「聴こえにくい方への対応」には、「耳のマーク」をつけて心配りをする 朝礼優秀賞2020年5・6月
投稿No:8675
聴こえにくい方への対応
朝礼優秀賞はコロナ禍のため5月、6月合併です
コロナ禍が起きて、5月には、朝礼をする回数がこれまでより減少しました。
5月は6月と合同して、朝礼優秀賞を選定することになりました。
そこで、今回の朝礼賞は、5月6月発表者の中からの表彰となりました。
細かい心配り
朝礼優秀賞を獲得されたのは、松葉眼科の平岡ナースです。
コロナ感染防止のために、皆さんマスクを着用していますが、
聞こえにくい方には、心配りが必要なことを提唱してくれました。
聴こえにくい方への対応
先日スーパーのレジ待ちで並んでいる時に、前の会計をされている方が補聴器をつけてお
り、ビニールシートを張った状態ではありましたが、店員の方は耳が“聴こえにくい方”と
気づいた様子で、指差しや身振り手振りを使い対応していました。
感染予防対策が優先の毎日となり、マスク着用が当たり前となりましたが、耳の不自由な
方は、話す相手の表情や口の動きから読み取って会話の内容を把握されているので、
マスクを外してほしいと言えない状況の中で不便な思いをしているのではないかと、
思います。
外見では分からない場合もありますが、話しかけられたり呼ばれていることに
すぐ気付かないこともあるのではないかと思います。
当院では、カルテに耳が聴こえにくいことが一目見て分かるよう「耳のマーク」をつける
ことが出来ますし、筆談や筆談者用の指差しカードを利用したりと、コミュニケーション
を取る手段を工夫して、声を掛ける際でも臨機応変に対応し、心配りが出来ればと
思います。
2020年7月1日(水)