渡名喜島 長澤まさみ主演の映画「群青」のロケ地です。誰もいない海 渡名喜島訪問記(8) 

長澤まさみ主演の映画「群青」のロケ地です。誰もいない海、温もりの海郷(さと)でシュノーケリングをします。 第120回沖縄訪問(10)

渡名喜(となき)島の海

誰もいない海に、珊瑚の群青を求めて、

渡名喜島の誰もいない海に入ります。

海の中は、音の無い世界です。

断崖絶壁の、急な崖の下には、恐ろし

そうな恐怖感があります。

渡名喜島の昼食は、ふくぎ食堂で頂きました。

ふくぎ食堂のランチタイムは、11時30分から14時までで、昨日

は、ランチタイムを外してしまっていたので、断られました。

お昼を食べて、ビールも摂取したので、気が緩んでしまいました。

でも、目的を忘れてはいけません。

はるばる神戸からこの渡名喜島に渡ってきたのは、美しい海、美しい

海中、美しい魚を見るためです。

そのためには、気の緩んだ状態は引き締めます。

温もりの海郷(さと)渡名喜島

温もりの海郷(さと)渡名喜島では、

長澤まさみ主演の映画「群青

のロケ地が、渡名喜島のあちらこちらに紹介されています。

午後の部の運動がはじまります。

1時すぎて渡名喜の海に出かけます。

昨日と同じ浜辺です。北の方向に場所を変えてみます。

岬の端の方向です。鉄筋がたくさん打ち込んで、

もずくの養殖をしている所を避けて、

一番岬の近いところに行きます。

この浜辺は、長澤まさみさんと

佐々木蔵之介さんと福士誠治さんが、

流木に座って、映画「群青」の重要なシーンを演じた場所です。

渡名喜島の海に潜る

これからウェットスーツに着替えて、海に入ります。

遠浅の海のようです。付近には絶壁があります。

この後は、海中写真をします。潮が引いているので、

遠い沖まで歩いていかないと、水に入れません。

珊瑚礁のかけらがちった浜辺は、

珊瑚の破片が足にささって、歩くのに痛いのです。

ゆっくり少しずつ歩いていきます。

片山さんの今日の計画はシュノーケリングをしながら、

魚を釣るという方法です。

道具は浮き袋にのせ、そして、さおは手に持っています。

渡名喜島のサンゴ礁は死滅

海に入ります。砂地のキレイな海が見つかりました。

水も透き通って綺麗です。たくさんの魚も良く見えます。

枝珊瑚が所々生き残っていますが、多くは死滅しています。

突然、水深が深くなった場所を見つけました。

水深が深いところは、水温が低いのか、

枝珊瑚がまだ生き残っています。

これは、白科現象が起きなかったようで、

水温があまり上がらなかったせいでしょうか。

珊瑚礁の魚も、こちらを気にしているようで、

警戒的な視線を、こちらに送っています。

水深が深くなっているところは、

10メートル以上の深さとなっています。周りを見てみます。

深いところを撮影しても、

深いところは光が届かないので、

あまり綺麗には撮れません。

もう一度浅いところへ戻って、魚の方を見てみます。

魚が威嚇してこちらを見ています。

いくらか枝珊瑚が残っていました。

周りをぐるっと見てみると、

片山さんは断崖絶壁の上に立っているような形で釣りをしていました。

もう一度深いところにいってみます。

海水魚たちは、エサをばらまけば、

たちまち寄って来ます。

でも、手持ちのエサがありません。

エサをもってきてないので残念です。

片山さんがさおの先につけた

エサの冷凍サンマが海に沈んでいくと、

エサに向かって魚が集まってきます。

そこに魚が集まってきているのがわかります。

どんどん集まってきています。

普段、魚を釣ってる時には、

海の中の魚が集まっている状況を見ることはありませんが、

今日は、片山さんが釣る人で、

松葉博雄は見る人に作業分担しているので、

海の底の魚を見ることができました。

少しずつ魚が集まってくると、

岩の間の穴に隠れている、警戒心の強い魚も集まってくるのです。

魚が集まってくると少しずつ警戒感の解けた魚がやってきます。

見ていると、どんどん集まってきています。

片山さんが釣りたいのは、高級魚です。

うまくいくでしょうか。

渡名喜島の釣り モンガラカワハギがかかる

結局、片山さんが釣り上げたのは、

観賞用であれば人気のモンガラカワハギです。

モンガラカワハギは、水槽で飼うと、

とてもかわいい、愛嬌のある魚ですが、

今日は、水槽で飼うわけでも無く、

食べるつもりもないので、逃がしてあげました。

モンガラカワハギは、もがき苦しんでいましたが、

口先から、するどい金の針を外されると、

一目散に海の深い方向に逃げていきました。

魚を釣る場所を代えることにして、

深い谷底のような地形を横断します。

海の底が見えないほど深いので、

およそ20メーター以上あると思います。

横断中に、マンタが見えました。

エイです。これはラッキーと思い、

マンタに向けて、上の方向から、

下のマンタのいる方向に向けて、

カメラのシャッターを押したつもり

ですが、不思議なことにマンタが写っていません。

マンタが泳いでいるのであれば、かなり深い水深です。

このあたりには珍しいサンゴが残っています。

こちらでもまた釣っていましたが、

だんだん潮が満ちてきたので、思

うように釣れなくなりました。

魚釣りは諦めて、いったん陸に上がります。

いったん陸にあげて、場所を変えます。

昨日と同じ場所に行きます。

少しずつ潮が満ちてきたので、遠くに行くことが難しくなりました。

途中で、休憩しながら、

魚のいそうな足がかりのある場所を探していきます。

結局上手くいきませんでした。次は陸上です。

まとめ

沖縄の離島である、渡名喜島のうみですら、潜ってみるとサンゴは死

滅していました。

サンゴななくなれば、

サンゴ礁を住処にしている魚もいなくなっています。

離島に来ても、サンゴ礁はなくなっていることに驚きました。

これは環境破壊が原因でしょうか。

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2010年7月10日(土)


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