みんなで一緒に餅つきをします。沖縄恩納村 前兼久の朝日会のみんなで一緒にお餅を食べました。
みんなで一緒に、つきたての餅を丸めます。 みんなで一緒に、お餅にきなこをまぶします。第139回沖縄訪問(14)
みんなで一緒に、子どもも大人も、みんなで一緒のお正月の餅つき大会は、大好評でした。
みんなで一緒に小学校の時でも、会社に入った時でも、同窓会で集まった時でも、沢山の人が集まると、行動パターンに特徴が出ます。
役に立つのは、積極的に作業を進める人です。この人がいなければ、上手くいきません。その次は、頼まれたら手伝ってくれる人です。
自らはしなくても、言われれば動く人です。そして、大多数がじっと見ている人たちです。一般的な法則では、上位20%の人が組織を動かします。それに続くのが、フォロワーの60%の人達です。
最後に問題児となるのが、20%のなかなか動かない人達です。餅つき大会を見ていても、2,6,2の法則が当てはまりそうです。
積極的に働いているのは仲程學さんです。子ども達に餅つきの基本動作を教えています。
みんなで一緒に、皆さん入れ替わり餅つきです。みんなと一緒に松葉博雄もついています。声がかかります。「松葉さん、腰大丈夫?明日、起きられなくなっても知らんよ。」
搗けた餅は、これから丸めます。柔らかいつきたての餅を左手に掴んで、親指と人差し指で搾るように握り、右手で掴んで、ちぎり取って丸めます。この動作を早く反復します。
慣れたものです。きなこ餅が出来ています。冨着翔瑛君は、きなこ餅が大好きです。出来上がるとすぐに手が出ています。
たくさんあるので、翔瑛君が食べても、まだまだ残っていますが、何しろ幼い子なので、こんなに沢山食べると、後で胃にもたれたら大変と、大人達は心配しています。
山城ルイちゃんも来ています。久しぶりです。最初に会ったのは、金城釣り具店で、夏休みの宿題工作を金城千賀子さんに教えてもらっていた時です。あれから何年か経過し、大きくなりました。今は高校生です。
餅つきは、最初から杵でたたき続けるのではなくて、最初は餅米をすりつぶすところから始まります。すりつぶす時に杵が乾きすぎていると餅が剥がれにくいので、杵の先に水を付けます。
みんなと一緒につく餅つきは力仕事ですが、ついた餅を丸めるのは技術仕事です。主に女性の協力があれば、上手な形にまとまります。今回大活躍したのは銅谷美奈子さんのお母さんです。新潟から応援に来てくれて、流石、米処の新潟育ち、丸めるのも上手です。
朝日会の皆さんは専ら食べる側です。みんなと一緒に途中で参加した中学生の女の子が、大変活発な子でした。「あの子誰ねぇ?」と話題になった時、誰も知らない子でした。それにしては、朝日会によく溶け込んだものです。
「来年もおいでね」と声をかけると、「また来るね」と、沢山の餅を土産に持って、帰って行きました。あの子は、誰だったのでしょうか?
お正月はみんなと一緒に良いお天気に恵まれました。第4回餅つき大会は成功裏に終わりました。
朝日会はテントの中で酒ばかり飲んでいる集団という訳でもなくて、地域に何か新しい文化を育てられるかもしれません。
片山正喜さんと松葉博雄が、みんなと一緒に企画実行した事が、例年行事となり、子ども達も参加して、少しずつ前兼久に内地発の文化が根付いてきました。
片山正喜さんと、今年はこれだけ沢山参加者が集まったので、やって良かったなと二人で喜びました。
2013年1月1日(火)