178回沖縄訪問(11) 沖縄南城市 百名伽藍でランチ 百名ビーチは沖縄の歴史的な史跡
投稿No:9619
沖縄南城市 百名伽藍でランチ 和と琉球を融合したリゾートホテル 百名ビーチは琉球文化の史跡であるビーチです 第178回沖縄訪問(11)
今日のランチは百名伽藍
百名伽藍(ひゃくながらん)で
いただくことにしました。
百名伽藍はこれまでにも
何回か訪れているホテルです。
南城市にあり、
恩納村からは1時間程度のところです。
恩納村が中部に対して、
南城市は南部にあります。
一般的なビーチリゾートホテルとは違い、
琉球文化を背景に、
日本旅館の上質さを併せもつ、
新しいスタイルが魅力になっています。
落ち着きのある日本旅館のような、上質な宿です。
初めて行ったのは、
数年前、奥さんがテレビで百名伽藍が
いいホテルだと紹介されているのを見て、
行きたい、と言ったことがきっかけでした。
一番最初に来た際は、多少のトラブルがあったものの
その後の対応や、美味しいお料理、
訓練され、サービスの行き届いたスタッフの皆さんに魅了され
何度か訪れたことがあります。
沖縄に来た際に、
たまにですが足を運ぶようになりました。
コロナ禍のため、今回は久しぶりの訪問です。
百名伽藍は居酒屋からスタート
経営は、渕辺俊一会長・渕辺俊紀代表取締役社長のお二人です。
元々の始まりは、
居酒屋わだやから始まっています。
ホテルの敷地内を見ていると、
仏像がいくつか姿を現します。
これは、柔らかい石灰岩が使用されており、
三体の仏像を、わずか一年で一人の女性が
彫刻したというお話を聞きました。
独特な雰囲気を放っていて、
風格のある仏像のように見えます。
他にも彫刻などがあちらこちらに飾られてて
どこか神秘的な雰囲気を感じます。
建物の空間には、
この百名地区に古くから生い茂っている、
ガジュマロの木を切ることなく、
建物の中に飛び込ませて、
ホテルと自然が融合するような設計となっています。
客室の様子は過去に記事をあげているので
そちらをご覧になってみてください。
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さっそくランチを頂きました。
海が見渡せる席で、ランチです。
雲が多く、あいにくの天気でしたが
綺麗な海が一望できました。
お料理が出てきました。
百名伽藍では和食を楽しむことが出来ます。
メニューを丁寧に説明してくれました。
彩りも盛り付けも綺麗で、
まずは目で見て楽しみました。
天ぷらに、
お造りなど、
食べやすい量で、楽しみながら
食事をすることができました。
沖縄らしく、
ゴーヤを使った料理もあります。
デザートに、
コーヒーもついて、大満足のランチでした。
食事が終わったあとは
ホテル内にあるギャラリーへ行きました。
百名伽藍のギャラリーには、
社員の皆さんが描いた、沖縄の歴史に登場する、
重要な人物の絵が掲げられています。
彫刻もそうですが、このホテルでは
社員の皆さんが作った作品が多く飾られています。
そして、このギャラリーでは
沖縄の歴史もまなぶことができます。
護佐丸
14世紀後半から15世紀前半にかけて活躍した、
琉球戦国時代の剛勇。
約500年前、15世紀前半の
琉球王国の戦国時代に活躍した猛将です。
琉球国は、14世紀初頭から15世紀の中半までの百年間、
中国の三国志のように三国に分裂して
相争う戦国時代が続いていました。
護佐丸は、まさに戦国時代の真っ只中に登場する、
琉球史の中で最も著名な戦国武将です。
(参考:https://art.jcc-okinawa.net/rekishi/gosamaru/)
尚円王(金丸)
沖縄本島の北西部にある伊是名島の百姓の子として生まれ、
「北の松金」の名で呼ばれていました。
金丸は島を出て転々とするうち、
越来王子 尚泰久の目に留まり、
絶大な信頼を得るようになります。
金丸は国王の右腕として絶大な権力をふるい
重要な役職をも任されるほどになります。
尚徳王が病で亡くなると、
ついに琉球国王となった金丸は
尚円王と名乗り、以後四百年以上続く
第二尚王朝をひらいたのです。
(参考:https://art.jcc-okinawa.net/rekishi/kanamaru/)
ギャラリーを出た後は
百名ビーチへ行ってみました。
久高島信仰の神話では、
久高島の神々が、本島に渡って来て
サンゴ礁が見える遠浅の海です。
コロナ禍で沖縄への訪問回数が減っていて
久しぶりに沖縄へ来ることができました。
とても充実した時間を過ごすことができ、
気持ち良く新年を迎えることができました。
沖縄で英気を養うことができたので、
今年も良い年にできるよう、
全力で頑張っていきたいと思います。