わずかの時間と距離で、北六甲の避暑地へ 六甲高山植物園(2)
六甲高山植物園には、たくさんの種類のアジサイの花が咲いています。
六甲高山植物園に、
こんなにたくさんの種類のアジサイの花が咲いているとは、
知りませんでした。
コチラは、見事な大輪のハイドランジア。
7月上旬から咲き始めます。
アジサイは、半日陰を好みますが、
日に当たると、とても美しく輝き出します。
ガクアジサイです。
ガクアジサイは、半日以上、日が当たり、
水はけのよい場所を好みます。
ひっそりと、可憐に咲いています。
7月の六甲高山植物園のお勧めの花は、
ニッコウキスゲ、カライトソウ、シモツケソウ、
キレンゲショウマ、ナツツバキ、シチダンカ、
ハナイカダ、キンロバイなどです。
これを追いかけて、見てまわります。
ニッコウキスギが見頃ということです。
どこにあるのか、地図を片手に、植物園を探してまわります。
だらっと歩くより、何かを探す目的を持って、
あれかな?これかな?と、
尋ねながら園内をまわる方が、面白いのです。
シモツケソウを見つけました。
途中に、休憩所があり、日陰で池を見ながら、
目を山の峰に移してみると、
ほんとうに早い速度で、雲が流れ、
すぐに大空のキャンパスが、描き変わっています。
六甲高山植物園 で森林浴
素晴らしい青空です。
森林浴とは、このことかと思いました。
日に当たる場所もあれば、緑陰の場所もあり、
休憩所で一服するときのお茶は、とても美味しく感じました。
なんと、六甲高山植物園には、
天皇陛下行幸記念碑がありました。
天皇陛下とは、昭和天皇のことでした。
休憩所の中に、
六甲高山植物園を案内する
映像館(所要時間20分)がありました。
ここで、六甲高山植物園の歴史や、
見所が、短時間で紹介されています。
お勧めのニッコウキスゲの群生を見つけました。
このニッコウキスゲの花は、
朝顔やハイビスカスのように、
わずか1日で咲き終わってしまいます。
そんな知識を得ると、
わずか一日で咲き終えるニッコウキスゲに、
「お疲れ様」と声を掛けたくなってきます。
カライトソウを見つけました。
ユリの季節にもなっています。
ササユリや、オニユリが咲いています。
入園料を払って、植物園を歩くときには、
タダで野山に入るよりは、
何かを見つけないとという、
目的意識が沸いてきます。
一応、7月を代表する花を見たので、
満足して、植物園を出ます。
六甲山を下りるとき、天狗岩の見晴らし所で、
灘区や、大阪湾の景色が一望できました。
この近くに、観光客の人達が、可愛がって餌をやり、
人に懐いているネコがいました。
かなり人気者のようです。
神戸空港も、大阪湾に向かって右側の方向に見えました。
六甲山の麓には、神戸大学のキャンパスが
広がっている様子も見えました。
「松葉博雄の家はどこかな?」と、探して見ましたが、
小さすぎるのか、確かめられませんでした。
六甲山から見て、「うちの家はここ」と、
言えるぐらいになるには、
相当高いお家か、相当広いお家です。
3時間ぐらいの避暑が終わり、
ぐねぐねとまわるドライブコースを下りて、
お家に戻ってきました。
下界では、30度を超える暑さです。
早速、冷蔵庫からビールを取り出して、
りんりんに、六甲山の話を聞かせてあげています。