プルメリア 甘い香り、美しい色彩、南国的な雰囲気のプルメリア 

投稿No:8684

プルメリアのささやき「今のあなたの気持ちを聞かせて」 甘い香り、美しい色彩、南国的な雰囲気のプルメリアの花言葉は「気品」「恵まれた人」「日だまり」「内気な乙女」。

プルメリアの語る言葉は、「今のあなたの気持ちを聞かせて」

何か、ささやきかけてくるようなプルメリア。

耳を澄まして、近づいて話を聞くと、

甘い香りのするプルメリアからは、

「私の美しさについて、何か聞かせて」

と尋ねられてしまいました。

プルメリアの美しさに魅了されて、

何も言えず、見詰め続けていました。

松葉博雄のいい写真撮りたいな:「プルメリアの語る言葉は、「今のあなたの気持ちを聞かせて」」

プルメリアの言い伝え

 

ハワイの言い伝えとして、満月の夜が明けた早朝、

朝霧に濡れたプルメリアの花を摘み取ってレイを作り、

意中の人に渡すとその熱い思いが叶うと言われています。

またハワイではプルメリアは5枚の花びら1枚1枚に

『ALOHA』の意味が込められているとの言い伝えがあります。

プルメリアと言えば、ハワイのレイです

ハワイやグアムなど南国を連想させる

代表的な花と言えば「プルメリア」です。

初めてハワイを訪れたとき、プルメリアのレイをいただき、

その美しさ、甘い香りにすっかり魅了されました。

レイを作るときによく使われる花で、甘い香りが特徴です。

ハワイやグアムではあちらこちらに

プルメリアの木が植わっています。

プルメリアの花を咲かせたい

一目見て、プルメリアを好きになって以来、

身近なところで、

私もプルメリアを咲かせたいと思い続けました。

結婚25周年のハワイ旅行では、ABCストアーでプルメリアの枝木を買ってきました。

そして、神戸の事務所で育てて、花を咲かせました。

寒さに弱く、日本の本州ではなかなか栽培が難しい花ですが、

温室で大切に育てたものが美しく花開きました。

プルメリアの花  

 

プルメリア 甘い香り、美しい色彩

プルメリアは学名をPlumeria(プルメリア)、英名を

Frangipani(フランジパニ)と言います。

ハワイではPuamelia(プアメリア)と呼ばれ、神聖な花として

レイや髪飾りに使われます。

また、バリではJepun(ジェプン)と呼ばれ、

やはり神聖な意味を持つ花とされています。

歓迎の印にも使われます。

リゾートホテルなどでは、

至る所でその香りがふんだんに使われています。

プルメリア 南国的な雰囲気

プルメリアが咲くのは夏です。夏の陽差しに、よく映えます。

熱帯地方のプルメリアは、かなり背の高い大きな木です。

花が咲いている状態の鉢植えを購入しても、

その後はかなり生長するまで

花が咲かないこともあるのです。

可憐な花ですが、樹液は有毒であると言われていて、

手入れの際には注意が必要です。

キョウチクトウの仲間なので、葉っぱがよく似ています。

プルメリア 太陽で花が咲く

大切に育てて、無事に花を咲かせた姿を見るのは嬉しいものです。

プルメリアはたくさんの品種があります。

原種が7種類、そこから派生する品種が

1500~1700種類ほどもあるそうです。

花の品種もまた日進月歩。

まだまだ種類が増えていっているそうです。

私が育てているのは、

代表的な品種である「ハワイアン・イエロー」と

「レイ・レインボー」です。

どちらも晴れ渡った真っ青な空とのコントラストが美しいです。

プルメリアの日光浴

気温が上がってくる5月中旬ごろから、

ときどき温室から外へ出して

徐々に陽射しに慣らします。

プルメリア 外に出すと、家が南国的な雰囲気に

温室で大切に育てた花を、

いきなり真夏の太陽に晒してはいけません。

南国の花とは言え、花がびっくりしてしまいます。

瑞々しい葉が、日焼けしてしまうのです。葉焼けと言います。

人も同じです。無防備に陽射しを浴びると日焼けします。

人も植物も、同じようにデリケートなのです。

文頭で少し触れたとおり、

プルメリアはとても甘く爽やかな香りが大きな特徴です。

日本ではあまり馴染みがないせいか、

プルメリアの香りの商品はとても

少ないですが、海外ではオイルやお香、

柔軟剤など、その香りを使った

商品がたくさんあります。

花の写真を見ただけで、

そのかぐわしい香りを思い出す人もいるかもしれません。

こんなにも背が高く立派な木になります。

心なしか、花ものびのびしているようです。

まだまだたくさん蕾が付いていて、楽しみです。

プルメリアの花言葉と誕生花

プルメリアの花言葉は「上品」・「気品」・「恵まれた人」です。

神聖な花に相応しい、美しい花言葉です。

因みに英語の花言葉は「beauty(美)」・「charm(魅力)」・

「grace(しとやか、上品)」です。

また、1月27日の誕生花のひとつでもあります。

大切に育てていても、ときに枯らしてしまうこともあり、

植物の栽培は実に難しく奥が深いものです。

だからこそ、美しい花が無事に咲いたり

果物が結実したときの喜びはひとしおです。

甘い香りに本格的な夏の到来を感じながら過ごすひとときは、

とても豊かな時間になります。

出典 暮らし―の ガーデニング 

    [LOVEGREEN / トリビアの花 / 花言葉-由来]

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2020年7月6日(月)