ブルービーチ 沖縄金武町で 米国第31海兵遠征部隊(MEU)の人道的支援訓練 大型ホバークラフトで上陸し、 活動展開場所の確保や、 医療用テント設営などの訓練を行っています。第83回沖縄訪問(5)
ブルービーチ沖縄で米国第31海兵遠征部隊(MEU)の人道的支援訓錬を見ました。
ブルービーチ沖縄の米軍演習
ブルービーチの米軍演習を見ました
琉球新報によれば、
人道支援訓練を公開しています。
米軍第31海兵遠征部隊が実施しています。
米国第31海兵遠征部隊(MEU)の人道的支援訓練
米国第31海兵遠征部隊(MEU)は、
金武町の米軍施設内で、米国外の災害などで、
被害を受けた民間人の救助を想定した、
人道的支援訓練を報道陣に公開していました。
ちょうど、その訓練に遭遇しました。
訓練は、年4回実施しているということです。
地滑りが発生し、救援要請を受けたと言う想定で、
訓練を実施しています。
部隊の米兵約250名が、金武町のブルービーチから、
大型ホバークラフトで上陸し、
活動展開場所の確保や、
医療用テント設営などの訓練を行っています。
偶然にも、公開訓練なので、米軍の行動を、
すぐ目の前で見ることができました。
普通だと、軍事演習は、非公開です。
黙ってみていると、スパイと思われるかもしれません。
ブルービーチの公開訓練
目の前で、展開される訓練は、
ものすごい迫力があります。
大きな轟音を立てて、ホバークラフトで上陸したり、
あるいは陸から海へ、撤退の様子を見ていきます。
キャタピラーを付けた、戦車が並び、
迷彩色に塗装したジープやトラックが、
何台もホバークラフトの中に入っていき、
まるで、フェリーボートがトラックを運ぶような様子です。
ホバークラフトは、大変大きな音と風を出して、
方向転換をして、海に向かっていきます。
海岸なので、砂が舞い、
風に吹かれて、飛んでいきます。
海水に入ると沈みません。
浮き上がって、下方部分が浮き輪のように膨らんで、
船を浮かせて、水上の上を走って行きます。
ものすごいスピードです。
大変重いにも関わらず、
水上に船体を浮かせて、進んでいきます。
みるみるうちに、
遠くに行ってしまいました。
ホバークラフトが去った後は、
風で起こされた砂煙です。
陸から海上へ転回して行った、
ホバークラフトの後には、沖の方から、
別のホバークラフトが、
入れ替わりに、やって来ました。
松葉博雄が、岸壁で見ていた、
すぐ前を通り過ぎていきます。
しぶきが顔に掛かるほどの勢いです。
ホバークラフトは、海岸の直前になると、
少し、速度を落とし、陸に上がる体制になり、
そして、上陸です。
入れ替わって、
難民を救出する想定のホバークラフトが、上陸しました。
上陸すると、すぐに、
所定の場所に移動します。
そして、方向転換して、
船の中にある戦車やジープ、
トラックを陸地に出します。
船に乗っていた、将校と海岸で待っていた将校が握手をし、
その後、船の中の兵隊さんが、
隊列を組んで、海岸に並びます。
大変な演習を見ることが出来ました。
周りを見ると、
民間人が立ち入ることが許されない境界線があり、
そこには、一本の標識が建っています。
防衛庁(防衛省)のマークです。
松田光正さんと、感動を共にして、
ブルービーチを去っていきます。
せっかく、来たので、
演習の様子を海岸線の方から見ようと思い、
車をキャンプの正面にまわします。
キャンプの正面には、
銃器を持った衛兵が立って、
手で「ダメだ」と、思えるジェスチャーをして、
中に入ることを拒んでいます。
残念ながら、キャンプの中まで入ることは、
出来ませんでした。
機関銃を持った、衛兵を、すぐ側で見ると、
映画以上に迫力がありました。
2007年2月12日(月)