センタープラザ初 さんプラザ初の回転寿司 関西フーズの力丸(りきまる)オープン
投稿No:8655
センタープラザ初 さんプラザ初の回転寿司
センタープラザ初の回転ずし 力丸がオープン
コロナ感染防止のため、4月開店予定だった回転すし力丸が、6月に入ってオープンしました。
6月6日(土)11時、回転すしの力丸が神戸三宮センタープラザ店(B1F)にオープンしました。
センタープラザ、さんプラザで回転すしが開店するのは、力丸が初めてです。
これまで、回転すしが無かった方が不思議なくらいです。
その理由は、センタープラザ、さんプラザの地階は家賃が高く、さらに共益費が高いので、
これまで回転すしが開店することがありませんでした。
センタープラザ、さんプラザの駐車料金が高いことも、競争力には不利に働きます。
センタープラザ、さんプラザは夜になると飲食客は、東門筋には集まるので
飲食店が夜のお客様を集めるには、やや不利な面があります。
以前に、回転寿司の記事を書きました。
回転寿司のアイディアは、白石義明さんが1958年にベルトコンベアを見て考えつきました。回転寿司がブレイクしたのは、大阪万博(1970年)の頃からです。
回転寿司店を開店した経緯
大阪の立ち喰い寿司店経営者だった頃、
アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市)を見学した際に、
ビール製造のベルトコンベアを見て、それをヒントに、
多数の客の注文愛ナーを曲がるための、
角丸のコンベアベルトにしたアイディアは、
子供とトランプゲームをしていた時の
手に持って広げたトランプの角度からひらめいた。
1958年、大阪府布施市(現:東大阪市)の近鉄布施駅北口に、
世界最初の回転寿司店である、「元禄寿司」を開いた。
そして1962年12月6日、
「コンベヤ旋廻食事台」は「コンベヤ附調理食台」として、
白石義明名義で実用新案登録(登録第579776号)されている。
1978年まで世の中に回転寿司店は
コンベアの特許の関係で「元禄寿司」チェーンしかなかった。
これ以降は特許が切れ、全国に様々な回転寿司店が全国に広がった。
センタープラザ初の回転ずし 力丸の概要
センタープラザ初の回転すし、力丸とはどんなお店なのか、調べてみました。
1980年(昭和55年)に創業者の福永博之氏が、
第1号店となる「くるくる寿司飾磨店」を開店しました。
1988年(昭和63年)には「すしプラザ」の名称で、
回転ずしチェーン店の展開を開始しました。
回転寿司ブームの到来とともに地盤を強固とすべく、2001年(平成13年)より順次、
「すしプラザ」から「力丸」と「廻鮮漁港」に名称変更し、
安さだけではなくグルメ志向の回転寿司への路線を歩んでいます。
当初は郊外型店舗が主体でしたが、駅前型への展開も強め、
姫路から東の地域への進出を図っています。
センタープラザ初の回転ずし 屋号 力丸の由来
屋号の「力丸」の名は、2代目社長福永力夫氏の「力」と
漁船の名に用いられる「丸」を由来としています。
廻鮮漁港は、漁港に水揚げされる海鮮を廻る寿司屋でお腹いっぱいどうぞ、
との思いから名付けられていまていす。
2017年(平成29年)11月より全店舗とも「力丸」に統一されています。
経営理念
経営理念は、お客様と、社員と、企業のトライアングルの関係を表しています。
- お客様の食生活に寄与すること
- 社員の生活向上をはかること
- 企業の安定成長をはかること
センタープラザ初の回転ずし 店舗の特色
価格は一皿100円(税別)から設定しながらも、
低価格だけを追求した回転寿司店とは一線を画し、
100種類を超えるメニューと播州播磨前捕れの新鮮な魚を使用しているそうです。
生け簀で泳ぐアジ、タイ、ヒラメなどの魚の注文を受けて、その場で捌く演出を行っています。
しかし、センタープラザ店には生け簀はありませんでした。
力丸の3つのこだわり
1.「本物の味へのこだわり」
- いけすを設置し、全国の漁港から直接仕入れた旬の魚などを泳がせ、
- 注文を受けてから客の目の前でさばき、寿司を握る。(センタープラザ店にはありませんでした)
2.「癒しの空間と安全へのこだわり」
- 日本の伝統食文化である寿司を提供する店として「和」を基本とする内装としながらも、
- 注文をスムーズにするためのタブレット端末や注文品を客の手元に運ぶ特急レーンの設置、
- 子供向けのゲームコーナーやキッズルームなども併設している。(センタープラザ店にはありませんでした)
