沖縄恩納村で獲れたイワシを神戸の自宅でめざしに加工しました
2007年11月上旬のことです。山田ルネッサンス沖で獲れたイワシは、ただちに、前兼久漁港に持ち込まれ、皆さんに手伝ってもらって、網に掛かったイワシを外します。
やってみると、なかなか難しい作業です。イワシは、頭から網にもぐりこむ形で引っかかっているので、無理に剥がそうとすると、イワシを傷つけてしまいます。
しばらくやっているうちに、こっちが疲れました。イワシを少し回転させながら引き抜けば、あっさりと抜けます。
イワシの美味しい食べ方は、刺身にすることです。獲れたてのイワシの頭と尻尾を取り、鱗をはいで、腹を割いて、そして、酢醤油で頂きます。
松葉博雄は考えました。神戸でめざしを買えば、割りに高いのです。そこで、こんなにたくさん取れたときは、このイワシを使って、メザシを作ってみようと思います。
石川善忠さんは、黙々とイワシの鱗を取ってくれています。鱗を取ったイワシを頂いて、塩をまぶして、釣り糸の太い糸でメザシを刺しぬき、天日に干してみます。
数時間もすると、イワシの生乾きができました。いったんホテルに持ち帰り、ホテルでもまた干して、神戸に持ち帰り、家で完成です。
お店で売っているメザシと遜色のない美味しいメザシが出来ました。しばらくこれをあてに、ビールを頂きます。