神戸からの近隣ドライブ 西日本の桜の名所・津山市鶴山(かくざん)公園へお花見
2007年4月8日(木)岡山県津山市の鶴山(かくざん)公園に、お花見に行きました。とてもいいお天気です。津山には、2005年と2006年にも、お花見に行っています。
ちょうど桜は、満開で風が吹くと、花吹雪が散るような絶好の花見ごろでした。
娘の高校時代の先生である赤田進先生に、早朝からビニールシートを敷いて席取りをして頂いたので、とても良い場所でお花見ができました。
お城に上がる一番広い階段部分に、戦国時代の武者の衣装を着た侍と、
鉄砲隊が並んで、パフォーマンスを見せてくれました。
火縄銃の三段打ちです。
火縄銃は、一度撃つと、もう一度撃つまでに火薬を詰めて、玉を詰めて、少し手間がかかります。
これだと連続射撃ができないので、1、2、3の三編成として、順次、撃っていけば、連続撃ちができます。
大筒も出てきました。もちろん、実弾は入っていませんが、硫黄が匂い、白い煙が霧のようになびいて、やや戦国時代の雰囲気が伝わってきました。
津山国際ホテルのお弁当を持ってきていたので、みんなでビールを飲みながらお弁当を頂きました。
お城をバックに、満開の桜の下で頂くビールとお弁当は、とても美味しいです。
周りは、たくさんの花見客がいました。
美味しいお弁当を頂き、ビールも進むと、どんどん話が弾み、昔話へとなります。
昔話というのは、次女が、高校時代に赤田先生にお世話になったころの話です。
岡山県の津山市でも、「変わったなぁ」と思うことが、ありました。
それは、外国人が増えたことです。英会話の学校でしょうか、欧米人を囲んで、若い人達が、お花見をしています。
インド系の顔立ちをした、グループの人達もいました。
さらに、イスラム文化を感じさせる人達もいました。
桜の咲く花の下で、多くの外国人の方が、日本式の筵を敷いて、お弁当を頂き、酒やビールを飲みながら、楽しく過ごす日本式の文化が、外国人によって、理解されているようです。
津山の町も、国際的になったなぁと感じました。
肝心の桜の咲き方ですが、今年の桜は、少し咲き方が妖艶でないような気がしました。
桜にも、冬の気温により、春の咲き方に違いがあるのではないかと思ってしまいます。
鉄砲隊の射撃が終ると、花見の席に、巡回があり、花見客の皆さんは、先を争って、写真を撮ろうとしています。
今の時代は、携帯電話で写真を撮り、すぐに転送して、今、桜を見ていない遠くの人にでも、瞬間に送ることが出来ます。
ビールを飲みながら、今日のお天気と、空を見上げてみると、少し曇りがあり、ひょっとすると、小雨が今にも降りそうなお天気になっています。
津山の町も、これから統一地方選挙があり、市会議員の選挙が、もう少しすると、公示されます。
平成の大合併により、周辺の町村が津山市になり、これまで町会議員、村会議員だった先生たちも、特例期間が終わり、市会議員の選挙に突入です。
毎年、岡山県津山市の鶴山公園に花見に来られるもの、赤田ご夫妻のお陰です。
朝早くから、場所取りをして頂き、その上、お弁当の手配と、ビールや飲み物の重い食料品を階段を上って、搬入して頂いています。
これも、先生と生徒の師弟関係から始まった、縁があったからですが、親父やお母さんもその縁に乗せてもらい、こうして、楽しくお花見が出来ています。
そろそろ帰りかけのころ、石段の踊り場では、高校生がパフォーマンスをしていました。なにやら楽しそうです。
お弁当を食べて、昔話に花を咲かせて、あっという間に3時間が経過していました。
お花見は、食べて、飲んで、話しているのは楽しいのですが、後片付けが大変です。
ところが、赤田進先生が、「もう自分で片づけをするから、先に帰りなさい」と見送ってくれました。
次の予定があったので、お言葉に甘えて、先に帰らせてもらうことにしました。今年も、毎年恒例の花見を、楽しむことができました。