高砂市阿弥陀町、私立白陵中学・白陵高校 「かつめし」「絹うどん 川政」
高砂市阿弥陀町には、私立白陵中学・白陵高校が国道沿いに見えます。すぐ近くに「かつめし」で有名で40年も続いた老舗「絹うどん 川政」があります
今日の近隣ドライブは、明石を超えて、
加古川を進み、姫路の近くに行きました。
姫路の近くに、JR曽根駅という駅があり、
その付近に私立白陵中学・白陵高校があります。
畑には、鳩が何百羽も集まり、
盛んに何か啄んでいます。
何があるのでしょうか?
農作物はないので、土中の虫かもしれません。
高砂市北浜町 田中節子
お昼は、この辺りの名物である、
「かつめし」を頂くことにしました。
「かつめし」は、
兵庫県加古川市で誕生した名物グルメです。
元祖といわれるお店を元に広まり、
現在では加古川にある多くの店舗で
オリジナルの「かつめし」が食べられ
るようになりました。
お店の名前は、「絹うどん 川政」です。
「絹うどん 川政」は、一度火事でお店が焼けて、
その後、姫路から
こちらにお店を移したということです。
うどんは、生地作りからうどん作りまで、
すべて店のオーナーが納得できるまで味を極めているようです。
入り口に、おやっと思う
大きな一升瓶か三升瓶が飾られてあり、
そこにはなんと、
「結婚相談お受けします」と書いています。
飲食店の入り口に、
結婚相談が掲示されているには驚きました。
お店に入って、注文したものは、
天麩羅うどんのセットと、
かつめしの釜揚げうどんの
セットの2つを注文しました。
「絹うどん 川政」では、お客の顔を見て、
うどんを釜に入れるというやり方なので、
ゆであがるまでにおよそ10分ほど掛かります。
待っている間に、店内を
キョロキョロ見てまわると、
手書きの手間の掛かる、
色とりどりの絵手紙の年賀状が掲示されています。
額に入った大きな絵手紙もあります。
なぜ、こんなにうまく描けるのか、
女将さんに尋ねてみました。
答えは、絵手紙の教室をここでやっているそうで、
先生が来て、教えてくれて、
生徒さんが描いた作品を掲示しているそうです。
ところで、縁談の件について、
ちょっとお伺いしてみました。
「縁談は、手持ちの依頼はたくさんあるのですか?」と聞き出すと、
「お宅も縁談を探しているのですか?」
と依頼者かと間違われました。
そうではないので、
一般的な縁談の仕組みをお尋ねしました。
仕組みは、大阪に総本家があって、そこへ登録して、
毎月1回手持ちの縁談依頼者の状況も
他のお世話する人と情報交換して、
カップルを作るそうです。
「女性からの依頼は、どんな条件が多いですか?」
という質問に、
「男性には、一番多いのは、お医者さんです。
お医者さんだと、相手の女性の腕の細さまで条件にすることが
できるそうです」ということです。
でも、注文が細かすぎると、
そんな人はいないので、ぴったりと当りません。
これも、縁のものであり、
なかなかゴールまで辿り着くというのは、
僅かなようです。
縁談をお世話するおばちゃんたちのグループがあって、
その毎月の定例会の方が、
おもしろいので、
人のお世話も続いているということでした。
おしゃべりをしているうちに、天麩羅うどんと、
かつめしが出来ました。
うどんの細さは、細うどんで、
食べやすかったです。
持ち帰りもあるので、
何食か買って帰りました。
かつめしも、家族のために、
持ち帰りをお願いしました。
お店が流行るには、
料理をする亭主の味付けはもちろんですが、
接客をする奥さんの役割がとても重要だと思いました。
気さくに話をしてくれ、名刺を渡してくれて、
「もしおうどんを送って欲しかったら、
宅配もしますから、こちらへどうぞ」と、
連絡先をくれました。
ちょっとした心配りで、
また来てみようか、宅配をしてもらえるなら、
電話でお願いしてみようかと、
つい思ってしまいます。
高砂と姫路の境界線の辺りにあり、
付近には白陵中学校・高校があるので、
割に分りやすい場所にありました。
お店のオープンの時間は、不定期になっています。
うどんが売れ次第終わり、
納得できるうどんが出来なければ売らないという方針の、
理念にしっかりした経営を看板にしています。