岡山県湯郷温泉・津山お花見旅行 その1(神戸~黒尾峠~湯郷温泉)岡山国際サーキットGT300kmレースで満室でした
2006年4月、今年も花見の季節がやってきました。今年の4月は天候不順で、神戸の桜は、東京に咲き遅れし、まだ本当の陽春のような感じがしません。
岡山県の津山城の桜は、神戸よりももっと寒い場所なので、咲いたかどうか心配しながら、今年も恒例の津山のお城の桜を見に行きます。
りんりんも一緒です。娘の高校時代の友達、圓光ちゃん、島ちゃんも一緒です。
一つの車に、私と奥さんと仲良し三人娘計5人、それと、りんりんが乗って出発です。
今日の西日本は、中国から飛んでくる黄砂によって視界も遮られるほど、大変な状況になっています。
神戸から岡山に移動しても、その黄砂の状況は変りません。湯郷温泉に着くと、夕食までに少し時間があるので、那岐山の麓にある山の駅に行きました。
ここから見る景色は、晴れていれば大変綺麗な景色なのですが、今日は黄砂の影響で遠くは霞んで見えません。
娘が運転してくれるので、途中でビールを飲むことが出来ました。
テーブルの上には桜の花が一枝生けられていました。
りんりんはこの山の駅の公園で、仲良し三人娘と一緒に遊んでいます。
夕飯はこれから、黒尾峠の麓の「松ぼっくり」に行くことにしました。
今日の日の入りは、黄砂の影響で太陽が薄暗く見えるほどの状況でした。
「松ぼっくり」のお店の周りには今の季節の花が咲いています。ラッパスイセン、ツバキの花が、西に向いて咲いていました。
松ぼっくりの部屋から見た景色は、今日の黄砂が、沈む夕陽の眩しさを遮るほどの、深い霧のような効果を演出し、サングラスをかけなくても、直接日の入りを山の端に見ることができました。
今日選んだ「松ぼっくり」の料理は、鴨鍋定食です。
今回は、4月8日と9日に、旧英田町(あいだちょう)にある岡山国際サーキットで、岡山GT300kmレースがあるため、この付近の宿泊施設は、どこも一杯で、予約が取れませんでした。
宿に入って、りんりんは、5人の中心にポジションを取り、皆が見える一番王様の席に座っています。
温泉に入ってみると、意外にも入浴客はいなくて、どうやら泊まるだけで、レースに夢中の人が多いようでした。
翌日は、露天風呂に行ってみます。
今朝も、入浴客は見あたらず、一人で露天風呂をゆっくりと楽しむことができました。
桜は、今、四分咲き程度で、露天風呂からあがると、茶室でお茶を一服いただき、付近の桜を観賞することができました。
露天風呂の中に、ちょうど見頃の馬酔木(アセビ)の花が咲いています。
これを馬が食べると、馬がお酒に酔ったようになるので、馬酔木と呼ばれています。
茶室の天心庵の部屋から見える外の景色は、今日は昨日の黄砂は一段落して、空は幾分か澄んできていました。
遠く中国山脈が岡山県と鳥取県との県境であることが、天心庵からも望めました。