神戸生まれ 土佐清水ワールド 土佐清水発祥 藁焼き鰹のたたき 土佐清水漁港 窪津漁港から新鮮な魚介類を直送。
投稿No:8332
神戸生まれ 土佐清水ワールド 土佐清水発祥 藁焼き鰹のたたき 土佐清水ワールドの人気の秘密
神戸生まれ 土佐清水ワールドの情報
最近土佐料理のお店が三宮に増えて、うちの店のお客さんが減った、という話を、なじみの土佐料理のおかみさんから聞きました。
それで、どんなお店なのか、実地調査に行ってきました。
土佐清水ワールドについて調べると、こんな会社です。
神戸三宮にて地方活性化型飲食店を展開する、株式会社ワールド・ワン(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:河野 圭一)
『土佐清水ワールド』は、高知県土佐清水市の生産者や現地企業及び土佐清水市と連携協定を結び、現地の食材を使ったメニューを提供する郷土活性化型居酒屋。
神戸三宮と東京上野に5店舗を展開。土佐清水市発祥とされるかつおの藁焼き塩たたき(950円~/税別)などの郷土料理の他、宗田節をはじめとした現地で生産されている特産品を活用した料理を提供している。
土佐清水市連携店舗の増加により、土佐清水市からの仕入れ額も順調に拡大。それに伴い、鮮魚の仲買いと現地一次加工の機能を持った土佐清水支社「土佐清水活性化組合」を設立し、目利きによる、より高品質で旬な食材を提供することが可能となった。
出典 フードリンクサービス 2019年7月23日(火)10:55
土佐清水ワールド三宮中央通り店
今日のお昼は調査を兼ねて、土佐清水ワールド三宮中央通り店へ行きました。
土佐清水ワールドは神戸が発祥地です。
全国で8店舗あり、主に梅田・三宮・東京にあります。
土佐清水ワールドが人気付いているので、他の土佐の郷土料理のお店にも、影響が出ています。
お店の前に、出ていた広告は、カツオの藁焼きたたきです。
歌舞伎座の役者の名前を上げるように、土佐清水ワールドでも人気メニューをお店の屋根のあたりによく見えるように、表示していました。
連携協定店とは
土佐清水ワールドは、土佐清水市連携協定店ということです。
連携協定店とはどういうことでしょうか。
神戸三宮に飲食店を16店舗展開する、株式会社ワールド・ワンは、高知県土佐清水市と連携協定を結び、アンテナショップを併設する飲食店『土佐清水ワールド』を2015年6月17日(水)にオープンいたします。
『土佐清水ワールド』は、土佐清水発祥とされる藁焼きのかつおのたたきをメインに、土佐清水市内にある土佐清水漁港や窪津漁港から新鮮な魚介類を直送。
その他現地で生産されている宗田節を活用した料理の数々と特産品を活用した料理を用意しております。
URL:http://r.gnavi.co.jp/k678714
【連携協定の背景】
3年ほど前に代表取締役の河野が土佐清水市を訪れ、その時にお会いした方々と食材の流通でお付き合いが始まり、年に一度のペースでワールド・ワン各店で土佐清水フェアーを開催していました。
その都度現地に訪れたり、現地の方々が神戸に視察に来てくださったりと、交流が深まりました。
そして今年に入り新たな挑戦として、土佐清水を題材としたお店を作ろうという話が上がり、その為の流通の強化や生産体制の強化などを現地で進めていく中で、各企業との取り組みではなく、ワールド・ワンと土佐清水市との取り組みとして強化していくにあたり、連携協定に至りました。
【『土佐清水ワールド』の特長】
(1)土佐清水発祥の藁焼き
かつおのたたきをはじめ、ぶりの藁焼きや四万十鶏の藁焼きなど数種類の藁焼きを用意。カウンターの前で炎を上げながら焼かれる藁焼きは臨場感たっぷりなので必見です。
(2)土佐清水市と連携協定を実施
土佐清水市と連携協定を結ぶことで現地とのつながりを強化し、郷土の第1次産業の活性化につなげ、さらに生産量の向上と流通の効率化を図ります。
