沖縄恩納村で カニしゃぶ 沖縄の温暖な気候の中、 伝統的な鍋料理を一新する試み。

投稿No:9817

沖縄恩納村 金城家で カニしゃぶ 沖縄では鍋料理の文化は あまりないのです

 

沖縄の温暖な気候で鍋料理

今宵は、恩納村の金城家のお家で、

冬の寒さを忘れさせる特別な夕食を企画しました。

この地で鍋料理と言えば、

その存在は希薄、しかし今回は違います。

冷凍のズワイガニを携え、

カニしゃぶしゃぶをメインに据えることで、

金城家の食文化に新たなページを加えることに挑みます。

独自の味わいを追求し、準備は万端。

お野菜の下ごしらえから、

美味しい出汁の選定まで、

細部にわたるこだわりが今宵の食卓を彩ります。

沖縄の人々には珍しい しゃぶしゃぶ、

カニのしゃぶしゃぶの正しい楽しみ方を

案内する役割に私は張り切っています。

カニの身がふっくらと仕上がるよう、

煮えすぎないよう、

食べごろのタイミングを実演しました。

金城家では、自慢の

沖縄そばを用意してくれていました。

鍋を囲む楽しい時間、

そして〆の雑炊まで、すべてが絶品でした。

沖縄で暑くなる鍋料理なんて

本州のような寒冷な冬が訪れる地域に比べると、

沖縄での鍋料理の存在感は控えめです。

厳しい寒さをしのぐために

鍋料理を頻繁に楽しむ習慣が

家庭では発達していないのです。

沖縄では 料理店なら鍋料理は当たり前

料理店なら、あぐー鍋、

すき焼きなどが用意されています。

しかし、一般家庭ではあまり鍋料理はしていません。

特に、しゃぶしゃぶなんて、

あまり経験がないようです。

沖縄県では、全国で最も、

鍋を食べる回数が少ない地域なのです。

金城家にあったお野菜を選んで

下ごしらえをしてテーブルに並べ、

しゃぶしゃぶの準備が完了です。

今回も、鍋奉行は私です。

冷凍のズワイガニを持参し、

カニのしゃぶしゃぶをすることに決定です。

しゃぶしゃぶは、冷凍の状態で

煮え立った鍋のだし汁に、

カニを何回か振るようにすれば

すぐに、カニの身を頂けるように殻を剥いています。

卓上コンロに火をつけて、

鍋が沸騰するのを待ちます。

今回は、美味しい出汁パックがあるので

簡単に、出汁パックを使用しました。

沖縄では、お家で

鍋料理を食べる文化があまりないので、

しゃぶしゃぶの食べ方の経験がありません。

カニを熱湯においたら、完全に煮えくりかえるまで

具材を放置してしまいます。

そこで私は、

しゃぶしゃぶの食べ方を最初に実演します。

殻の部分をお箸で持って、

出汁の中を数回往復させます。

あまり火を通し過ぎてはだめです。

しゃぶしゃぶしすぎると身がパサパサになるため

あまり長時間しゃぶしゃぶしないように

注意しながらいただきます。

金城家のみなさんに、

美味しいカニしゃぶを食べてもらえるよう

やり方の講習をしてから、みなんで頂きました。

金城家では、

私が大好きな、沖縄そばを作ってくれていました。

金城正道さんが作った沖縄そばは絶品です。

何度も何度も食べたくなります。

お鍋でお腹いっぱいになってきましたが、

とても美味しいので、別腹で食べてしまいました。

このカニは

殻から身をほじくらなくていいので、

子供でも食べやすいと好評です。

カニしゃぶは、大好評でした。

これで終わりではありません。

鍋料理には、〆があるのです。

残っただし汁にご飯をいれます。

ごはんにだし汁の味がしみこむまで

鍋でごはんと炊き続けます。

雑炊にして、美味しい出汁を

残らず楽しむことができました。

みんなでのんびりと鍋を囲んで

和やかな時間を過ごしました。

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