恩納村前兼久漁港の、朝日会のその後は?社長ブログ神戸/沖縄恩納村
朝日会の思い出は、サメの料理、シーラの解体 社長ブログ神戸/沖縄恩納村 第154回沖縄訪問(12)
恩納村前兼久(おんなそん まえがねく)漁港にある、朝日会に寄ってみます。
朝日会は通常夜集まるので、朝に来ている人は滅多にいません。
朝行けば、昨夜の集まりの様子が何となく伝わってきます。
朝日会のテントの前には樹木があり、その中の木の一つに、五円玉の大きさぐらいの丸い実がなっていました。
もし、この実が食べられるのなら、鳥は集まってくると思います。
沖縄の山岳地帯に行くと、内地のように杉や桧の造林をしていないので、
落葉樹や常緑樹が数多く茂っていて、木には実がなり、実を求めて色々な生態系が広がっていきます。
朝日会のテントの中には、最近の活躍を伺わせるような企画物の掲示物は見当たりません。
なんだか、朝日会の活躍が沈静化しているみたいです。
松葉博雄の沖縄訪問が活発になったのも、恩納村前兼久の漁港を奥さんと散歩しているとき、偶然朝日会の金城正則さんに声をかけられてテントの中に入っていき、朝日会の皆さんとの楽しい交流が始まったことがきっかけです。
あの頃の朝日会の常連メンバーは、今から思うとベストメンバーでした。
行く度にわくわくするような企画や驚くような食べ物が朝日会にはありました。
それは、朝日会のメンバーが、持ち寄ってきた食べ物でした。
2004年8月の沖縄訪問では、朝日会で追い込み漁をしたときに、サメが捕れて、サメの解体料理がありました。
鮫の肝臓は、体に比べるととっても大きく、小さな鮫でもお皿いっぱいの肝臓がありました。
これをぶつ切りにして酢に漬け、しばらくしてお醤油をかけていただきます。
フグの白子のようなふんわりとしたやわらかさが口いっぱいに広がり、軟らかさはアンコウのキモのようです。
2006年10月の沖縄訪問では、朝日会で金城正則さんが大きなシーラの解体実演を見せてくれました。
今、前兼久の漁港を一番利用しているのは、ダイビングやシュノーケリングを専門にしているショップです。
前兼久の漁港は、税金で運営されています。
それに対してショップの運営者は、大きな負担も漁港への還元もあまりなく、自由に前兼久の漁港を活用しているように見えます。
ダイビング客は、ほとんどその場限りの一見客で、ウエットスーツの上半身を脱いだ半裸の姿で歩く女性や男性は、決してマナーが良いとは言えません。
我が物顔で無料の前兼久の漁港のトイレの水道水を使い、身体を洗ったりしています。
いつも朝日会で親しくして頂いている、登川喜永さんの事務所に寄ってみました。
登川喜永さんは、これまでのお付き合いで、物惜しみしないとても太っ腹な方だと感じております。
事務所の中には、事務員のきょうちゃんが集めた、このあたりの浜辺で採取した貝殻が、箱に綺麗にディスプレイされていました。
登川喜永さんから、ご自分の畑で取れたドラゴンフルーツを頂きました。
このドラゴンフルーツは、黄色か、赤か、白か、切ってみないとわかりません。
事務所の壁に、とんでもない程長いハブが捕獲された記事が目に付きました。
恩納村で捕獲されたハブは、長さ2m42cmもあったそうです。
これまでの捕獲されたハブの中では、最長記録だそうです。
これほど大きくなった要因は、餌に恵まれる等生活環境が良かったのではないかというコメントです。
2015年8月14日(金)