子供の模擬店(キッズ商人)チャレンジ事業 淡路市商工会青年部 淡路フローラルアイランド

投稿No:8459

子供の模擬店(キッズ商人)は淡路市商工会青年部のチャレンジ事業として行われています。 

子供の模擬店(キッズ商人)は大賑わい 

淡路フローラルアイランドに来てみると、大変な賑わいです。

今日の催しは、淡路市商工会青年部が主催するイベントです。

淡路市の小学生に将来のあきんどになってもらいたいという思いから「キッズあきんどチャレンジ事業」を夏と秋に行っていて、今日は秋のイベントです。

キッズあきんどチャレンジ事業は、市内の小学4年生が11月に青年部が出店している模擬店に参加し、販売体験を行います。

調理方法や接客を青年部員に教わり、自分たちが作った商品が売れるよう、一生懸命取り組んでいます。

フローラルアイランドの駐車場は、普段は駐車に困ることはありませんが、今日は満車です。

少し離れたところにも駐車場がありますが、出来たら店の近くに駐車したいので、様子を見ていたら、車が出て行き、空きスペースが確保できました。

餅つきがあるようです。

残念ながら12時の第2回目の餅つきは終了した後でした。

ぜんざいは、餅つきと連動しているようです。

お餅ができると、ぜんざいにお餅が入る段取りのようです。

キッズあきんど チャレンジ事業

キッズあきんどチャレンジ事業は淡路市商工会青年部の主催です。

模擬店には、淡路市商工会青年部の人たちが、子供たちと一緒に、お店の運営にかかわっていました。

販売を体験することで、お客様に買ってもらうために仲間や青年部員とコミュニケーションを図ることも学べます。

担当する商品が売れた時の嬉しさやお客様から「有難う」と感謝された時のやりがいを感じてもらうことも貴重な体験です。

射的があります。

射的に参加するお客さんは、出来るだけ的に近づこうと、身を乗り出して、銃を的に近づけていますが、近いから当たるといったわけにはいきません。

玉が、真っ直ぐ飛ぶとは決まっていません。

子供の模擬店(キッズ商人)の屋台で昼食

今日の昼食は、屋台のカレーと牛肉炒め玉ねぎ添えを購入して食べました。

どちらも、450円です。

子供の模擬店ですが、調理は専門店が指導しているので、味は美味しかったです。

ラムネの早飲み競争

カレーを食べている近くでは、ラムネの早飲み競争をしていました。

参加者は子供だけです。

私の思い出に、昔、ビールの早飲み競争で優勝したことがあります。

ラムネの場合は、途中にガラス玉があるので、急いで飲んでもラムネ玉が瓶を塞いで、ラムネ水は出てきません。

キッズあきんどチャレンジ事業は、子供たちが主役です。

会場には、子供たちが駅弁売りのように、台を胸に抱いて、肩からベルトで止めて、食べ物を売り歩いていました。

会場を声を出しながら、売り歩いています。

騒音が大きいので、子供達も大きな声を出して、販売活動をしています。

子供達が主役の販売活動です。

 

子供達の模擬店

キッズあきんどチャレンジ事業の秋は、道の駅があるフローラルアイランドで食べ物を中心にした企画です。

子供たちが主役なので、販売する商品や販促方法、事業計画から決算まで子供たちが中心となって一連の会社経営を体験する企画です。

教科書から学ぶ学び方と違って、子供たちが何を販売するか、淡路島の名産・特産の食材や地元事業所の商品について学ぶことになります。

扱う商品を販売することで、淡路島の風土や気候など地元の嫌いを深め、一次・二次・三次産業について知ることで経済の仕組みを学べます。

【出典:きらっと淡路

カレーと焼き肉を食べた後も、もう少しと、後一品選んだのは、タコ焼きです。

ふわふわ感があって、とても美味しいたこ焼きでした。

これも450円です。これなら、大学祭のタコ焼きにも負けないほどでした。

キッズあきんどチャレンジ事業を見ていて、対比的に思い浮かぶのは、孟母三遷の教えの故事です。
 
 孟子の母は、墓場のそばに住んでいたときは、孟子が葬式のまねばかりしているので、市場近くに転居しました。
 
今度は孟子が商人の駆け引きをまねるので、学校のそばに転居しました。
 
すると礼儀作法をまねるようになったので、これこそ教育に最適の場所だとして定住したという故事です。
 
教育には環境が大切であるという教えです。
 
教育熱心な母親のたとえでもあります。
 
昔は商業が蔑まれていた時代がありました。
 
日本でも士農工商の身分制度では商業は評価されていませんでした。
 
そんな時代の母親が、今日の子供の模擬店(キッズ商人)チャレンジ事業を見たら、きっとびっくりすると思います。
 
しかし、商いをすることは、感謝されること、コミュニケーション、協調性、企画力、リーダーシップ等学ぶことが多いのです。
 
決して、商いは蔑むことではないと思いました。
 

 

2019年11月24日(日)