恩納村 前兼久のお正月 鎮守の神に感謝、祖先に感謝、水に感謝、海に感謝の礼拝

投稿No:9765

恩納村 前兼久のお正月 鎮守の神に感謝、祖先に感謝、水に感謝、海に感謝の礼拝 年越しカウントダウンの花火を見て 目が覚めるとお正月 

年末の恒例行事は

まだあります。

それは、年越しカウントダウンの

花火を見ることです。

恩納村のリゾートホテルでは、

新年を祝う花火を打ち上げる事が恒例になっています。

近くのいくつかのホテルも、

一斉に花火を打ちあげるので、

私の部屋からは、数カ所の花火を見ることができます。

遠くのホテルの花火から、

近くのホテルの花火まで様々です。

年を越すと、新年のお祝いに、

ぽんぽんと打ちあがっていきます。

ムーンビーチホテルは、

少し遅れて打ち上げることにしています。

そうすると、花火を長い時間見ていられるので

見てる側からすれば、得した気分になります。

今年もこうして、

沖縄で良い年を迎えられたことを

嬉しく思います。

ベランダに出て、花火に見とれて、

しばらく時間を忘れていました。

どの季節に見ても、花火は綺麗なものです。

朝目が覚めると、

お天気に恵まれ、

晴れ渡った気持ちの良い元日でした。

部屋からは、青い空と青い海が見渡せます。

元旦に相応しい、

とても気持ちの良い朝です。

朝、沖縄の太陽の光を浴びると、

すっきりと気持ちよく、

心穏やかな気持ちになれるのです。

お正月の沖縄と言えば、

伝統の、鎮守へのお詣りが行われます。

前兼久の恒例の行事なので、

みなさんが前兼久の鎮守へお詣りへ行くのです。

世帯主である戸主が家を代表して、

村や字の集まりに出席します。

前兼久の集落では、戸主達が

お詣りに行く風習が守られていて、

海の神様、水の神様、久高島のご先祖様に、礼拝します。

小さい神社ですが

皆さんがお参りに集まっています。

一家を代表して、その家の一年間の

無病息災をご先祖様や

よろずの神様にお祈りするのです。

神社でのお参りを済ますと、

次は、海の神様、水の神様へお参りです。

沖縄の村や字には、海に、山に、井戸に、

何か所も拝所があるのです。

祭司役は字の区長で、

区長さんが、一同を代表して、

鎮守の神様に字の安寧を祈ります。

区長さんがお願いをしている間、

一家の代表として集まっている皆さんは、

しゃがんで頭を下げて、一緒になって祈念します。

この鎮守での参拝は、

年始の交歓会も兼ねています。

沖縄には、まだまだ

海と、水に感謝と共に、山の鎮守にも礼拝します。

礼拝の跡は、久高島の方向に手を合わせます。

久高島から沖縄の祖先が始まったという神話があります。

そこで、久高島の方向に向かって祈りを捧げます。

地元ならではの血縁関係が強く残り、

ご先祖様や年長者を大切にする

儒教思想が残っているのです。

2024年はどんな一年になるでしょうか。

今年も、仕事もプライベートも

充実した一年になるよう

努力していきたいと思います。

 

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