軽自動車に乗って沖縄へ エスカルゴ夫妻(家巣軽Go) 

軽自動車に乗って沖縄へ 夫婦で、沖縄に来ています。沖縄県本部町屋我地島で出会った家巣軽Go(エスカルゴ)夫妻は、夫婦で秋田県から自炊道具を軽自動車に乗せ沖縄へ来ています。

軽自動車に乗って沖縄へ

夫婦で、車に乗って、夫婦で一緒に、旅しています。

沖縄県本部町屋我地島で出会った家巣軽Go(エスカルゴ)夫妻は、秋田県から自炊道具を軽自動車に乗せ沖縄へ夫婦で、車一つに自炊道具を乗せて、夫婦で来ています。

沖縄本島の中部地区に屋我地島があります。

この地区は羽地内海と言われ、松島のように島が重なり合い静かな内海です。

本島とは橋でつながっています。

この橋のそばにきれいな砂浜があったので、浜辺におりて貝を拾っていました。

エスカルゴ夫妻

すぐそばにも同じように潮干狩りをしているご婦人がいらっしゃいました。

地元の方と思い声をかけました。

この方は、夫婦で沖縄に来られている方でした。

なんとなく事情を深くお聞きしました。

名刺を頂くと「家巣軽Go」エスカルゴと書いていました。

何のことかとさらにお尋ねしました。エスカルゴ夫妻は秋田の農家の方です。

毎年冬になると秋田では雪に閉ざされてご近所を相互訪問して、お茶をするぐらいしかできないようです。

冬になると軽自動車で秋田から沖縄へ移動

エスカルゴさんの本名は佐々木さんです。

佐々木さんご夫妻は、成人した子ども達に家のことは後を任せて、11月になると軽自動車に自炊道具と寝具をのせ、夫婦で、南へ南へと向います。

およそ1ヶ月ほどで沖縄につきます。

道中は行きたいと思ったところに寄り、観光しながら気の向くまま、夫婦で、カタツムリのような家をしょった二人旅です。

それで「家巣軽Go」と称しているとのことです。

沖縄の牧場でお手伝い

沖縄に着くと、海洋博会場の近く、本部(もとぶ)町の嵐山にある牧場に向います。

ここの牧場で、一日3時間だけ、夫婦で、乳牛のお世話をして働きます。

牧場からは家を貸してくれています。

ここで3月まで朝働いては、午後からは気ままな沖縄生活を過ごすことになります。

夫婦で、エスカルゴ夫妻は元々農業を長年しているので、牛の世話や牧場の仕事はプロのようです。おうちに案内して頂きました。

夫婦で暮らす、山の中にある一軒家で普段静かで庭にはリスのようなマングースが遊びにきます。

中高年の心を惹き付ける沖縄の魅力を実感しました。

寒い時には沖縄で、春になったら故郷へ、夫婦で過ごす、とても羨ましい過ごし方だと思いました。

軽自動車に乗って秋田から来た エスカルゴ夫妻

エスカルゴ夫妻宅 再訪問

年末のお休みに沖縄に行った時、以前にお会いした家巣軽Go(エスカルゴ)夫妻こと佐々木ご夫妻を訪ねました。

以前にお会いしてからその後、もう一度ユートピア牧場にある佐々木ご夫妻のお宅を訪ねた時は、あいにくと不在でした。

その後、気になっていたのですが、不在の理由はご主人があの時、急病のため、病院に行ってお留守だったことが後日分かりました。

病状については、一過性のことでその後は健康を取り戻し、普段と変わらなくなったようです。

ストーブ

今回は突然の訪問でしたが、お二人とも在宅でした。

趣味の生活 沖縄の景色を絵に描く

瀬底島大橋

今年の沖縄の冬はとても寒く、佐々木さんの家でも珍しくストーブが出ていました。

果物のスケッチ

知らなかったことですが、佐々木さんは絵がお上手で、沖縄の各地をスケッチして周り、お宅で色をつけて仕上げておられました。

一見すると、左の絵はすぐに瀬底島大橋だと分かりました。

右の絵は果物のスケッチでした。

家巣軽Go夫妻

まずはお会いして「お久しぶりですね」から始まったご挨拶と、その後のお互いの手短な近況をお話しました。

芋

お邪魔した時間は少しの間でしたが、ずいぶんと気を使ったおもてなしをしていただきました。

沖縄の芋を蒸かしたおやつと、沖縄のみかん(たんかん)を戴きました。

たんかん

マングースが庭に

このあたりは人里離れ、やんばるの森に囲まれていますので、庭にはマングースが餌をねだりに来るそうです。

かつて沖縄ではハブに噛まれる被害が相次ぎ、ハブを退治するため、ハブの天敵であるマングースをインドから輸入して、ハブのいる地帯に放ちました。

ヤンバルの森

予定では、マングースがハブをやっつけてくれるはずだったのですが、マングースのほうは、ハブのような強い敵と命をかけて死闘を繰り返すよりは、飼われているニワトリ、アヒル、野鳥、天然記念物のヤンバルクイナなどを襲い、人間が期待していたとおりにいきませんでした。

これは、人間が考えたように自然の生態系は計算ずくでできるものではないということの事例となっています。

観光地では、マングースはハブを見つけると、一撃のもとに頭を狙い、噛み付いてやっつけます。

これは、自然の状態で見たのではなく、観光地のハブとマングースショーで見た話です。

このようなショーは事実と違う期待を植えつけてしまうので要注意です。

本当は、マングースの輸入は失敗事例なのです。

外灯もネオンもない森の中では、夜空の星が驚くほど近くに大きくくっきりと見えるそうです。

ストーブ

趣味の貝細工

佐々木さんの奥さんは、浜辺に行って拾ってきたサザエの貝と、サンゴの枝を接着して、爪楊枝立てを作り、私が感心していると、おみやげにと1つプレゼントしてくれました。

素朴な味わいの爪楊枝たてなので、神戸に持って帰りこれから爪楊枝たてとして末永く使わせてもらおうと思います。

佐々木さん、ありがとうございました。

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2004年12月30日(木)

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