沖縄読谷 座喜味城跡で感じる琉球王国の息吹 琉球王国統一後の国の安定に尽力した名将護佐丸

投稿No:9821

読谷 座喜味城跡 琉球王国統一後の国の安定に尽力した名将護佐丸 時を超える冒険:座喜味城跡で感じる琉球王国の息吹

沖縄の心を映す歴史の宝庫、座喜味城跡。

数年ぶりに、座喜味城(ざきみぐすく)跡へ

来てみました。

読谷村に位置するこの世界遺産は、

沖縄の豊かな歴史と文化、

そして息をのむような自然景観を

同時に楽しむことができる場所です。

15世紀から16世紀にかけての

琉球王国時代に建設された

この遺跡の魅力を再発見しました。

2000年にユネスコの世界遺産リストに登録された座喜味城は、

15世紀から16世紀にかけての琉球王国の

尚巴志王統時代に建設されたとされ、

沖縄の歴史や文化を今に伝える重要な遺跡の一つです。

2000年には、琉球王国のグスク及び

関連遺産群の一部として、

ユネスコの世界遺産リストに登録されました。

沖縄の歴史を物語る重要な証人です。

今日、座喜味城跡公園として公開されているこの地は、

歩きながら琉球の歴史を学べる、

教育的な公園となっています。

座喜味城は、琉球石灰岩を用いた

築造物としての美しさを保ちながら、

琉球王国の地方支配の要として機能しました。

その壁や門は、過去の栄光を今に伝えます。

座喜味城は、琉球王国の

地方支配の拠点として機能しました。

城は、琉球石灰岩を使用して造られ、

その壁や門などが現在も残っています。

琉球王国の政治的な中心地であっ

た首里城(しゅりじょう)とともに、

琉球の歴史や文化を理解する上で欠かせない遺跡です。

城は、守りやすく、かつ戦略的に

重要な高台に位置しており、

当時の琉球王国の政治的・軍事的な役割を果たしていました。

座喜味城跡は、典型的な

琉球石灰岩を使用した築造物で、

城壁や門などの遺構が今も残っています。

城跡は数層に分かれた構造をしており、

その各層は石垣で囲まれ、

複雑な入口や通路が設けられていました。

これらの構造は、防御機能の高さを示しています。

ここは座喜味城跡公園になっているので

散歩がてら、城跡を見に行こうと

奥さんを誘いましたが、この公園は広いので、

奥さんは、足がしんどいので

待っていると言っていたので、

一人で、のんびり見に行くことにしました。

この公園は、琉球の歴史を学ぶことが出来る公園です。

この城が位置する高台からは、

沖縄の絶景を一望でき、

歴史の教科書から飛び出したかのような感覚に陥ります。

しかし、この城跡を訪れるだけでなく、

その背後にある物語に耳を傾けることで、

私たちはより深く沖縄の歴史と

その土地の精神に触れることができます。

護佐丸という名将によって築かれたこの城は、

戦乱の世を乗り越え、

琉球王国の統一と平和に貢献しました。

座喜味城跡の散策は、ただの歩行以上のものです。

それは、時間を超えた旅であり、

歴史の中を歩く冒険です。

結婚式の記念撮影をするカップルの姿や、

散策中に遭遇するかもしれない驚きも、

この場所がただの遺跡ではなく、

生きている歴史であることを物語っています。

座喜味城跡訪問は、沖縄の過去への窓であり、

その壮大な歴史と文化、

そして自然の美しさを

一度に感じることができる貴重な機会です。

歴史に触れ、自然に癒されるこの場所は、

沖縄を訪れるすべての人にとって必見のスポットです。

座喜味城は、

読谷山の按司護佐丸(あじごさまる)が、

15世紀初頭に造った最高傑作です。

座喜味城は、戦乱の世だった「三山時代」に活躍し、

琉球王国統一後の国の安定に尽力した

名将護佐丸(ごさまる)によって築かれた城です。

国王に対抗する勢力を監視する目的でつくられ、

1420年頃に完成しています。

座喜味城の正面の城壁は、

波打つように大きくせり出ています。

これは、攻めてきた敵を倒すための工夫です。

身を乗り出さなくても下の様子が見え、

多方向の攻撃にも有利だったと考えられています。

城の中には、奥へ導かれるように見える通路があり、

そこを突き進むと行き止まりになります。

これは、敵をあざむいて

攻撃を加えるための「武者隠し」といわれるものです。

これらのことからも、

座喜味城は戦に備えた軍事要塞として

築かれていたことが伺えます。

(参考:おきなわ物語

座喜味城跡の保存が良好なのは、

護佐丸がいた18年余りの間、一度も

戦をすることがなかったためだといわれています。

沖縄戦では日本軍の砲台や、

戦後には米軍のレーダー基地が置かれたため

城壁が一部壊れてしまったそうですが、

今は一部復元されています。

城からの景色は絶景で、

標高125メートル程の高さに位置しているので

残波岬、恩納村の海岸、

遠くは那覇市や慶良間まで見ることができます。

お天気も良く、とても気持ちが良いです。

お城の頂上部分に、これから先は、

「いっちぇーならんど~」と、

進入禁止の立て札が立っていました。

沖縄弁で、これより先は、行ってはダメ、

という意味です。

行ってはいけないので、

引き返して、のんびり散歩を続けます。

歩いていると、ウェディングドレスを着た

カップルが見えてきました。

よく見ると、カメラマンの方など

大勢連れて、結婚の記念写真を撮っているようです。

今日はお天気がいいので、撮影日和です。

そろそろ、奥さんも待っているので

駐車場へ戻ろうと思いましたが、

この公園は広いので、

駐車場がどっちの方面だったか

分からなくなってしまいました。

あっちの方だったかな、こうっちの方だったかな、

と思って歩いてみても、

なかなか駐車場へたどり着けません。

仕方がないので、奥さんに電話して

方向を教えてもらって、やっと

車まで戻ることが出来ました。

この座喜味城跡は、琉球王国の歴史や文化、

技術の高さを感じることができるので、

ぜひ、足を運んで見てください。

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