岡山市で会席料理 日本料理「穂浪」 鰆のお刺身と岡山の備前焼の冷えたグラスでビールを飲み、少量多品種の充実した和食を頂きました
岡山市で会席料理 日本料理「穂浪」岡山市北区蕃山町7-31 086-221-8055 鰆のお刺身と岡山の備前焼の冷えたグラスでビールを飲み、少量多品種の充実した和食を頂きました
岡山市で会席料理 日本料理「穂浪」
岡山で会席料理を頂きます。岡山の会席料理を食べようと向かったお店は、
日本料理「穂浪」です。
岡山の備前焼の冷えたグラスでビールと一緒に
少量多品種の充実した和食を頂きました
以前は、家族で食事に行きましたが、今日は家族プラス親戚の皆さんで、
10人を超える人数になっています。
人数が増えると、向かいの席や隣の席の人との会話となり、
端から端の離れた席の会話にはなりません。
とても姿形の良いウニがお皿に盛られています。
ウニを獲って、殻から取り出して食べたことが沖縄で何度もあるので、
これだけの良い形を保つにはきっと何か加工しているはずだと思います。
岡山は、鰆(さわら)が有名です。
神戸で鰆の新鮮な刺身を食べようと思えば、かなり高いお店になります。
鰆も鮮度の維持が大変なのです。
「魚偏」に「春」と書くので季節は春と思いますが、
10月の中秋にも出てくるのです。
タコは、生ダコや茹でダコもありますが、
今日のタコは炊いて味付けした切り身です。
これだと柔らかくて、歯が悪い人でも食べられそうです。
日本料理は、味だけでなく食器と季節感で味を頂くよう工夫されています。
お魚を盛り付けるお皿に、ちょっとイチョウの葉を添えてみたり、
食材で菊の花の盛り付けをしています。
食べてばかりいないで何か話題を出して話を盛り上げる必要があります。
そこで、先日突然、オランダからやって来た、ブローケル夫妻の話をしました。
これは、皆さん関心が沸き話が弾みました。
今日の岡山での会食に参加している親戚の中に、
丹波篠山のことが詳しい人がいたので篠山の話も振ってみました。
松葉博雄が若い頃は、親と一緒に和食を食べると
「随分と量が少ないなぁ」と思っていたのですが、
だんだん年を取ってくると、
「こんなに食べきれないなぁ」と感じるようになりました。
その違いは、若いときは酒やビールを飲まないで
出てくる料理を食べることばかりでしたので
「早くご飯が出ないかな」と思っていたところにあります。
ビールを一緒に飲みながら日本料理を頂くと、
日本料理が少しずつ時間を置いてゆっくりと出てくるテンポが分かりました。
今頃分かったのは遅いのですが、
日本料理はお酒やビールに合わせて作っていると思います。
岡山での会食はゆっくりとした速度で会話を楽しみながら、
出てくる料理を愛で、ビールや酒を一緒に飲んでちょうど良いテンポになります。
でも、お酒を飲まない人はきっと
「早くご飯が出てこないかな」と思いながら食べていることと思います。
岡山の会食料理屋「穂浪」では、
何種類の料理が出てきたのか分からない程、
少量で多品種のお料理を頂きました。
岡山の代表的な焼き物は備前焼ですが、ビールのコップも冷えた備前焼のグラスでした。
今日の岡山で会席は故人を偲ぶ会でした。いろいろな思い出話が出て、
きっと故人もくしゃみが出ているはずです。
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07年10月22日(月)