3.「良質な接客サービスへのこだわり」
- スタッフを客から見えるカウンター内に配置することで、
- 気配りの行き届くもてなしを行うことが可能。(センタープラザ店では研修中でした)
株式会社関西フーズの会社概要
回転すしの力丸を経営しているのは、関西フーズです。
設立は1987年10月(1980年創業)代表取締役 は福永 力夫 さんです。
従業員数は260名(正社員45名・パート・アルバイト含む) 、資本金は5000万円です。
売上高は2016年6月期見込み)13億円
本社所在地: 〒 670-0984 兵庫県姫路市町坪179-9
事業内容: <手握りにこだわる回転寿司チェーン「廻鮮漁港 力丸」の展開・運営>出典 Doda
力丸は12店舗を展開しています
兵庫県播磨地方を中心に、西は太子から東は神戸三宮まで、あわせて12店舗を展開しております。
回転寿司チェーンながら品質や味、お客様に対するサービスは常にレベルを高く
「本格指向」を掲げ、播磨灘の獲れたての魚はもちろん、
全国から厳選された魚を直送で仕入れており、
100円均一店にはない「もう少しだけの贅沢」を堪能することができます。
関西フーズの説明によると、店内の設備は、
新幹線で商品をお運びする特急レーンや、タッチパネルで注文できるボックス席、
お子さまのためのキッズルームやおむつ台(※)など、
皆様にお喜び頂ける店づくりを心がけております。(※店舗により異なります)
また地域のみなさまに愛される店作りをモットーに、
従業員一同お客様の「美味しい!」「また来たい!」
のお声と笑顔のためにがんばっています。
回転寿司の「儲けの仕組み」
飲食店なので、儲けを考えるときの基本的な計算方法があります。
「客単価×座席数×回転数」で店舗の売り上げを計算し、
そこから原材料費(原価)や人件費、店舗の家賃、経費などを差し引けばわかります。
回転寿司にあてはめてみると、
「客単価は低めだが、座席数は多く、回転数も多い」ことはわかります。
それぞれの回転寿司チェーンでは、
客単価を高くする試みや、回転数をさらに高める仕掛けなどもしています。
それでは、原価はどうでしょうか。
メニューごとの原価では、ウニやマグロなどが高く75〜85円程度とされています。
基本的に1皿100円(税抜)とすると、80%前後が原価ということになります。
回転寿司店は原価率が高いのが特徴で、
一般的な飲食店では約30%程度の原価率を、10ポイント以上、上回ることが珍しくないようです。
ウニやマグロの原価率がこれだけ高いことを考えると、
原価率の低いメニューが必要になります。
ツナマヨ、コーン、かっぱ巻き、タマゴなどで、いずれも原価率20%以下です。
みそ汁などは10%程度、コーヒーに至っては2%程度だそうです。
店側としては原価率の低いメニューをなるべくたくさん食べてもらえれば、
ウニやマグロなどを食べる客がいても儲かることになります。
そのためにはどうしたらいいか。
実は原価率の高いメニューと低いメニューを比べると、ある特徴があることがわかります。
原価率の低いメニューは子どもが好きそうなものが多く、
逆に高いメニューは子どもが敬遠しそうなものが多いのです。
それこそが回転寿司が儲かる仕組みで、ようするに、子どもの客を増やせばいいのです。
子どもが原価率の低いネタをたくさん頼めば、
ウニやマグロの注文で高くなりつつある原価率を下げられます。
ただし、子どもは1人では来られないので、ファミリー層を狙うことになります。
回転寿司店が郊外や新開発の住宅地などに立地することが多いのは、
そこに若いファミリー層が多く住んでいることが多いからです。
広い駐車スペースを併設するのも、そうした若い親子連れや3世代連れの利便を考えてのことで、
家族もろとも子どもを呼び込む作戦といえます。
出典 東洋経済オンライン
一皿100円 100円のメニューは僅か
実際に、一皿100円の回転すしは、どの位の品数でしょうか。
写真の最上段のメニューが、一皿100円です。
やはり、おいしそうな寿司は、下の段の500円にありました。
たまご焼きを頼むと味が分かる
力丸では、客席の前で調理をしていました。
卵焼きを注文すると、ベテラン職人に見える方が卵焼きを焼いてくれました。
焼きたての、卵焼きは熱くて、厚くて、美味しかったです。
この方が店内を仕切っていたので、つい「社長さんですか?」と確認しました。
笑いながら、「私は社長ではありません」と、否定されました。
2020年6月10日(水)