中秋の名月(十五夜) 月見る月は この月の月 2023年は9月29日

投稿No:9484

中秋の名月(十五夜)  月見る月は この月の月 

中秋の名月(十五夜) 海辺を照らす月は 悩ましい

今宵こそ 月の明かりで 語りたい 

西の向こうに 月沈むまで

名月の夜は、寝るのが惜しいほどの夜です。

十五夜には 胸のときめきがあります。

ときめきは、あの時に聞いた

 月の曲から蘇ってきます。

中秋の名月(十五夜) 月にちなんだ歌・曲

名月に蘇ってくるときめきの曲は 

懐かしい曲ばかりです。

月を見ては 何かを感じ、

もの思いに耽ったのは、

過ぎ去った遠い日のことです。

また今年も 悩ましい月が輝く日がやってきます。

どんな曲に心が弾んだか 

思い出してみます。

中秋の名月(十五夜) ハワイ 「月の夜は」

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作曲:ソル・K・ブライト 日本語歌詞:門田ゆたか
歌:日野てる子

月の夜は浜にでて
みんなで踊ろうヤシの木かげ
手を腰にウクレレユカレリに
合わせて踊ろうフラの踊り

きれいなレイをあげましょう
踊り仲間のあなたに
花の冠あげましょう
踊り上手なあなたに

踊り手が揃ったら
さあさあ踊ろう 今宵ひと夜
さあさあ踊ろう 今宵ひと夜
さあさあ踊ろう 今宵ひと夜

「月の夜は」はハワイアン・ミュージックの名曲です。

ハワイの波の静かな海辺で 月の夜に みんなで踊っている

そんな輪の中に 入って 踊れたら 気持ちは空に飛んでいくほど

きっと感動すると 夢に描いたことがあります。

出典 musbic

中秋の名月(十五夜) 南国の夜 On a Tropic Night

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バッキー白片とアロハ・ハワイアンズと
 
アロハ・ハワイアンズの演奏する 南国の夜
 
高校生だった夏の夜、ラジオから聞こえる
 
バッキー白片とアロハ・ハワイアンズの
 
南国の夜の曲に、胸が躍り、月夜に、
 
まだ見ぬ南国の夜を、夢に描いた時もありました。
 
スチールギターの甘い音色に、
 
魅了された青春時代でした。
 
南国の夜 On a Tropic Night
 
 月は輝く 南の
 
はるかなる 夢の島よ
 
星はきらめき そよ風
 
ささやく やしの葉かげに
 
うるわしの星よ 永遠(とわ)に
 
かがやけよ 君の胸に
 
よろこびつきぬ 常夏の
 
君知るや 南の国
 
出典 歌詞GET

 

アメリカ コロラドの月

中学生の音楽教科で 

コロラドの月を歌いました。

先生のピアノに合わせて 

みんなで歌った コロラドの月は

映画で見たアメリカと言う国を想像させてくれました。

『コロラドの月』Moonlight on the Colorado

モール作詞  キング作曲 近藤玲二訳詞 

コロラドの月の夜 一人ゆく岸辺に

思い出を運びくる はるかなる流れよ

若き日いまは去りて 君はいずこに

 

コロラドの月の夜 はかなく夢はかえる

コロラドの山の端に 涙ぐむ星かげ

今もなお忘れられぬ うるわしき瞳よ

夜空に君の幸を 遠く折れば

コロラドの山の端に はかなく夢はかえる

 

出典 世界の民謡・童謡

Moonglow「ムーングロウ」

 

お月見

ムーングローに心ひかれたのは、

映画『ベニー・グッドマン物語』で曲を知ってからです。

イントロとエンディングで繰り返すリズムが、

心に響いてきました。

『ムーングロウ』とは『月の光』の意です。

歌詞の内容は、それは月の光。

ぼくを君のもとにまっすぐ導いたのは月の光だ。

しっかり抱いてという君の声がぼくの耳に残っている。

・・・というものです。

出典 趣味人倶楽部

中秋の名月(十五夜) 童謡 うさぎうさぎ

『 うさぎ うさぎ なに見て はねる
 十五夜 お月さま 見て はねる 』

「うさぎ」は、作詞・作曲者不詳の日本のわらべうた、童謡。

十五夜のお月様を見て跳ねる

うさぎの様子が描かれています。

月見の画像

写真出所 Yahoo!より

出典 Wikipedia

中秋の名月(十五夜) 名歌 月を詠んだ日本の和歌 

弾く琴の 音(ね)のうちつけに月影を 秋の雪かとおどろかれつつ

【現代語訳】弾いている琴の音を聞いているうちに、

月の光を秋の雪かと思って驚いてしまいました

【作者】紀貫之(きのつらゆき)

久方の 月の桂も秋はなほ 紅葉すればやてりまさるらむ

【現代語訳】月にある桂(の木)もやはり紅葉するから、

 いっそう強く照らすのだろう

【作者】壬生忠岑(みぶのただみね)

見る人に 物のあはれをしらすれば 月やこの世の鏡なるらむ

【現代語訳】見る人に「もののあはれ」を知らせるとすれば、

月はこの世の鏡なのだろうか

【作者】崇徳院(すとくいん=崇徳天皇)

虫のねも 月のひかりも風のおとも わが恋ますは秋にぞありける

【現代語訳】虫の鳴き声も、月の光も、風の音も、

私の恋心が強くなるのは秋のことでした

【作者】能因法師(のういんほうし)

中秋の名月(十五夜) 名月と名曲 まとめ

月にちなんだ曲や歌を探してみると、

日本のみならず世界中で

実に多くの曲が作られているのが分かります。

太陽の光で輝く月はどこか儚げで、

月にちなんだ底抜けに明るい曲や歌というのは

ほとんど聞いたことがありません。

日本の和歌となると、

さらに切ない歌が多くなります。

夏の暑さが過ぎ、

虫の声が聞こえてくるようになると、

急に寂しくなる気がするのは

どうやら気のせいではないようです。

今年は9月29日が「中秋の名月」です。

陰暦の名残で必ずしも「中秋の名月」の日が

満月の日に当たるわけではないらしいのですが、

神戸は晴れの予報ですので、

綺麗なお月様が見えそうです。

名月を眺めながら、さて、どんな曲を聴きましょうか。

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