前兼久ハーリーに向けて、第159回沖縄訪問です。
前兼久ハーリーは、旧暦5月4日のユッカヌヒーに行われます。2016年は、6月8日です。 第159回沖縄訪問(1)
旧暦5月4日は、沖縄では、ハーリーが行われる日です。
新暦では、6月8日です。このハーリーを応援する為に、第159回沖縄訪問のはじまりです。
2016年6月4日(日)神戸から沖縄に向かって出発です。
途中ポートライナーの窓から見えたのは、港に接岸している大きな観光船です。
どこの国から来ているのでしょうか?大きなホテルがひとつまるまる移動しているような大きさです。
神戸空港に13:30頃着きました。
今日はインターネット上では満席近くでしたが、実際飛行機に乗ってみると、空席が目立つゆったりとした状況でした。
神戸空港を利用して、毎回感心するのは、神戸発の飛行機の見送りです。
搭乗前から、飛行機に乗る人に対して、マスコット人形を使って行ってらっしゃいと手を振って、旅の安全を祈ってくれています。
窓の外には、10名も空港関係者が見送りをしてくれています。
10名の方が横一列に並んで、そのうち1人は「行ってらっしゃいませ」の大きなプラカードを持って見送ってくれています。
ずっと手を振られていると、こちらも手を振ってこたえなければなりません。
神戸空港を飛び立ち、淡路島を経由して沖縄に向かっています。
神戸空港全体が窓から見えました。しばらく飛び上がるとすぐに雲の中です。
座席でウトウトしていると、もう飛行機は、予定の半分以上飛び続けています。
下に見えるのは、南西列島です。
飛行場に着いたのは、16時ぐらいです。
すぐに沖縄レンタカーに連絡して迎えに来てもらいます。
沖縄レンタカーの対応の良さには感心します。
もし、予約をしていなくて、予約を忘れていても、空港から沖縄レンタカーに電話をして、今来たんだけど、車貸して貰えますか?と頼んだ事があります。
こんな、他の場所なら考えられないような無理な頼み方でも、いいですよと二つ返事で迎えに来てくれた事があります。
でもこれは、イレギュラーな方法なので、毎度こんな事をしているわけではありません。
飛行場のロビーではいつもの大型海水魚の水槽に寄ってナポレオンフィッシュに挨拶です。
レンタカーを借りて、前兼久に向かいます。
レンタカーの車は、10万㎞を超えた走行距離で、かなりお年寄りのような車ですが、安全運転を心掛ければ、大丈夫です。
問題なのは、カーナビがかなり言う事を聞いてくれない事です。
石川インターを下りたとき、近くのタバタのお店に寄って、沖縄にしか売っていないような植物を探します。
目的は、アケボノカズラがあるかどうかですが、見つかりませんでした。
この後すぐに前兼久漁港へ直行です。
今日は日曜日なので、朝日会の皆さんがたくさん来ているか楽しみです。
今日はたくさんの人が来ていました。
今回は奧さんも一緒なので、皆さんから、奧さんは一緒じゃないの?と、尋ねられる事もありません。
奧さんがいなければ、いないで、皆さん心配してくれているのです。
朝日会のテントの中の掲示板には名簿があり、今回のハーリーに特別の会費3000円払っている人の名前がありました。
今回は、参加費特別徴収で3000円でしたので、松葉博雄も3000円お支払いします。
今日、朝日会に出席しているのは、崎浜政秀さん、冨着勝弘さん、登川喜永さん、金城正浩さん、米須清秀さん、幸地新二朗さん、山城武光さんらの顔が見えていました。
山城武光さんから、松葉さんいつ帰りますか?と尋ねられたので、
ハーリーが終わったら翌日帰りますと返事をしました。
これはきっと、山城武光さんが、何か考えているのだなぁと、直感的に思いました。
今日は、漁に行ったので、新鮮な鰆が釣れて、その鰆を刺身にして、皆さんビールを飲んでいます。
これはたまりません。絶対飲みたくなります。
そこでいったん車をホテルの駐車場に置いて来ました、そしてもう一度戻って皆さんと乾杯です。
ホテルに車を置いて、朝日会のテントに行く途中、前兼久の集落を歩いていると、集落の庭に、神戸では見られない美しい花を見つけて、写真を撮ってみました。
今日の鰆は大物です。先ほど捌いたばかりの鰆の骨が、魚にあげるために、海に捨てていました。
それを見ると、かなり大きな鰆だと解ります。
沖縄では、鰆の刺身を頂くときは、お醤油と、沖縄の酢を使って味付けをしています。
とりたてのサワラは透明色が強く、これが時間が経つとだんだん白く変わってくるそうです。
前兼久漁港の朝日会に、こんなにメンバーが集まるのは、珍しい事です。
冨着勝弘さんも、今日は珍しいと言っていました。
朝日会は、以前は金城正則さんが中心メンバーとして、いろいろな企画をして、来る度に楽しい企画があって、朝日会は賑わっていましたが、金城正則さんが前兼久の区長に当選してからは、金城正則さんの足が遠のき、朝日会は衰退の一途でした。
前回来た時より、朝日会の前の芝生は整備されて、綺麗になていました。
きっと、ゴルフの練習をする為に、芝生の草刈りをしてくれたのだと思います。
前兼久の公民館はすっかり出来上がっています。
既に以前の公民館から新しい公民館へ、実務上の仕事は移っているようです。
今回のハーリーでは、公民館がハーリーの後方基地として、活躍することになります。
宇室久美子さんは、ハーリーの時には、朝日会でお料理をつくって、おもてなしを応援してくれています。
宇室久美子さんがやってきて、酒のつまみの料理を作ってくれました。
それは登川喜永さんが畑で作った、アカウリを使った酢の物です。
とてもさっぱりして美味しいので驚きます。
このアカウリは一つ持って帰りなさいと言われたので、頂いて帰ることにします。
アカウリの酢の物は、アカウリを薄く切ります。
鍋に切ったアカウリを一緒にして、軽く塩を振ります。
アカウリは、塩と混ざるように、力をいれないで、軽く混ぜ合わせます。
塩以外の調味料としては、醤油と、酢、砂糖少々を使います。
調味料に馴染ませて混ぜ合わせれば、出来上がりです。
漬け物のように、上から重しを置くとか、一晩漬けておくとか、手間取り時間はかかりません。
混ぜ合わせると、すぐにおつまみの出来上がりです。
料理店なら、お通しとして300円くらいは頂けそうな美味しい味です。
朝日会で見る久しぶりの光景は、みんなで楽しむゴルフです。
灯台のある方向にひとり行ってみました。
夕日が撮れるかなぁと思って行ってみますが、雲が厚くて撮れません。
突堤には、たくさんの釣り客が来ています。
前兼久漁港のハーリーは、6月8日水曜日です。
ハーリーに備えて、各チームが今、前兼久漁港で練習を行っています。
登川喜永さんから、アカウリを頂きました。
アカウリは、ウリよりも大きく、持って見ると、ずっしりと重みを感じます。
少し酔いが回ってきたので、どこかに置き忘れて帰ってはいけないと思い、アカウリに名前を書いておきました。
こうしておけば、前兼久なら忘れたアカウリでも、ちゃんと届けてくれることがあります。
到着早々から、朝日会で朝日会のメンバーと久し振りに団欒が出来て、釣りたての新鮮な鰆の刺身やら、アカウリの酢の物を頂いて、ビールがすすみました。
次は、金城千賀子さんのところに歩いて行きます。
2016年6月5日(日)