播州清水寺のもみじ祭り 紅葉は最高の美しさでした。

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播州清水寺のもみじ祭り 紅葉祭りは、夜になると、ライトアップされます。

播州清水寺のもみじ祭り もみじ祭りは北の国から

桜まつりは、南の沖縄から。もみじ祭りは、北の北海道から始まります。

11月の中旬になると、もみじの便りが聞こえてきます。

今年はどこに紅葉狩りに行こうかと考えて、播州清水寺に行くことにしました。

もみじ祭り 播州清水寺までの道

播州清水寺だと、神戸灘区からは、六甲山を越えて、西宮から中国縦貫道路に入り、舞鶴道に道を通って、三田でインターから降ります。

その後カーナビに誘導されて、地道をゆっくりとドライブしていきました。

三田市から加東市へ続く道は、交通量も少なく、山に囲まれた道なので、右にも左にも里山の紅葉が目を楽しませてくれました。

自動販売機で熱い缶コーヒーを買って、車を止めてあたりの紅葉を眺めました。

車も少なく、車を止めてあたりを見回しても、田舎道で誰もいません。

ふと、頭に浮かんできたのは、新古今和歌集に収録されている藤原定家の詠んだ「駒とめて」の一句です。

駒とめて袖打ち払ふ陰もなし 佐野のわたりの雪の夕暮れ

なんだか、秋の物寂しさが似ていました。

もみじ祭りなら播州清水寺

お昼の12時ごろ、播州清水寺に到着しました。

途中にゲートがあって、入山料が1人500円でした。

駐車場に車を止めると、山門をくぐって、本堂の方に向かって境内の紅葉を見ながら進みます。

奥さんは、おなかが空いたというので、茶店で暖かいものを頂きました。

播州清水寺は標高がおよそ500mほどあるので、日は照っていてもお店に入ると寒いのです。

お店では、温かいうどんと、温かいおでんのセットを頂きました。

うどんが660円で、おでんは大根、たまご、あつあげ、こんにゃくの4つで400円でした。

寒がっていると、石油ストーブを席の側まで持ってきてくれて、優しい心遣いに感動しました。

寒がっていましたが、もみじは寒くならないと、紅葉しません。

播州清水寺の境内を紅葉を追って登っていくと、

あちらこちらに小さな灯篭が地面に並べられるように用意されていました。

播州清水寺の紅葉祭り もみじまつり 千燈会

11月9日から11月24日まで、紅葉に合わせて、沢山の灯篭に灯りがともるそうです。

千基の灯篭が山寺の紅葉を照らすという演出です。

光源は電灯です。そのための配線が地面に張りめぐらされていました。

闇夜が来れば、配線は見えなくなり、闇夜にぼんぼりの灯りが浮かび上がります。

きっと、素晴らしい幻想的な光景になると思います。

見たいなぁ!

11月の中旬の日没は、5時を回ってからです。

今から日没まで待つのも時間が長いので、紅葉ライトアップは残念ながら見送りです。

広い境内にあちらこちらにお堂がって、お参りしながら本堂に到着しました。

撮影禁止なので、本堂の中は写真に写せませんでした。

目立たないと隅のほうに鐘撞堂がありました。

いろいろなお願い事を鐘に込めて、播州の隅々まで届くように、

力を込めて鐘をつきました。

鐘撞は1回100円です。

奥さんの評価としては、播州清水寺のもみじは満点でした。

行き交う人は平日のせいもあって、高齢のご夫婦の方が目立ちました。

播州清水寺のもみじ祭り 紅葉祭りにピッタリのスポット

どの景色が一番写真映えするのか、それを教えてくれるのは、

専門家が写した播州清水寺のチラシです。

いただいたもみじ祭りの案内写真を見れば、

ほぼこのあたりが撮影スポットかなと思う場所を見つけました。

写真撮影を禁じていないお堂があったので、お参りして写真を撮らせてもらいました。

地蔵菩薩をお祀りしてるお堂でした。

もみじ祭りは土日は大賑わい

清水寺はよく手入れがされているお寺です。

これだけ手入れすれば、庭師の方への支払いも大変だと思います。

茶店の人のお話では、11月になってからの土曜日曜は、

沢山の方がもみじ祭りに来られるそうです。

今日は平日で、ゆっくり紅葉の鑑賞ができて良かったです。

播州清水寺のもみじ祭り 東条秋津窯 藤村拓太作陶展

境内に陶器を展示販売しているところがありました。

どんな陶器なのか見たくなり、入ってみました。

東条秋津窯の藤村拓太さんの 作陶展でした。

展示場には訪れる人もいなく、とても静かな部屋で、

新作の陶器を見せていただきました。

つい心配したのは、こんなに沢山展示していて、

いくつ販売につながるのか、人ごとながら気になりました。

播州清水寺のもみじ祭り お天気に恵まれたもみじ祭り

静かな山寺で、あまり混雑もなく、ゆっくりとしたもみじ祭りを楽しむことができました。これもお天気のおかげです。

眩しいような陽射しが紅葉したもみじを照らしてくれているので、とても綺麗に見えました。

帰り道、奥さんは、とても美味しそうな砂糖醤油のお餅の匂いがしたので、

今度は焼き餅が食べたいと言って、お餅の売店に行って頂きました。

やはり花より団子です。

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2019年11月14日(木)