(3)アンテナショップを併設
郷土の特産品や加工品などを店頭で販売しながら、テイクアウトで藁焼きかつおのたたき、焼きさば寿司などの惣菜品なども販売。
土佐清水市のアンテナショップとしての機能も担っております。
出典 ワールド・ワン プレスリリース 2015/06/10
神戸生まれ 土佐清水ワールドはワールド・ワンが経営
土佐清水ワールド三宮中央通り店は、表通りと違って、少し奥のほうにあるので、人通りは少ないところです。
奥さんとメニューを見て何にするのか、相談しました。
注文したのは、かつおの藁焼き定食です。
藁焼き定食は、ランチタイムだけのサービス定食です。
カウンター越しにガラスで仕切ったカツオを藁で焼く調理場が見えました。
実際にお客様に藁でカツオの刺身を焼くところが見えるように、パフォーマンスを演出しています。
土佐清水ワールドは、他では味わえない焼きたての「かつおの藁焼きたたき」が絶品なんだそうです。
全国的に有名なかつおのたたきの発祥地は土佐清水です。
土佐清水ワールドではその場でかつおを藁焼きにするため、焼きたてで温かく香りの高い「かつおの藁焼き」が提供されています。
豪快な火柱と共に焼き上げられる藁焼きを、まずは塩たたきで堪能するのがお勧めの食べ方だそうです。
お昼なのに、食べていいのかなと思ったのが、にんにくです。
カツオのたたきといえば、にんにくをポン酢で頂くのが定番なので、ためらいながらも生のにんにくをつけて、頂くことにしました。
土佐清水ワールドのカツオのたたきは、分厚い切り方です。
一切れがとても分厚いので、驚きました。
見た目に雪が降っているように、たくさんの塩をかけていたので、これは余計なサービスです。何しろ、塩分を控えないといけないのに、こんなに塩がかかっていては、困ります。
箸で塩を払いのけて頂きました。
もう一品は蒸籠です。
実にあっさりとした味で、梅雨明けの暑い時期には、冷たいお蕎麦がピッタリです。
薬味は、ネギとみょうがとのりとワサビです。
食べ始めたころ、これもお願いしますと、テーブルの上に強制的に置いてきたのはアンケートです。
アンケートを書くと、何か特典があるのかなぁと確かめてみると、特典は何もありません。
強調していたのは、本日一番輝いていたスタッフは誰でしょうか?という質問です。
これは、スタッフのモチベーションを高める為の質問だと思います。
こんな質問があると、スタッフは自分の名前を書いてもらえるように、頑張ると思います。
小さな水槽があったので、近づいて水槽の中を確認すると、水は入っているのに水槽の中は空っぽです。
レジのスタッフに、あの水槽の中には何が入っているのですか?と尋ねると、貝を入れているそうです。
どんな貝かといえば、土佐清水ワールドの店舗のインテリアに使っている貝です。
スタッフの指さす方向に、壁にはたくさんの貝が装飾に使われています。
電灯のほやにも、ホタテ貝が使われています。
まとめ
土佐清水ワールドは神戸の飲食店を経営するワールド・ワンのグループ店です。
グループ店には、金魚とカラスがあります。
金魚とカラスは、飲み会で利用したことがあります。若者相手の居酒屋さんです。
土佐清水ワールドが人気店である要因をいくつか見つけました。
一つは、金魚やカラスのように価格が安いことです。
価格が安いのに、新鮮な食材を使っていることも、人気の秘密です。
宴会に力を入れているようで、夜には相当お客さんの予約があるようです。
流行る店は流行るための仕組みを考えています。
その一つに、調理をカウンター越しに見せるパフォーマンスです。
カツオを藁で焼けば、一時藁で炎がたちます。
これは、目を引くパフォーマンスです。
金魚やカラスのレベルから、少しレベルを上げてきたように思います。
2019年7月24日(水)