シーラの解体 金城正則さんの包丁捌き 第80回沖縄訪問(5)

金城正則さんのシーラの解体は、鮮やかな包丁裁きで、感心しました。
【沖縄の海、空、花、自然と素晴らしい人たち その5】

金城正則さんの鮮やかな包丁捌きで、どんどんシーラを裁いていきます。

見ていると、デパートで見たことのある、

マグロの解体ショーのような鮮やかな手さばきです。

シーラは片身半分は、刺身にします。

すぐにお皿一杯のシーラのお刺身が作れました。

残りの方は、これは別の料理に使います。

さて、さっそく、今できたばかりのシーラのお刺身をいただきます。

第78回の沖縄訪問のときにいただいた、シーラの刺身は、その後、お腹がうなりだし、

発熱があるほどの強烈な結果があったので、

あの、シーラの刺身には、中り癖があると困るので、

松葉博雄は食べようかどうか迷っています。

松葉博雄が迷っているのを見て、みなさんが面白がってます。

「もう免疫ができたから大丈夫だ」という意見もありました。

そこで、「それもそうだなぁ」ということで食べることにしました。

ふたつの意見がありました。

1、シーラは、いちど中るともう中らない、だから大丈夫。

2、シーラは、中るときは、たまたま運が悪かった、

小さいサイズのシーラは中っても今日のような大きいシーラなら、大丈夫。

この2の意見に励まされ、目の前、脂の乗ったシーラを見て、しり込みもできず、

むしろ箸を持った手の方が、勝手に前に前に向かい、

気がつけば箸は、シーラの脂身ののったおいしそうな切り身を掴んでいました。

さらに、意見は続きます。

シーラに中らないようにするためには、醤油に酢を混ぜて食べると、

酢には殺菌作用があって、中らないと山城興善さんが言っています。

ほんとかな?と思っていても、もう松葉博雄のお口の中には、

シーラの、まるでトロのような脂身の刺身が踊っています。

饒波棟重さんが、ガスコンロの上の大きな鍋と格闘しています。

おいしい料理を作ろうと、ホースから鍋に向かって、水道水を放水しているようです。

1ヵ月ぶりの、朝日会です。

まるで、家に帰ったような気分です。

沖縄の海で、沖縄のみなさんと、沖縄の空気に触れて、

沖縄のオリオンビールを飲んでいる、松葉博雄は、大変幸せそうです。

2006年10月8日(日)

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