百名伽藍のお昼のランチは、時間を忘れるゆっくりとした至福の時を感じさせてくれました。
百名伽藍のランチは、季節によって、好みによって、いくつものコースがあります。 第158回沖縄訪問(18)
百名伽藍の季節の特別ランチの続きです。
近海魚のマース煮の後には、季節のサラダです。
ドラゴンフルーツのドレッシングが使われています。
メインディッシュは、あぐーロースステーキです。
あぐーとは黒豚の事で、恩納村前兼久のあぐーの山城亭で、よくあぐーを頂いています。
ビールは2杯目になります。
だんだんと良い気分になってきました。
蒸し物は、アーサー入り海老真薯(えびしんじょ)です。
真薯(しんじょ)とはなんでしょうか?調べてみると、魚肉などをすり潰し、山芋や卵白などのつなぎを加えて成型し、茹でたり揚げたりした練り物のことをいうそうです。
沖縄に来ると、市場では、太いアロエの葉が売られています。
以前に、アロエを使って、梅酢に漬けて、漬け物にした料理を、上間光元さんの奧さんから頂いたことがあります。
止椀は中味汁です。
中味汁は、沖縄では、おめでたい席や、皆が集まる席でよく振る舞われる料理です。
もう一つの別のコースでは、中味汁の代わりに、シジミのお味噌汁でした。
ご飯は、沖縄県産赤米でした。
もう一つ交換して食べたのは、筍ご飯です。
お昼に、落ち着いた場所で、綺麗な景色を見ながら丁寧なサービスを受けて美味しいお料理を頂くと、とても高い満足度を感じます。
デザートを頂く頃には、お料理を食べ始めて間もなく2時間くらいになります。
かなりゆっくりとしたペースです。
その間に、目の前の岩場は、潮がどんどん引いて、かなり向こうまで珊瑚礁が現れてきています。
お料理が終わると、今日は百名伽藍のホテルの施設を特別にご案内して頂けるそうなので、これからも楽しみが続きます。
2016年4月21日(木)