神戸の六甲山の麓を飛び交う寒雀の組織的連係プレーの観察

2010年2月17日(水)出勤する前に、外を見ると、梅の花にたくさんのスズメが集まっています。

寒雀

出勤前の僅かな時間ですが、冬のエサの少ないときに、スズメは何に寄ってくるのか、見てみることにしました。

寒雀

見つけた時は、梅の花を突いて、蜜を吸っているようですが、冬の寒い頃は、エサが少ないと思い、古米を撒いてあげました。

寒雀

そうすると、雀たちは周囲を伺いながら、警戒しながらも、一羽が舞い降りて、古米を食べ始めると、その後は、次々に梅の小枝から飛び降りて、古米を一生懸命食べています。

寒雀

監視係がいるようで、人の気配がすると、一斉にまた梅の小枝に戻り、周囲が落ち着くのを待っています。

寒雀

さらに、警戒を要するときは、梅の小枝からも、飛び散って、ご近所の屋根に避難しています。

寒雀

このスズメたちは、きっと、一つの家族か、ご近所同士なのか、お互いが信頼感に結ばれて、周りを監視する役や、エサを見つける係、食べる順番など、組織的連係プレーが出来ていることに感心しました。

 2014年2月17日