別サービスに賞味させてくれました。

飲んでみると、とっても美味しいのに驚きます。

鰹だけではなく、昆布も使っているようです。

天ざると並んで、揚げたての天ぷらがつきます。

オーナーの方は太っ腹で、天ぷらは食べ放題です。

あげる度に持って来てくれます。

天ぷらは、ごぼう、にんじん、ナス、もずく、三度豆、セロリ、

ピーマン、ゴーヤー、パパイヤなどいろいろな種類があります。

ざるそばセットは天ぷら付きで1000円です。

おまかせセットだと1500円、天ぷら食べ放題です。

天ざるが足りないときは、

500円追加で、もう一皿そばをおかわりできます。

1,000円なのにあれやこれや追加の料理が出てくるので、

とても食べきれなく、

おかわりをするほどの元気はありません。

隣の席の団体客は、

お店の前の駐車場で、

キリスト教関係の車だという事が分かりました。

どうやら、何度も江洲の花に来ているようで、

会話を聞いていても、顔馴染みのようです。

説明を聞いて驚いたのは、

花の咲いた額を素材にして、

天ぷらにしているのもありました。

そばをうつ場所は、入ってすぐ正面のガラスの向こうです。

江洲の花の大将は、

気が良さそうで、太っ腹な方です。

わずか1000円の盛りそばなのに、

お客様がもう結構ですというまで、

次から次へと天ぷらを揚げてくれます。

もずくも頂きました。

揚げ出し豆腐も頂きました。

どれだけ出たら終わりなのか

分からない状態で次々に食べていると、

もうお腹いっぱいで、これで結構ですというと、

サービス係の女性はまだまだありますよと言います。

江洲の花のお蕎麦は、

とても美味しいお蕎麦で、

大宜味村では7年前からここで店をしているそうです。

大衆食堂のような、観光客相手のような、

道の駅のお蕎麦屋で終わらなくてよかったです。

よくぞ定休日にきて、

よくぞ江洲の花を教えてくれたと、

道の駅のスタッフに感謝です。

お腹いっぱい十割蕎麦を食べた後は、

大宜味村の畑の周りを、

ぐるぐるまわってドライブしてみます。

その中に、とても立派なお屋敷があったので、

つい引き寄せられて、門の側まで行ってみると、

皿似奥の方にお屋敷がありました。

入ってみたくても、個人の家なので

、外から見るだけです。

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2017年4月10日(月)


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