みなと神戸海上花火大会 船に乗って見物 神戸の中突堤には、たくさんの遊覧船がこれから出港します。

夏には、人が集まる行事がたくさんあります。人が集まる行事には経済効果があります。 (1)

みなと神戸海上花火大会は船に乗って見物です。

人がたくさん集まると:初詣、花見、大型連休、花火、海水浴、 盆休み、秋祭り、選挙演説、コンサート、甲子園野球など、みんな経済効果があります。

夏の風物詩といえば花火大会ですが、花火大会の当日に、いい場所を確保できるわけではありません。

ちゃんと先が読める人は、いい場所といい相手を確保して、その日に備えているのです。

花火を誰と一緒に見るか、花火大会に誰と一緒に行くのか、どんな服を着ていくのか、若い人にとってみては、ここは正念場です。

確かに若い人たちが多く、気合いが入っている人は、浴衣や甚兵に身を包み、恋人同士、友人たちと、花火を楽しみにやってきます。

そこで気になるのが、カップルがいけてるかどうかです。

みなとこうべ海上花火大会

これがなかなか、女性の浴衣と、男性の浴衣の着こなしがうまくできているカップルは、少ないのです。

まだ明るいうちから、人が集まってきています。

見渡せば、人、人、人の集まりです。

みなとこうべ海上花火大会

花火大会をすれば、人が集まることが、計算済みです。

そうなると、集めたい人はどんな人なのか、集まってくる人はどんな人なのか、花火大会は何が起源となって行われるようになったのかなと、ふと疑問に思い始めました。

みなとこうべ海上花火大会

調べてみると、もともと花火は中国で生まれたもののようです。

今のように、色を楽しむものではなく、味方に敵や侵入者を知らせるための煙、のろしが花火の元になったと言われています。

みなとこうべ海上花火大会

他には、爆竹が使用されたのがはじまりだとか、

花火の起源については諸説あるようですが、どの説にも中国が元となっているようです。

みなとこうべ海上花火大会

その後、ヨーロッパに伝わり、王族たちが権力を示すために祝い事やイベントなどで、花火を使うようになった所から、色をつけるなどの工夫がされ、近代花火の原点が完成しました。

みなとこうべ海上花火大会

花火は火薬を使います。そのため、花火の製造法や歴史の詳細については、重要機密とされていることが多く、花火の詳しい歴史は、あまり公になっていないようです。

みなとこうべ海上花火大会

なるほど、花火とは元々は、目で見て楽しむものではなく、火薬の音や、煙を利用して、遠くへ何かを伝えるためのものだったようです。

みなとこうべ海上花火大会

神戸の中突堤には、たくさんの遊覧船が、これから出港します。

揺れが少ない大型の船は、どの船もいっぱいです。

2ヶ月も前から、花火の遊覧船は、広告が出ていました。

みなとこうべ海上花火大会

みなとこうべ海上花火大会

日本に花火が来たのは、15世紀~16世紀の火薬の伝来と共に、という説が有力なようです。

みなとこうべ海上花火大会

もっとも古い花火の記録は、徳川家康が江戸城で花火を見物した、という記録が残されています。

みなとこうべ海上花火大会

みなとこうべ海上花火大会

亨保18年に、大飢饉などによって亡くなった人の慰霊のために、幕府は隅田川で水神祭を行いました。

このとき花火を打ち上げたことから、そのあとは毎年両国の川開きに合わせて花火大会が行われるようになりました。

みなとこうべ海上花火大会

それが、全国各地に広まり、現在では夏のイベントとしての花火大会や、リゾートホテルの催し物として、目で見て楽しむ花火が定着しているようです。

従って、花火のスポンサーになるのは、人が集まれば、ビジネスがうまくいく立場の人たちです。

電車、船、バスなどの乗り物、宿泊客、バイキング、花火見物にくる人を相手にした、ホテルや飲食関係などが潤うことになります。

みなとこうべ海上花火大会

みなと神戸花火大会は、今年で40回を迎えます。

この花火大会の主催者は、 神戸港振興協会です。

神戸港振興協会は、神戸港の発展を促進する推進母体として昭和33年9月に兵庫県・神戸市・神戸商工会議所・港湾関係業界等によって設立された社団法人です。

今日の花火大会をはじめ、神戸港を発展させる様々なイベントや、施設の運営を行っています。

みなとこうべ海上花火大会

花火大会を見に来ている、ほとんどの人は、花火大会にある歴史を知らないかもしれません。

しかし、暑い夏を楽しませてくれる、欠かせないイベントにもなっています。

そんなことに、思いを巡らせているうちに、だんだんと日も暮れて来ました。

家族で船に乗って、お弁当を食べながら花火を見物します。

神戸 花火:人が集まる行事には経済効果があります 

神戸の花火大会は毎年行われています。

神戸港の、中突堤を会場とした、海上花火大会には、海から見物する船で、今にも船と船が、ぶつかりそうな混み具合でした。

観光船の他、漁船も入ってきます。海上保安庁の巡視船は、マイクで注意を呼びかけています。

19時半ごろになると、日もすっかり暮れて、いよいよ花火が打ち上がる時間になってきました。

花火の経済効果

みなとこうべ海上花火大会の去年の来場者数は約25万人です。

このハーバーランド一帯に、そんなにも沢山の人が集まっているとは、驚きです。

花火の経済効果

花火の打ち上げ数は、1万発です。一万発といっても、1時間程度で打ち上がってしまうのですから、花火の数え方とは、不思議なものです。

これが、5000万か1億円もかかる金額になります。

しかし、25万人の人が、たとえ一人1000円であっても、使えば、二億五千万円にもなります。全体では元がとれます。

花火の経済効果

花火はひとつの円で、一発と数えるわけではありません。

花火の打ち上げ発数の数え方は、 3寸玉を基準に一寸ごと二乗し、数えます。

花火の経済効果

3寸= 1発 、 4寸= 2発 、5寸= 4発 、 1尺=128発 ・・・ と換算します。

ということは、目に見えてるひとつが1発ではありません。

ちなみに、 10号玉=6万円(1尺玉 約30cm)で、20号玉で、55万円です。

花火の経済効果

真っ暗な海を照らす、色鮮やかな花火が、次々と打ち上がります。

小さいものが沢山あがったり、大きくて迫力のある花火が、空一面に広がったりと、なかなかの演出です。

花火の経済効果

U君は、はじめての花火に、どのように反応するか心配でした。

尺玉の、お腹に響くような大きな音に、怖がって泣き出しました。

乳児にとっては、花火なのか、衝突音なのか、戦争なのか、わけのわからない恐怖です。

花火の経済効果

船の上で花火を見ると、花火があがると同時に、真っ暗な海に他の船の影が浮かび上がり、周りのホテルや建物の夜景と映えて、陸で見るのとは違った景色が瞳の前に広がります。

周りに視界を遮る大きな建物もありません。

花火の経済効果

遊覧船が港について、船を下りる間際、良循環がありました。

隣の席の家族の集合写真を写してあげると、うちの家族の集合写真を写してくれました。

お互いが、全員の写真が写せました。

ちょっとした気遣いでしたが、我が家も隣の席の人がシャッターを押してくれたので、集合写真が残りました。