徳川実記にみる 8代将軍 徳川吉宗公よりも贅沢な食事 鯛の煮付け定食

投稿No:8346

8代将軍 徳川吉宗公でも食べなかった 鯛の煮魚定食を選びました。

徳川実記にみる 将軍吉宗の 質素倹約

淡路島をドライブして洲本まできました。

ドライブ中に、奥さんと話していた話題は、今の一般庶民の方が昔の殿様より贅沢なものを食べているという話をしていました。

大学生の時、日本史のゼミでは徳川実記を教材にして、先生から徳川実記に記載されていた江戸幕府の財政についての演習がありました。

江戸幕府の財政危機を迎えていた時期に将軍に就任した徳川吉宗は、自ら質素倹約を実行し、さまざまな政策を打ち出し、享保の改革と呼ばれる財政立て直しに着手しています。

この時、吉宗は幕府の財政を立て直すために、幕府の歳入となる米の増産に取り組み、歳出である幕府の人件費の削減や、一般会計の削減のために、質素倹約を奨励した話が、歴史書、徳川実記に詳細に記述されていました。

その話を奥さんに話しながら、今日のお昼は何を食べようか、ということになったのです。

洲本で見つけた さざえのつぼやき

お昼はどこで、何を食べようかと、車をゆっくり走らせながら、お店を探しています。

暑さに負けたのか、あまり食欲がありません。

どこか、これなら食べられるというものを探して、元気を付けたいと思す。

洲本市のヨットハーバーがあるあたりに来てみると、サザエのつぼ焼きの看板を外に出しているお店を見つけました。

猛暑日が続いているので、日中は家にこもっているのか、洲本の街には、あまり人出が見当たりません。

寒いのも困りますが、暑すぎるのも困ります。

多幸花(たこはな)

道路はカンカン照りで、アスファルトは溶けそうなほどの暑さです。

余り迷ってばかりいると、暑さに負けそうなので、多幸花(タコハナ)に入ることにしました。

車を駐車場に止めて、お店の中に入ってみました。

サザエのつぼ焼きよりももっと栄養になりそうなものがありました。

それは、鯛の煮魚定食です。

歳入より歳出の方が多い 幕府財政

お店にはいると、また徳川実記の将軍吉宗の話に戻ります。

平均寿命が40歳ぐらいで、60歳なら大年寄り、ともいわれた江戸時代中期に約30年将軍職に在任した徳川吉宗は、66歳まで生きたのですから、大変な長寿でした。

結果的には、贅沢な食事をしないで、質素な食事にして、3食を2食にしたことが体に良かったようです。

吉宗が8代将軍に就任するまでの、江戸城での将軍の生活は、大奥も含めて大変な散財をしていたようです。

今の安倍晋三内閣の方がもっと借金財政なのですが…。

将軍吉宗に比べ 大変な贅沢な食事です

他のお客様も大勢いたので、それなら流行っているお店と思って、ここに来ているお客様を見てみると、ほとんどの方が観光客のようでした。

お店のオーナーは、お年寄りのご夫婦が二人きりで店を回しているようです。注文は鯛の煮つけ定食にしました。

大きな鯛を一匹まるごと煮て、みそ汁、ごはん、一菜、漬物で850円でした。

鯛の一番おいしいところはどこでしょうか?

奥さんに質問です、鯛の一番おいしいところはどこでしょうか?

子供のころ、母親から教えてもらったのは、鯛の一番美味しいところは眼肉です。

昔のお殿様は、鯛が出ると、目の周りの眼肉だけを食べて、後は家来にあげていたという話を聞きました。

しかし、少しずつ歴史の勉強をしていると、江戸時代のどこのお殿様も、財政改革に取り組んでいて、鯛の目の周りの肉だけを食べて、あとは食べなかったというのは作り話だということが分かりました。

まとめ

8代将軍吉宗でさえ、幕府の財政改革に取り組んで、食べるものも、着るものも、相当切り詰めた、享保の改革をしていたのですから。

今日の私の食生活は、たぶん8代将軍吉宗より、きっと贅沢なのを食べているのではないかと思いながら、ありがたく鯛の煮つけ定食を頂きました。 

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2019年7月25日(木)